お墓を建てるとき、大事な5つのチェックポイント③


(この記事は連続物です。最初の記事はこちら。。。

墓地の場所が決まったら、後はお墓を建てる、ってことですが
たいがい、お墓は石でできています。
その石はどこで採れた石か、ご存知ですか?

お墓に使う石の選択、
実は非常に難しいし、
リスクが高いんですよ。

ということで、
お墓を建てるとき、大事な5つのポイントその2は
「お墓に使う石の選択」です。

ところが、この石の選択って非常に難しく、リスクも高いんです。

あなたはお墓を建てたいと思った時、
石をどんな基準で選びますか?

  • 値段
  • 産地(国産か外国産か)
  • 性質(硬いとか水を吸いにくいとか)
  • 見かけ(目が細かいとか荒いとか)
  • 目立つ石か、目立たない石か

更に言うと、デザインもありますね。

伝統的な和型の三段墓で頭は陣笠頭で
二重のカトウ彫(額縁加工)、頭に浮き出し紋。
というのが、但馬、豊岡あたりの伝統的な形です。
(伝統といっても、私の父が一番仕事していた昭和40年代~平成10年までくらいに
一番多く建てられたお墓の形なんですが。。。)

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こんな形ですね。

今の形なら、テーラーメイドのデザイン墓、
完全オーダーメイドのお墓ってのもありますね。

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それぞれに似合う石があって、似合わない石もあって、
特に最近のデザイン墓は目立つ石が多く使われがちです。

あるいは、
全て手加工の小たたき仕上げの
古代型五輪塔、というものもあります。

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これら、それぞれに合う石、会わない石ってあるんです。
それを全て把握して、それぞれに相応しい石を選び出すって
私たちプロでもそう簡単なことではありません。
ましてや、素人の方には至難の業です、よね。

さて、考えることはまだあります。

石は自然のものです。
ある程度、品質にばらつきがあり、
時として、これは商品にならないのでは、という石も
当然あるわけです。
それがひと目で分かればいいんですが、
分からないことがあるんです。
しかも、分からなければ、正規の商品として
使われてしまいます。

採掘してしばらくすると、色が変わる石があります。
それを想定内として使うのか、
それとも想定せずに使うのかでぜんぜん違います。

吸水率の高い石、
水をよく吸う石ってことですが、
どういう事態になるか、ご存知ですか?
それくらいなら、かまわないってこともあるかもしれませんし、
え、それはまずいだろ。って人もいるかもしれません。

お墓を建ててしばらくすると、いろいろ表面が変化してきます。
それが生きている石の特徴ですが、
どう変化するのか、
どのくらいの時間で変化するのか、
どれくらい変わってくるのか、
いろいろな事態があります。

そういう変化が起きやすい石、起きにくい石って
あるんです。その部分も考えるべきじゃないですか?

そのそれぞれをある程度、知って
想定して、お墓を考える、
石を選ぶってことをすべきじゃないでしょうか?

石の選択って奥が深くて
非常に難しいです。
なので、どうしても新しい石って
使いづらくなってしまうんです。

次は実際にお墓を建てるときのポイント

 

 

お墓を建てるときに大事な5つのチェックポイント
○ お墓を建てるときに大事な5つのチェックポイント①~はじめに
○ お墓を建てるときに大事な5つのチェックポイント②~墓地選び
○ お墓を建てるときに大事な5つのチェックポイント③~石選び (←この記事です)
○ お墓を建てるときに大事な5つのチェックポイント④~基礎が大事
○ お墓を建てるときに大事な5つのチェックポイント⑤~地震対策
○ お墓を建てるときに大事な5つのチェックポイント⑥~アフターメンテ

 

 

       
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大北 和彦(おおきた かずひこ)
1966年生まれ。昭和元年頃から続く「大北石材店」3代目。さほどの強い動機もなく始めた石材業だったが、仕事を通じて石にかかわる楽しさ、墓の素晴らしさに目覚め、お墓のプロの証「お墓ディレクター2級試験」第1回試験に合格、その翌年初めての「お墓ディレクター1級試験」にも一発合格し、但馬で唯一の「お墓ディレクター1級を取得する石材店」となる。
本人は兵庫県でも指折りの「お墓好き」を自任するが、その大好きな墓石について、困っている、悩んでいる人が多いことに気づき、墓石についての疑問・質問に答えるため「お墓Q&A」をブログにて執筆中。
1000記事を目指している。