Daily Archives: 2016年10月9日

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墓相墓について考える

おはようございます。
但馬、豊岡のお墓と墓石のプロ、おおきた石材店です。

すっかり秋、という天候になってきました。
今日は日曜日ですが、神社のしめ縄つくりをします。
来週の祭りに向けて、しめ縄8本を新調します。
雨降りですが、頑張りたいと思います。

さて、墓相墓ってご存知ですか。
こんな形のお墓です。

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このように、ある程度の広さのお墓を石で区切って、
小さな形が同じお墓をいくつか、設置します。

 

基本的にご夫婦、二人のお墓となっております。

 

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そして、基本的には、墓地内は神聖な場所なので、
立ち入りません。
もちろん、掃除の時や、納骨の時は入らないと仕方ないのですが、
お参りは、上の写真のように、墓地の前の部分から花を供えて、
線香を建てて、お参りします。

「墓相のお墓」って実は非常に一部で評判が悪いんです。
なぜか。
まず高額。
他のお墓よりも高額です。
(ほとんどの場合。例外もあるとは聞いておりますが。。。)

そして、
自分の自由になる部分が全くありません。
全て、形、サイズ、構成、どこに何を置くかまで
決まっております。

そして、もう一つは、
石材店が考えたお墓だからです。
おそらく、これは事実関係は知りませんが、
間違いないでしょう。

なぜなら、
お墓建てやすい、
お墓作りやすい、
しかも、
理にかなっているお墓だからです。

少なくとも、お墓を建てるものの意見が多く反映されている
お墓である、ことは、間違いありません。

そのあたりを何回かに分けて、お話しします。

まず基本的な部分、
お墓の構造を説明します。

※注意
この記事は墓相のお墓の全てを書いているわけではありません。
それぞれの意味合いも違うことがあります。
なので、
本来の墓相のお墓とは、違う説明があるかもしれません。
ご容赦ください。

墓相のお墓は、ある程度の広さがないと建てることができません。

下の写真のお墓は、間口と言って、お墓の正面に立って左右の幅が
約2.5~3メートル、奥行きが約3~3.5mくらいだと思います。

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正面に、クリ段と言って、曲面を利用した階段状の入り口があります。
(青の文字)

そして、
一番外の外周に境界の石があります。
その中に、さらに、お墓の外枠の石があります。
二重構造ですね。
(黒の文字と赤の文字)

その外枠より手前に花立が一番外側に一対。
その中にロウソク立が左右に一対。
一番中に香立が一対あります。
ここから、お参りします。

中の土は、草が生えにくいように、特殊な土が入っています。

必要なものがすべてそろっていて、
無駄なものが一切ない、という感じです。

この墓相の墓は、全体で一つの家の家族、ご先祖、全てを表しています。

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赤字の五輪塔という供養塔が向かって右奥の隅に建っております。
この家の基本、基準ですね。
この五輪塔は必ず建てます。

その左隣にこのお墓の継承者のお墓。
ご夫婦なら、夫婦墓として、二人正面に戒名が刻んであります。
独り者なら、一人だけ、刻んであります。
この左隣に、その次のお墓の継承者のお墓が建ちます。
そして、
手前の右側。
お地蔵さまが向かって左向きに建っています。
このお地蔵さまは、この家に生まれて幼くして亡くなった人を
祀っております。
昔は子供がたくさん亡くなったのでね。

そして、
何も建っていませんが、向かって左手前、緑の四角い枠の部分は
家の継承者ではないのですが、
成人した後、この家で亡くなった人を祀る場所です。

継承者の兄弟で、結婚しなかった人、
継承者の叔父叔母で他に祀る場所がない人、
継承者の親族で他で祀る場所がない人、

継承者の姉妹で、婚家から何らかの理由で帰ってきた人なども
ここで祀ります。

どうでしょう。
この家にまつわるすべての人を祀れるように、
必要なものがすべて備わっている。
「墓相墓」は非常に考えらえて作られている、
とても、行き届いたお墓なのです。

しかも、
墓相墓のすばらしさはこれだけではありません。

(つづく)

 

 

 

 

 
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