Q105~お墓じまいした墓石③~供養してくれる施設へ


さて、お墓じまいは決めました。
お墓はなくなりますが、
お墓の石を処分するなんて、とんでもない。

ご先祖様、お父さん、お母さん、おじいちゃんが眠っていた
お墓の石は何としても残したい。
でも、どうして残したらいいの?

ohakamairi

この場合が一番難しいですね。
お墓はなくなったけど、お墓の石はまだご先祖様の大切な石と
思うのなら、その石は産業廃棄物ではありません。
あなたにとって「価値あるもの(有価物)」です。
しっかりとその点は認められています。

しかしですね。
そのような大切なものを粗末に扱ってはいけません。
そのあたりに放置しておいてしまうのなら、それは崇拝の対象、とはなりません。
「口では大切なものって、言ってるけど、
全然大切に扱ってないじゃないか!!」
と、なってしまいます。

なので、最低限、お祀りする対象として扱う必要があります。

でも、ご自分の庭に置いておくっていうのは、
あまり感心しませんね。
ご近所の方にとって、気味悪いものです。
「庭にお墓、どうして!!
なんで!!」
となるので、それは避けたい。

ではどこに安置するのか。

昔は村の墓地の隣には、「無縁さん」と言って
お墓に置けないお墓の石とか、整理して、処分しなくてはならないお墓の石を
置いておける場所がありましたが、最近はそこも難しい。
(どんどんなくなる傾向にあります。)

そうなると、あとは有料で安置、参拝していただける施設。
お寺とか関連の職業の方とかがされている施設があります。
有料ですから、費用は掛かりますが、安置はしていただけます。
おそらく、後々までお参りもできるでしょう。
ただ、その施設が信用できるかどうかは、十分な確認が必要でしょう。

永遠に安置していただけるのか、どうか。
その施設が一杯になったら、どうするのか。
業者が倒産したら、どうなるのか。
など、確認しておくべきでしょう。

最後に、お墓を工事していて、土中から出てきた石はどうしたらいいのか、
について。

※ これは日本石材産業協会の示す指針をもとに私が判断した方法です。
  実際に工事する場合は、監督官庁(県産業廃棄物担当部署)の指導を仰いで下さい。

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大北 和彦(おおきた かずひこ)
1966年生まれ。昭和元年頃から続く「大北石材店」3代目。さほどの強い動機もなく始めた石材業だったが、仕事を通じて石にかかわる楽しさ、墓の素晴らしさに目覚め、お墓のプロの証「お墓ディレクター2級試験」第1回試験に合格、その翌年初めての「お墓ディレクター1級試験」にも一発合格し、但馬で唯一の「お墓ディレクター1級を取得する石材店」となる。
本人は兵庫県でも指折りの「お墓好き」を自任するが、その大好きな墓石について、困っている、悩んでいる人が多いことに気づき、墓石についての疑問・質問に答えるため「お墓Q&A」をブログにて執筆中。
1000記事を目指している。