Q217~新しい石と古くからある石、どちらを選べばいいの?


自然に聞きましょう

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石材店から見積を頂いたとき、もありますし、
同じような色、目合の石の比較をしたいときもありますが、
新しい石(最近採掘されだして、流通し出した石、という意味です)
と、古くから流通している石。

同じ値段で、同じ品質ならどちらを選ぶべきか?
(そういう条件はあまりありませんが、例えばの話です)

信用できる石材店なら、プロの目というものも教えてもらうことも一つ。
インターネットでその石の名前を検索して、いろいろ見ておくのもひとつ。

でも、そのどちらも参考意見としては持っていてもいいでしょうが、
その情報だけで決めてしまうのは、ちょっと早計、
早すぎませんか?

(※ もちろんこの情報以外に得られる情報がない場合、これだけで決めなくてはならないこともあります。)

石材店は通常、良い情報はいくらでも出しますが、
悪い情報は出したがりません。
それ以前にその石のことをあまり知らない可能性もあります。
知らないのに、良く知っているような言い方であいまいな情報を伝えることも
あるように聞きます。
つまり、
「すいません、この石のことはあまり知らないのです」
とは言いたくないのです。
(あまり知らない石を進めるのもどうかと思いますが。。。)

そして、インターネットもすべて信用できる情報とは限りません。
その石情報のほとんどは石材店が発信しています。
上のことと同じで、いい情報はどんどん出てきますが、
悪い情報は出てきにくい。
その石が売れなくなると困るので。。。

その情報の受け手のお墓を建てる人は素人です。
お墓の石のことは、知らないことがほとんど。

さて、じゃあ、どうやって情報を得るのか。

自然に聞くのが一番かもしれません。

新しい石はなかなか情報が少ないかもしれませんが、
歴史ある、使われだしてある程度時間がある石は
その間、建ち続けているお墓を見に行きましょう。

5年前、10年前に建ったお墓の状態を見に行きましょう。

どうなっていますか?
光沢はどうなってますか?
汚れの落ち具合は?

お墓の後ろなどを見ると
いつ建てたお墓かは、確認出来ます。

それは誰も間違いのない、その石の
確かな情報です。

ただし、
一基だけで判断するのは、間違いです。
石には個体差ってあります。
同じ石でも劣化の遅いもの、早いもの、
しないもの、いろいろあります。
いくつかのものを見て判断しましょう。

それから、
出来れば、ご自分のお墓に近い場所の
石で確認しましょう。
環境、日当たり、湿度、水はけなどが
お墓に与える影響は小さくありません。
それも考えてご判断ください。

       
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大北 和彦(おおきた かずひこ)
1966年生まれ。昭和元年頃から続く「大北石材店」3代目。さほどの強い動機もなく始めた石材業だったが、仕事を通じて石にかかわる楽しさ、墓の素晴らしさに目覚め、お墓のプロの証「お墓ディレクター2級試験」第1回試験に合格、その翌年初めての「お墓ディレクター1級試験」にも一発合格し、但馬で唯一の「お墓ディレクター1級を取得する石材店」となる。
本人は兵庫県でも指折りの「お墓好き」を自任するが、その大好きな墓石について、困っている、悩んでいる人が多いことに気づき、墓石についての疑問・質問に答えるため「お墓Q&A」をブログにて執筆中。
1000記事を目指している。