みかげ石も劣化します


おはようございます。
但馬、豊岡のお墓と墓石のプロ、大北です。
今朝は虹が見えました。

DSC_0005

虹ってある一定の気候の時しか見れません。
しかもその時刻、空を見上げていないと
見れません。
まあ、タイミングが合うか、合わないかで、
見れる見れないが出てくるってことですね。
見れたら、運がいい、ってことだと言えます。

虹が見れたら、誰かに守られている
見守られているっていう証拠だよって、
ばあちゃんに聞いたことがあります。
ホントそうなのかもですね。

人って独りぼっちだな、って思うと心細くなって
何もすることができなくなったりしますが、
誰かに見守ってもらっている、と思うと、
力が湧いてきて、いろいろチャレンジしてみようかな、って
思えます。

今日も何か新しいことにチャレンジしてみましょう。
また素敵な虹に出会えるために。

さて、
初めて行った墓地で
追加彫します。
うちで作ったお墓ではないんですが、
けっこう古いお墓です。

DSC_0025

昭和38年施工です。
もう52年前くらいですね。

写真見てもらえればわかるように、
石の一部が浮いてきて剥離しそうになってます。

かこう岩(みかげ石)はこういう傷とかひび割れがあった場合、
そこに水が回って大きくなったり、このように浮き出して、
剥離する、傷が大きくなる、という風化が一番早い段階でやってきます。

DSC_0028

これは上の台の上の面。
一部、完全に剥離しています。
今の加工技術ではこういう状態になることは
珍しいんですが、
以前、古い加工技術の頃はこういうことになりやすかったですね。
このお墓も50年以上昔で、
表面も手加工ですので、こうなるのは多少仕方ない面もあります。

DSC_0024

一部、角もかけております。
でも、50年も経過しているので、
ある程度、これは許容範囲のレベルではないでしょうか。
当時の加工技術ではね。
今ならもう少しよくなっているはずです。

DSC_0022

これなんかも、まだ軽い剥離ですが、
傷が内部に入っているので、ゆくゆくは大きく欠ける可能性が、

まあ、10年20年先ではあると思いますが。。。

このように、みかげ石でも50年以上経過すると
ある程度、傷とかいたみが出てきます。
加工した時はわからないことも時間とともに現れることもあります。
自然のものなので。

ときどき100年品質とか聞きますが、
「建てた時のままで100年」ってありえない、
ということです。

       
◆ 連続読み物、気合入ってます。・・・ 【連続記事まとめ】

◆ ここに全ての疑問、質問があります・・・ 【お墓Q&A(カテゴリ別)】

◆ お墓の建て方の基本・・・       お墓を建てる前に...
◆ お墓じまいのまとめ・・・       お墓じまい、基本のキ
◆ 日本のお墓は日本の石で・・・     日本の墓は日本の石で建てる4つの理由
◆ メイドインジャパンのお墓・・・    日本の墓は日本で作るべき4つの理由
◆ 海洋散骨体験しました・・・      約束の海へ~海洋散骨ツアー

  ◆お墓の疑問、受け付けております◆ あなたが疑問に思うこと、どうしてなのと思うこと、どんなことでもお尋ねください。 この「お墓の疑問Q&A」でお答えいたします。 お問い合わせは、 こちらからどうぞ→→→「お墓の疑問お問合せフォーム」

 
大北 和彦(おおきた かずひこ)
1966年生まれ。昭和元年頃から続く「大北石材店」3代目。さほどの強い動機もなく始めた石材業だったが、仕事を通じて石にかかわる楽しさ、墓の素晴らしさに目覚め、お墓のプロの証「お墓ディレクター2級試験」第1回試験に合格、その翌年初めての「お墓ディレクター1級試験」にも一発合格し、但馬で唯一の「お墓ディレクター1級を取得する石材店」となる。
本人は兵庫県でも指折りの「お墓好き」を自任するが、その大好きな墓石について、困っている、悩んでいる人が多いことに気づき、墓石についての疑問・質問に答えるため「お墓Q&A」をブログにて執筆中。
1000記事を目指している。