蓮華彫刻、しました。


こんばんわ。
夜更新です。
先ほど、やっと、文字彫刻できました。
台風一過、明日据付できればいいな。。。

ところで、蓮華彫刻をしております。
こんな感じです。

DSC_0018

これは、実は、
蓮華台と言われるものが本来なのですが、
代替として、彫刻しておるものです。

 

dsc_0187

これが、蓮華台です。
上の写真は蓮華台の下にスリンという座布団の様な石があって、
その下に亀腹という真ん中がもっこりと盛り上がったの台が付いています。

一見、高級に見えます。
もちろん高級です。

でも、
その分、背がずいぶん高くなります。
そして、
安定も悪くなります。
それでなくても、この和型のお墓は、安定が悪いと言われるんですが、
これだけ高くなると、
非常に不安定になります。
地震にも弱くなります。

そして、なにより
高額となります。
この蓮華台は和型のお墓の中で一番加工が難しく、
熟練の技が必要となります。
バランスも大切。
お墓の上、下とのサイズのバランスも大事です。

そして、もう一つ、意外と分からないかもしれませんが、
角が欠けやすい
そして、
掃除がしにくい。

 

おそらくそういった理由で、この形になったんだと思います。

DSC00175-2

 

父の時代、おそらく昭和30,40年代くらいから、
私の住む但馬地方では、このような上の台に蓮華台の代わりに
蓮華を彫刻するようになったみたいです。

しかも、
それぞれの石屋さんが自分で考えてデザインしていたので、
微妙に違うのです。
それが個性になって、
この蓮華彫刻は、〇〇石材さん、
この彫刻は、△△石材店さん、
という風に、
名刺代わりの石材店の個性ともなりました。
DSC_0037-2

ちなみに、私の父が彫っていたのは、上の彫刻。
これを参考にして、私のオリジナルでデザインして、
今彫刻しているのが、

 

img_20160919_155312

この形です。
実際に施工したら、

dsc_0036

こんな形です。
彫刻の仕方が違うので、ずいぶんイメージは違いますが、
全体のデザインはさほど変わっておりません。

いかがですか。

台に彫刻することによって、

〇 彫刻しないより高級感が出ます。
〇 上の台に彫刻するので、費用はずいぶん抑えられます。
〇 背の高さは、同じなので安定感は同じです。
〇 お掃除はずいぶん簡単ではないかと思います。
〇 角はありますが、欠けにくいとは思います。

ちなみに、蓮華台は但馬の石材店は基本的に付けません。
(もちろん、蓮華台を付けて、と言われたら付けますが。。。)

なので、
蓮華台の付いたお墓は、但馬以外の石材店が建てた、
可能性が高いとも言えますね。

これだけで、ずいぶんいろいろと分かりますね。
お墓って楽しいね。

 

       
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大北 和彦(おおきた かずひこ)
1966年生まれ。昭和元年頃から続く「大北石材店」3代目。さほどの強い動機もなく始めた石材業だったが、仕事を通じて石にかかわる楽しさ、墓の素晴らしさに目覚め、お墓のプロの証「お墓ディレクター2級試験」第1回試験に合格、その翌年初めての「お墓ディレクター1級試験」にも一発合格し、但馬で唯一の「お墓ディレクター1級を取得する石材店」となる。
本人は兵庫県でも指折りの「お墓好き」を自任するが、その大好きな墓石について、困っている、悩んでいる人が多いことに気づき、墓石についての疑問・質問に答えるため「お墓Q&A」をブログにて執筆中。
1000記事を目指している。