Q144~お墓を建てる時期はいつがいいの?


お墓を建てる時期は、いろいろな要素があって、なかなか難しいですね。
まず、一番大事なそのお墓に入る(入っている)人の都合を考えると、

① 納骨時
② 命日
③ お盆、お彼岸(春、秋)
④ お正月

などが考えられます。
それぞれ亡くなられた人のためを考えて一番都合がいい日、
ですね。

① 納骨時は、まず絶対に第一候補です。

お墓がないのなら、ご遺骨を納める場所がないのだから
その場所を作るために、お墓を建てるわけです。
「納骨に間に合わせて」というご要望、かなり多いですね。
建墓の半分以上はこの、納骨時でしょうね。
ただ、
満中陰が納骨の場合、期間が1か月少々しかないので、
難しい場合があります。
その場合、短納期で建てられるお墓にするか、
納骨を100カ日に伸ばすか、の対応が必要です。

お墓がある場合もそのお墓に名前を刻む、戒名の彫刻も
納骨時にお願いします、という場合が非常に多いです。

② 命日は、仏事的にはあまり意味がないのかもしれませんが、
その亡くなった人を知っている人にとっては意味のある日ですよね。
この日に建ててほしいという気持ちもわかります。
ちなみに
それぞれご先祖様の祥月命日の一年後に一周忌、
二年後の祥月命日が三回忌、
6年後が7回忌、
あと、それぞれ13回忌、27回忌、33回忌それぞれ命日です。
つまり、それぞれ年忌法要とは命日にするものです。
(たいがいはその何日か前にしますが。。。)

③ お盆、お彼岸(春、秋)は亡くなった人というより、
ご先祖様、以前に亡くなった人を考えて建てる場合ですね。
お盆は特に、亡くなった人がこの世に戻ってくる日だとされているので、
その日に合わせて、お墓を作るというのは理に適っていると思います。
お彼岸も仏教的に意味のある日なので、それでもいいと思います。
特に、
「秋のお彼岸」の中日(秋分の日)は「お墓参りの日」と
制定されています。

④ お正月は、年の区切りなので、良さそうに見えます。
ただ、1月はお墓工事を避ける月だといわれる人もいます。
そういう人はお正月前に建墓してもらう、ということを考えてはどうでしょう。
ちなみに、積雪の多い地方は難しいですね。
私の住む兵庫県北部は積雪がけっこうありますので、
正月にお墓参りする人はあまりいません。

では、実際に建墓する石材店が考える一番いい建墓の時期をお伝えしましょう。

こちらです→→→「お墓を建てる時期はいつがいいの?」②

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大北 和彦(おおきた かずひこ)
1966年生まれ。昭和元年頃から続く「大北石材店」3代目。さほどの強い動機もなく始めた石材業だったが、仕事を通じて石にかかわる楽しさ、墓の素晴らしさに目覚め、お墓のプロの証「お墓ディレクター2級試験」第1回試験に合格、その翌年初めての「お墓ディレクター1級試験」にも一発合格し、但馬で唯一の「お墓ディレクター1級を取得する石材店」となる。
本人は兵庫県でも指折りの「お墓好き」を自任するが、その大好きな墓石について、困っている、悩んでいる人が多いことに気づき、墓石についての疑問・質問に答えるため「お墓Q&A」をブログにて執筆中。
1000記事を目指している。