「信頼棺」という名の安心感

誰にも話したくないとても恥ずかしい話をここに書かせてください。

 

この石材店という仕事を始めてまだ数年の若輩者だった頃、石材店の常識とか当然、わきまえておくこととか、そういうノウハウというか当たり前のことをまだまだあまり知らなかった頃です。

 

新しいお墓を建てて、納骨日、納骨のお手伝いにお墓に参りました。なんと、お墓に到着すると、施主様、御親族、ご住職とすでにお揃いで、納骨式も私が一番遅く到着しました。

 

今なら、とんでもない失態、と恥じ入るはずなのですが、当時は、「あ、ちょっと遅かったかな。。。でも約束の時間前だし、いいか。。。」程度の気持ちしかありませんでした。

 

でも、それが大きな失敗だったのです。納骨するとなり、お墓の中を開けるために、カロート(納骨スペース)の蓋変わりの水鉢という石を開いた時、愕然としたのでした。

 

納骨スペースの中に満杯の水が溜まっていたのです。

 

180525_2

 

 

この時の私の気持ちは、果たしてお読みのあなたにわかるでしょうか?

 

もし、石材店関係者なら、その時の私の気持ちはおそらくわかっていただけると思います。

 

背筋に氷を入れられたような気持ちというのか、一瞬、すべてを投げ捨てて、逃げ帰ろうとまで思いました。それほどのことだったのです。この水たまりの中にお骨を入れなくてはならない、ということは、決してあってはならないことです。

 

これが「施主様」つまり、納骨する遺族の立場ならどう思うでしょうか?

 

大事な、亡くなったばかりの父(?)の遺骨を納骨しようと思って、お墓の中をのぞいたら、そこは満杯の水が溜まっていた、となっていたら。到底、そこに父の遺骨を納める気にはなりません。「親父を水の底に沈める気か!!」と怒鳴ってもおかしくない場面です。

 

せっかく高額のお金を払って、お墓を建てて、やっと親父の安住の地を用意できた、と安どしたのに、その終の住処が、とんでもない欠陥住宅だったとなったら。。。雨漏りどころじゃない、プールのような水が溜まる家だったなんて。。。

20180324_161752-e1536914894633-1

 

 

これは私の公表したくない恥ずかしい過去ではありますが、決して珍しいことではないのです。お墓とは、雨漏りしてしまう構造をしているものなのです。これは、石材店の関係者にはよくわかっている人も多いし、あまりお墓のことを詳しくない人にとっては、知らないことでもあります。がしかし、厳然たる事実です。

 

どうして、雨漏りしてしまうのでしょうか?屋外に建てて、常に雨が降る状態ですらあるお墓でどうして、その雨がお墓の内部にまで、侵入してしまうのか?

 

答えは簡単です。

 

お墓はその性質上、お骨を納めるスペースが一番大事ですが、そのためには、お骨をそのお墓の中に収めること、つまり納骨ということを構造上、しなくてはならないからです。その納骨するということは、お骨を納めるカロートと外とを繋ぐ納骨口が必要です。その納骨口から、どうしても雨水が入ってしまうのです。

 

家なら、だれかが住んでいるので、雨漏りし始めると、誰かが気づき、対策を施します。でも、お墓は雨漏りしても、誰も文句を言いません。言いたくても。。ですから、気づいた時には、お骨がプールの底に沈んでいるような状態になってしまうのです。

 

どんなお墓でも、起きます。起きる可能性があります。構造が同じだから。納骨口があるから。

 

ですから、一番最初に書いた、「石材店のマナー」とか「石材店の常識」となるのです。

 

つまり、納骨する日、一番乗りして、誰も来てないときにお墓にやってきて、納骨口から、カロート内部を確認するのです。水浸しになっていないか? お骨がプールの底に沈んでいないか?

 

もしかして、いや、もしかしてではなく、実は多くの石材店の皆さんは、私と同じ経験をして、恥をかいて、穴があったら入りたいくらいの気持ちを感じて、納骨のお手伝いをしているのかもしれません。でも、いつまでそんなことを感じながら、納骨のお手伝いをしていけばいいのでしょうか?

 

「何とかして、そんな心配する必要ないお墓ができないものか?」

「雨漏りしないお墓を望むのは、不可能な夢なのか?」

「お墓は水浸しになることが当たり前のことなのか?」

 

そこで出会ったのが、「信頼棺」というお墓でした。

 

雨がお墓の内部に侵入しないお墓がある、と聞いて、あるならぜひ見てみたいと思い、何とか見てみたい、感じてみたい、構造を知りたい、私も手掛けてみたい、そんなことを熱望していた時、思いかけず「この信頼棺の代理店をしてみませんか?」というお話をいただいたのです。

 

早速、すぐに代理店契約させていただき、その構造をしっかりと教えていただき、実際にそのお墓を建てている現場を見学に行き、しっかりと理解できたのです。

 

それは、あるものが全く同じだと思いました。

 

000000000532

「蓋付きのビン」です。

まさしくこれにぴったりの構造なのです。ビンだから、密閉してしまうと、その中に水が入るということはあり得ません。まさしくそういう構造なのです。少し違うのはお墓とは基本的にその下の地面と接しているというのが前提です。底も仕切られた完全な密閉空間はそれはお墓ではなく、納骨堂となってしまいます。お墓とは、地面と接して、つながった構造なので、どうしても外部から水分が、湿気が入ってくる可能性があるのです。湿る、湿気ということです。なので、私は完全防水構造とは呼びたくないです。そうすることは可能ですが、そうしてしまうとお墓ではなく、納骨堂となってしまうと考えるからです。ですが、少なくとも、雨水が入ってくるお墓とは、まったく別次元の構造だ、ということは間違いないです。

 

この信頼棺というお墓と出会って以降、私は一つの安心感を感じております。

 

水、雨水におびえながら、納骨式の手伝いをしなくてもいい、という安心感です。

大切な父の遺骨を雨から守り、水から守ることができるお墓を自信をもってお勧めできるという安心感です。この安心感をお墓を建てるすべての人と共有できる日が早く来ることを私は待ち望んでおります。家が雨漏りせずに快適に住むことができるように、雨漏りせず、お墓の底にプールができないように。

「信頼棺」西日本では初めての「雨漏りしないお墓」です。

 

お問い合わせ先は、「信頼棺」正規代理店、おおきた石材店へ。

 

メールお問合せ