Monthly Archives: 11月 2016

dsc_0031

ユーザーの立場に立つと。(前編)

おはようございます。
但馬、豊岡のお墓と墓石のプロ、おおきた石材店のカズです。

dsc_0031

眠そうな顔ですが、実際眠いです。。。(^_^;)

私がこのお墓を建てる仕事を始めた頃は、
墓石ほぼ100%、自社加工でした。
自分で作っていたわけです。
それが当たり前でしたね。

自分でカットして、
自分で磨いて、
自分で彫刻して、
ほぼすべて自分加工でした。

加工の仕方は父に教えてもらいました。
外部に修行へ行ったことは、ないですね。
ほぼ。

で、その頃、よく言われたのが、
「手が切れるような面を作れ」
ということです。

どういうことかというと、

dsc_0006

この矢印のように、石の角を「面」といいます。
この面は、加工時、あるいは、研磨時の熟練度によって
どんどん鋭くすることができます。
で、一流の職人は、この面を
「手が切れるくらい」の面と表現するわけです。

一流の職人の作った墓石は、確かにこの面を触ったらわかると言いますし、
それは本当です。
「手が切れそうな面ですね。」とか言います。

カミソリのような面、とかも言うかもですね。

実際、切れないのですが、切れそうなほど細い面ということです。
(実際に手が切れる場合、それは面が磨けてない=加工不良品です)

この面の細さが石職人の実力だ、という価値観が間違いなくあります。
私もその価値観は持っております。

でも、これはちょっと疑問があるんですよね。

石の性質上、この面が尖っていれば(細ければ)、いるほど、
欠けやすく、もろくなります。
自然に存在する石って、基本角がなくて、丸いものが多いですね。
でも、石を割ったときだけ、鋭くとがった石が出来上がります。
しかし、その尖った面を持つ石も、
長い間の風化によって、角が取れ、丸くなるんです。

mentori-m-02
その自然に反する尖った面。

それを作り出すことが職人の心意気であり、
技能なのですが、
これは職人の世界の話。

お墓は、職人が作り出すけど、
出来上がったら、お客さん、施主さん、
つまり素人の方のものになるわけですよね。

素人の方は、この石の性質を全く知っておられません。
当然ですよね。
石って硬いモノ、という先入観がありますし、
ましてや、自然界にあまり存在しない尖った面を持つ
石の事なんて、知るはずがないわけです。

石が割れた時だけ現れる尖った面。
でも、それがすごくもろいなんてことは、
知るはずがありません。

なので、
施主様に渡ったお墓はすぐに欠けてしまいます。
今、おおきた石材店はその部分を考慮して、
石と石が接触する、当たる部分には、緩衝材として、
目地テープと呼ばれるものを貼っております。

でも、それはほんの気休め。

石同士が当たると、ホントに簡単に欠けてしまいます。
和型のお墓の花立と水鉢は、10年以上経過しているお墓なら
どこかしら、欠けているのが普通となっています。

どうすればいいのか?
どう対応すればいいのか?
いろいろ考えてみました。
当時の私は。。。

 

(夕方に、つづく)

 
「おおきた石材店」人気記事ベストテン
  信頼棺バナー     ~水びたしにならないお墓~
  友だち追加     ~LINEでお墓の情報発信します~
  問合せボタン2     ~メールにてお問合せください~
 
dsc_0057

カマシモノ、の話。

こんにちは。

但馬、豊岡のお墓と墓石のプロ、おおきた石材店です。
今日は、仕事の合間、合間に加工していた副碑が出来たので、
施工に行きます。

ぱっちり、出来上がりました。
しかし、あまり光沢が出すぎると、
他の面との比較で、
いかにもこの面だけ磨き直しました、という雰囲気になりますので、
光沢の出し具合を調整しながら、磨きます。って
言いながら、
そんな器用なことはそうそう上手くできませんね。。。。

何とか磨き上げて、
文字も彫り直しましたので、
設置に行ってきました。

 

お墓の文字の彫り直し

という記事の続きです。
その副碑が完成しました。

dsc_0063

一見、普通に見えます。
ですが、薄いです。
運ぶには楽になりましたが。。。(^_^;)

dsc_0056

薄くなった分、後ろにカマシモノを作って、入れました。

 

dsc_0057

向かって右。
後ろにカマシモノをしております。
こうすると、足の後ろ側が広くなります。
(足の中心に乗っていたものが、カマシモノだけ後ろが
広くなるので)

ホントは、この半分のカマシモノを作って、前と後ろ両方にかました方が
いいんですけど、石は薄くすると割れるので、
やや前のめりはご勘弁していただきます。

 

dsc_0058

向かって左も。
このように、見た目はほぼわからないように、加工したように見えますが、
よく見ると、このように、処置した後が残ります。

やはりまとめとして、

戒名碑(副碑)に戒名、法名他を彫刻するときも、
決して間違わないように、慎重に原稿確認等をしましょう。

となります。

 
「おおきた石材店」人気記事ベストテン
  信頼棺バナー     ~水びたしにならないお墓~
  友だち追加     ~LINEでお墓の情報発信します~
  問合せボタン2     ~メールにてお問合せください~
 
dsc_0013

建てて3年でリフォームって。。。

おはようございます。
但馬、豊岡のお墓と墓石のプロ、おおきた石材店です。

新しいお墓工事のご依頼ですが、
すでに建っているお墓。
でも。。。

dsc_0009

豪快に開いてますね。
石のすき間...(^_^;)

建墓後、3年です。
このお墓は、おそらく他県の石材店の施工です。
地元の石屋さんではないですね。
この文字彫刻の底の浅さ、
天理教の信者さんなのに、京都型のお墓、
おそらく文字は活字ですが、普通のフォントをそのまま原稿にしたような
感じの文字。。。
どこかで見おぼえあるな。。。

とにかく、このお墓の応急処置をします。

dsc_0013

灯ろうもこのように左右でズレております。
傾きが。。。(^_^;)
基本、どちらも後ろに傾いているんですけどね。。。

dsc_0043

灯ろうをちょっと押してみました。
予想通り、パサをひいて、その上に載せてあるだけでした。

パサとは?

モルタルとは基本、セメント、砂、水を規定量混ぜて、練ったもの。
ペースト状になるまで練ることで、固まった後、しっかり固定でき、強度も出るが、
施工はやや熟練がいる。
そのモルタルの水の量を少なめに練ることで、パサパサのモルタルができる。
これを「パサ」と俗に言います。
施工が簡単になりますが、硬化後の強度が不足となりやすい。

 

ただ乗っているだけで、固定してありません。
パサは色々な場面で使うんですが、固定できないので、
この場合基本、普通のモルタルで施工すべきですね。
しかも、このような重心の高いものは、
モルタル専用の接着剤を併用すべきだと思います。

なのでこの灯ろう、ちょっと触っただけで動くし、倒れる可能性も高いですね。

しっかりした改修が必要です。
お墓本体は、今回は動かさない予定ですが、
傾いている気がするな。。。(^_^;)

 

こういう施工不良のお墓を建てないためにも
お墓の最低限の知識は身につけておいた方がいいかもしれませんね。

主に法的な部分のお墓のルールをご説明します。
まちゼミ第2弾~

「こんなお墓じまいはダメだ」

dsc_0010

11月12日(土曜日)と11月13日(日曜日)

のそれぞれ午前の10時から11時30分くらいまで、
「お墓じまい」の間違えやすい事例、注意することなど。

日 時 : 11月12日(土)、13日(日)
それぞれ午前10時~11時30分まで
場 所 : 豊岡市野上340 野上会館(おおきた石材店の向いです)
材料費 : なし
持ち物 : なし

 

会場へのアクセスはこちら。

 

お墓じまいを考えている人に
注意すべき点、間違えやすい点をお教えします。

お問い合わせは

〇 電話 0796-22-3594
〇 メール info@ohkita-sekizai.com

にて、お願いします。
(電話は、携帯に転送されますので、電話に出られない時間もあります。
その場合、時間をおいて、もう一度お電話いただけるよう、よろしくお願いします。)

 
「おおきた石材店」人気記事ベストテン
  信頼棺バナー     ~水びたしにならないお墓~
  友だち追加     ~LINEでお墓の情報発信します~
  問合せボタン2     ~メールにてお問合せください~