Q271~樹木葬とは?


樹木葬と聞いて、どんなイメージわきますか?

森林の奥まった場所に、
ちょっとした芝生の広場があって、
その一角にやや大きめの木が植わっていて、
その根元付近にスコップで穴を掘って、
そこに遺骨を骨壺から移して、
上から、掘った土を戻して埋める。

その前で、手を合わせて、お参りできて、
命日が近づくと、その木を目印に、お墓参りに来て、
その木を墓標代わりにして、お墓参りする。

みたいなイメージではないですか?
まあ、私のイメージなんですが。。。(^_^;)
実際の樹木葬は、少し違うようです。

もう何年か前ですが、東京の小平霊園の樹木墓地を見学に行きました。

dsc09619

 

小平霊園の一画に、「小平霊園樹林、樹木墓地」という区画があります。

dsc09686

墓地全体から見るとさほど広くないですが、
それでも、都営霊園唯一の樹木墓地ですから、
(今は唯一かどうかはわかりません)
非常に注目されています。

dsc09658

えっと、誰って、管理事務所の方ですが。。。
このように、墓地の中で、通路部分と埋葬エリアはしっかりと
分けられております。
一段高いですね。

 

通路も出来立てで美しいですし、
非常に美しく整備されています。
樹木があまりない気がしますね。。。
樹木、樹林墓地と命名しながら。。。

 

dsc09666

 

エリアの境界の石張部分の何カ所かには、
このようなプレートが張られています。

dsc09659

「M」と貼られています。

 

dsc09669

別の場所には「3」とあります。

このように、アルファベットと数字ですべての区画が分かるようになっています。
つまり広すぎて、どこに埋葬されているかわからなくなるので、
この数字とアルファベットの組み合わせで、位置を特定しようということです。

驚いたことが3つくらいありました。

樹木、樹林墓地なのに、樹木があまりにも少ない。

出来たてなので、まだ十分に樹木が成長してない、のかもしれません。

あるいは、

あまりたくさん樹木を植えてしまうと、埋葬エリアが限られてしまって
埋葬できない区画がふえるから。
(樹木の根って以外に広がりますから。。。)

さらには、
樹木って大きくなりすぎると、管理が大変です。
しかも、大きすぎる根が近くの遺骨を害する可能性もありますからね。

さらに驚いたこと。

この埋葬エリアには一切「立ち入り禁止」です。

でも、良く考えたら当たり前ですよね。
どこに他人様の遺骨が埋葬されているのかどうかが分からないので。
立ち入ってもらったら困るわけです。

 

さらに、驚いたことが一つ。

埋葬時は立ち会えません。

想像するに、

係員の方がここに入って、穴を掘ってい埋葬作業している間、
(立ち入らなくては埋葬できませんからね。。。)
「あ、うちのおじいちゃんの遺骨の上をあの人、歩いた!!」
「持ち主の私たちには、立ち入るな、と言っておいて、
あいつらは、長靴でどしどし立ち入りやがって!!」みたいな
クレームが起きないように、ではないかと。。。
(私の想像です。。。)

とにかく、実際に埋葬している様子が見れないので、
当局の言葉を信じるしかないのです。

 

でも、環境は素晴らしいし、
管理も行き届いているし、
この小平霊苑の樹木墓地は、いいのではないかな、と
思いました。

       
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大北 和彦(おおきた かずひこ)
1966年生まれ。昭和元年頃から続く「大北石材店」3代目。さほどの強い動機もなく始めた石材業だったが、仕事を通じて石にかかわる楽しさ、墓の素晴らしさに目覚め、お墓のプロの証「お墓ディレクター2級試験」第1回試験に合格、その翌年初めての「お墓ディレクター1級試験」にも一発合格し、但馬で唯一の「お墓ディレクター1級を取得する石材店」となる。
本人は兵庫県でも指折りの「お墓好き」を自任するが、その大好きな墓石について、困っている、悩んでいる人が多いことに気づき、墓石についての疑問・質問に答えるため「お墓Q&A」をブログにて執筆中。
1000記事を目指している。