文字彫刻、好きですね。


寒波襲来の朝です。

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朝起きたときの豊岡市の雪。

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そして、午後の様子。
つららが溶けないのは気温が低い証拠。
今日は一日氷点下のようです。

今日、日曜日で、この冬一番の寒い日ですが、
朝から文字彫刻しております。
先日、入刻式していただいた
Kさんのお墓の文字。
久々に正面の文字から彫刻しております。

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やっと、荒彫りができたところです。

文字彫刻、実は結構好きなんです。

お墓はうちの工場に来た時点、あるいは
私が磨き加工して出来上がった時点では、
お墓の恰好してますが、
まだ石の塊(かたまり)。

文字を彫って、
お性根を入れてもらって初めて
お墓になるわけです。

なので、
文字彫刻することは
石からお墓になる大きな節目と
思っています。
それだけに私的にはすごくこだわっているわけです。

彫刻する前は、たとえオーダーメイドのお墓でも、
極端な話、ほかの人のお墓にもなるわけですね。
極端な話。

まだ、誰のお墓でもない状態。
でも、
それに、文字なり、家紋なり、何かを彫った時点で
それは、その人の、その家族のものになるんです。
パーソナライズとでも言いますか。

文字を彫刻することによって、
お墓になるわけです。
しつこいようですが。。。(^_^;)

そのための文字彫刻。
大きな節目として、
私はこだわっています。
基本、自分で彫刻しますし、
文字も今のところ、人が書いた文字を
使わせてもらっています。

ただの商品ではなく、
心の中の大切なもの。
おそらく、
建てる人にとっては、今後生きていく間の
心の支えにもなるかもしれない。
大切な
ご両親とあるいは、
おじいちゃん、おばあちゃんと
会える、
会話ができる
数少ない場所になるもの。

まあ、すべての人にとってそうだとは
言いません。
中には、世間体を考えて、
仕方なく建てる人もいるでしょう。
なんとなく、流れで建ててしまう人も
いるでしょう。
普段あまり考えることもない人も
あるでしょうから。

それでも、
人生の岐路に立ったとき、
人生の進路に迷ったとき、
一番行くべき、尋ねるべき、
参るべき場所。

あなたの大切な家族たちの眠るお墓。
今はそうじゃなくても、
今後そうなるかもしれない場所。

ならば、お墓を建てさせている者の
最低条件として、
お墓の文字彫刻は、こだわり続けていきたいと
考えます。

しっかりと彫りたいと思います。

それだけじゃなくて、
私自身、この仕事が好きなんですよね。
「彫刻」という仕事が。

お墓の彫刻。
実は、非常に根気がいります。

夏は熱い。。。
何しろ、マスク、イヤーバフ、タオル、防塵メガネを
してやっているわけです。
熱くないはずない。。。(^_^;)
でも、
冬は逆に寒い。。。
これだけフル装備していたら寒くないだろうと
思いますが、
体はたくさん着込んでいれば寒くないですが、
足先と特に
指先。
軍手してその上にゴム手袋していても、
コンプレッサーの冷気に当たっていると
どんどん指先が冷たくなってきます。
そのうち凍傷になるんじゃないか、と。

そう言った作業を
数日間、しなくてはならない文字彫刻。
でも、私は結構好きですね。

何もない石に文字や図案が刻まれていく
その過程が好きです。
大変ですが、しっかりと彫ればそれだけいい文字ができます。
手を抜けば、その程度の文字しか彫れません。

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今回もしっかりと
良い彫刻をさせていただきます。

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百年後も残るものですから。

       
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大北 和彦(おおきた かずひこ)
1966年生まれ。昭和元年頃から続く「大北石材店」3代目。さほどの強い動機もなく始めた石材業だったが、仕事を通じて石にかかわる楽しさ、墓の素晴らしさに目覚め、お墓のプロの証「お墓ディレクター2級試験」第1回試験に合格、その翌年初めての「お墓ディレクター1級試験」にも一発合格し、但馬で唯一の「お墓ディレクター1級を取得する石材店」となる。
本人は兵庫県でも指折りの「お墓好き」を自任するが、その大好きな墓石について、困っている、悩んでいる人が多いことに気づき、墓石についての疑問・質問に答えるため「お墓Q&A」をブログにて執筆中。
1000記事を目指している。