伯父のお墓を作る~③


えっと、
但馬、豊岡のお墓のプロ、大北です。

昨日まで、お墓の加工シリーズだったんですが、
私の伯父のお墓なので、
【伯父のお墓を作る】シリーズに
名称変更します。。。(^_^;)

その加工シリーズの第3回目。

戒名碑の角の加工です。

ダイヤモンドグラインダーで
形を作りました。

DSC_0004

後は、光沢が出るまで
ひたすら磨く工程です。

DSC_0005-2

メタル番手は今回は使いません。
左2つはメタル番手です。
100 → 200 → 500 → 1000番手まで
このツインカーシリーズで
【下地を出す】という工程をします。

これを疎かにすると、いい光沢が出ません。
一番大事な工程と呼べるかもしれません。

DSC_0029-2

その後、上の4枚のフレキシブルパットを使います。
フレキシブルパットとは
表面(写真では見えない下面)に研摩材が張ってあって、

裏面に
べリベリってくっ付くファスナーというものがついていて、
工具と固定できます。

やや、弾力というか、曲面にフィットする感じなので
外側のアール面を光沢加工するには向いています。

なので、仕上げの光沢出しの工程はこちらの
【セラミカ】という光沢研摩工具の方が
向いている気がします。

 

ただひたすら、数字の小さい番手から
大きい番手に
交換、磨く、確認、磨く、完成後
交換、磨く、確認、磨く、完成後、
パット交換、磨く、確認、磨く、完成後、
パット交換、、、、続くわけです。

磨けてなければ、その番手まで帰って
もう一度そこから
磨く、確認、磨く、完成後、
パット交換。。。。と続きます。

 

DSC_0010

と、ずっと磨いていって、最後、

光沢出し(黒パット)が出来た状態。
やっと磨けました。
それで終わりではないです。

面(かど)磨きが残ってます。

DSC_0030

面取り(面磨き)はこちらの工具で。

こちらは乾式(水を使わない)ので、
どの程度磨けているかどうかが
わかりやすいです。

それをすべてやって、
しかも両面やって、

完成。

DSC_0025

たった、これだけの面を磨くまで完成するのに
半日以上かかります。(私なら。。。(^_^;)
早い人でも、半日弱はかかると思います。

お墓を作るって
大変な作業ですよね。。。

 

 

       
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大北 和彦(おおきた かずひこ)
1966年生まれ。昭和元年頃から続く「大北石材店」3代目。さほどの強い動機もなく始めた石材業だったが、仕事を通じて石にかかわる楽しさ、墓の素晴らしさに目覚め、お墓のプロの証「お墓ディレクター2級試験」第1回試験に合格、その翌年初めての「お墓ディレクター1級試験」にも一発合格し、但馬で唯一の「お墓ディレクター1級を取得する石材店」となる。
本人は兵庫県でも指折りの「お墓好き」を自任するが、その大好きな墓石について、困っている、悩んでいる人が多いことに気づき、墓石についての疑問・質問に答えるため「お墓Q&A」をブログにて執筆中。
1000記事を目指している。