納骨の仕方、関東と関西とその他


おはようございます。
今日は意外と知られていない、
納骨の仕方をご紹介します。

関西の方はあまりご存じでない
「関東型の納骨」から紹介いたします。

【関東型の納骨】

お墓の前にある板石。
拝石といいます。

これを取り外すと、穴が開いています。

5527_350656021740541_1206468033_n

このような穴が開いております。

そこへ、納骨します。
上の写真良く見たら棚になっていて、
そこに壺が置いてあります。
ここに納骨します。
そして、そこが一杯になったら
古い遺骨からその下が土になっていて、
そこに壺から遺骨を出して、埋葬して、
順次、「土に還って頂く」という
方式です。

a5d96244-s

関東はすべての焼骨を基本、骨壺に収まるので
このように巨大です。
その分、納骨スペースも大きくなっております。

1011772_475096299234249_746513551_n

このように、拝石の上に置いてある線香立をどかして、
拝石をはずして、その穴から、
が、関東型の基本ですので、
けっこう大変です。
重たいです。
素人の方はけがをされる可能性もあるので、
石材店にお任せするのが、いいのではないでしょうか。

1900155_596634240413787_891090474_n

こちらの写真もそうですね。
板石、つまり拝石が外されています。

【関西型の納骨】

一方、関西型の納骨は
下の写真のように、
真ん中にある水鉢を手前に倒すと、
納骨口が見えます。

 

DSC_0017

この中が納骨する会所、玄室となっています。
関東型に比べ、狭く、それほどたくさんのお骨が入りません。

DSC_0018

ですから、関西は壺も小さいです。
このように関東の半分以下。
全骨納骨するのではなく、
一部のお骨のみ、お墓に納めます。

-2

【丘カロートタイプのお墓】

このような丘カロートタイプのお墓は
下のところからの納骨となります。
このお墓は下の真ん中の仕切りを外すと
扉が観音開きとなっています。

DSCN4738

極まれに、上の矢印の部分から納骨するタイプのお墓もあります。
豊岡の寺院墓地によくある舞台型のお墓は実はほとんど
上の矢印の部分からの納骨です。

他にも、

古いお墓は蓋つきの納骨口のお墓も見かけます。

DSC_0036

このようなタイプですね。
この近辺では、古いお墓はこのタイプの
納骨口が多く見かけます。
作りが精巧で、
なくすのがもったいない、と思うこともあります。

 

 

       
◆ 連続読み物、気合入ってます。・・・ 【連続記事まとめ】

◆ ここに全ての疑問、質問があります・・・ 【お墓Q&A(カテゴリ別)】

◆ お墓の建て方の基本・・・       お墓を建てる前に...
◆ お墓じまいのまとめ・・・       お墓じまい、基本のキ
◆ 日本のお墓は日本の石で・・・     日本の墓は日本の石で建てる4つの理由
◆ メイドインジャパンのお墓・・・    日本の墓は日本で作るべき4つの理由
◆ 海洋散骨体験しました・・・      約束の海へ~海洋散骨ツアー

  ◆お墓の疑問、受け付けております◆ あなたが疑問に思うこと、どうしてなのと思うこと、どんなことでもお尋ねください。 この「お墓の疑問Q&A」でお答えいたします。 お問い合わせは、 こちらからどうぞ→→→「お墓の疑問お問合せフォーム」

 
大北 和彦(おおきた かずひこ)
1966年生まれ。昭和元年頃から続く「大北石材店」3代目。さほどの強い動機もなく始めた石材業だったが、仕事を通じて石にかかわる楽しさ、墓の素晴らしさに目覚め、お墓のプロの証「お墓ディレクター2級試験」第1回試験に合格、その翌年初めての「お墓ディレクター1級試験」にも一発合格し、但馬で唯一の「お墓ディレクター1級を取得する石材店」となる。
本人は兵庫県でも指折りの「お墓好き」を自任するが、その大好きな墓石について、困っている、悩んでいる人が多いことに気づき、墓石についての疑問・質問に答えるため「お墓Q&A」をブログにて執筆中。
1000記事を目指している。