兵庫県豊岡市のお墓と墓石のアドバイザー

日本の石がある風景①

    
\ この記事を共有 /
日本の石がある風景①

またもや勝手に新しいシリーズを作ってしまい、
やばいな~~
整理が苦手な私としては、
これ以上増えるのは、
非常にやばいな~~と
思いつつ、やりたいので、やります(^▽^)/

新シリーズ、

「日本の石がある風景①」

②以降はいつ投稿できるかどうかわかりません。
ていうか、
これで終わり??
となるかもですが、

今はこれが書きたくて仕方ないんで
とりあえず書きます。

(じゃあ、シリーズって書くなよ。。。)

。。。

第一回は、大阪府能勢町から採掘される
「能勢石」です。
黒御影石です。

この石は、私の住む豊岡はもとより
但馬全域で記念碑等に使われています。

DSC_0038

このように土地改良碑とか忠魂碑は
能勢石が使われる確率高し!

 

DSC_0039

うちの隣の地区にもこのように、能勢石で記念碑建っております。

このように、額縁にして、その内部を磨き、
文字を彫刻する、というのがこの石の王道ではないか、
そう感じます。

この石の形は自然が作った造形ですから
いい形の石に巡り合えば、ほぼ8割は
うまくいったようなものです。

いかに出会えるかどうか、が大切なのかもしれません。
「下坊石材」の展示場に行けば、きっと出会えると思います。

DSC_0042

足元にも、能勢石の小さなものを使って
囲っております。
このように、記念碑にはピッタリなんです。
捨てる石がない、というか。

そして、こちらは文字彫刻の様子。

DSC_0047

しっかりと手彫りで彫刻されています。

 

DSC_0049

素晴らしいですね。

 

DSC_0052

この碑は全体のバランスもよい、
文字もよい、
文字彫刻もよい、
額縁加工のサイズもよい、
と、とてもバランスのいい記念碑なんです。

 

 

DSC_0057

能勢石の魅力を余すことなく、表している
素敵な記念碑だと思います。

DSC_0061

このように正面をカットしてしまう場合もあるんですが、
こうしてしまうと、やや野暮ったくなる気がします。

 

DSC_0084

また、このように足を付けたものもたまに見かけます。
でもこの足はちょっといただけない、かな?

 

DSC_0075

カットした石を足に使うのは、やめた方がいいのかもしれません。

個人的意見ですが、
「能勢石」は自然の風合いを最大限利用して、
作られるべきではないかと。
それだけに、
やっぱり、自分が気に入った石に出会えるかどうかが、
大事なのかな。

Copyright©おおきた石材店,2024All Rights Reserved.