透明のブラストシート体験レポート⑤


この体験レポートも5回目ですね。
書いてみると、いろいろあるものです。

8寸用の文字、とりあえず彫刻しまいした。
通常は、この後、仕上げ彫りですが、
今回はテスト彫刻なので、これで確認します。
(時間があれば、仕上げもするかも、、、ですが。。。)

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文字自体はとりあえず、彫刻できました。
でも、ひやひやする部分も。。。

あ、伝え遅れましたが、この石は
「青木石」です。
天山石よりやや彫刻しやすい。
(柔らかいかもしれません。)

圧力は4キロ前後で荒彫り。
やや圧力を落として、
3.5キロ前後で、中彫り。
(大体の深さ、輪郭を彫ること)

この後、製品を彫るときは、また圧力を変えて
仕上げ彫りとなります。

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4キロで彫刻した場合の状態です。

保護シートがかなり傷んでいますね。
日東の1.5ミリの厚いシートならさほど気にならないですが、
シートが薄いのでかなりビビります。
特に、一番下の写真。
「弥」という字の真ん中辺、細い横線の部分はかなり気を使いました。
細い部分を彫刻するとどうしても周囲のシートが傷みます。

細字などは普通に正面からまともに当てるだけですが、
太い文字は、様々な角度で何度も当てるので、
やっぱりシートの傷みが激しいですね。

それから、気になっている点。
「保護シートと養生テープの相性問題」

この正面文字を彫刻後。

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ノーブランドの通常梱包用布テープは、惨敗。。。
最初から剥がれてしまいました。。。(^_^;)

DSC_0031

このように、全く用をなさない。。。

 

そして、養生テープですが。。。
ちょっとわかりずらいですが、左側の横が
剥がれてしまいました。
ブラスト中に。。。

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剥がしてみると、やっぱりほとんど着いていませんでした。
めくるにも、ほとんど抵抗なく剥がれてしまいます。

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粘着面もずいぶん小さくなってしまってますね。

これは、境界部分にブラスト用接着強化剤を吹いていて、この状態。

DSC_0001

これを吹いてもこの状態です。
これは、ちょっと何らかの対処しないと、養生テープが使えないとなると、
まずい気がしますね。

それから、
肝心の保護シートの耐久性の問題ですが、
上の写真はいずれも、4キロ前後での彫刻です。
4キロではかなり気を使いますね。
細字では問題ないですが、
前字は4キロで彫るのは、やや緊張します。
熟練の方ならいいかもしれませんが、
私は少し怖いかな。。。

中彫は、3・5キロでも彫ってい見ました。
こちらは、輪郭がやや白くなる
ぼやける場面がありましたが、さほどでもないです。
表面に穴が開きそうになる場面はほとんどないですね。

試しに、3キロで彫ってみました。
仕上げ彫りはだいたい3キロくらいで彫っています。
こちらは、かなり良好です。
何の問題もなく、彫れます。
保護シートも不安になる場面は全くありませんでした。

結論として、

〇 細字なら4キロ程度なら、十分使用に耐えるレベルですね。
〇 太字では3.5キロまでで押さえておきたいですね。仕上げには問題なく使えます。
〇 養生テープとの相性では何らかの対策をしてほしいですね。

追加彫の細字用、
看板、表札の浅い彫刻用、
立体彫刻の変則的彫刻用には
向いていると思います。

あと、最後に「手切り問題」は、後日に。

 

透明ブラストシート試験彫レポート

 

       
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大北 和彦(おおきた かずひこ)
1966年生まれ。昭和元年頃から続く「大北石材店」3代目。さほどの強い動機もなく始めた石材業だったが、仕事を通じて石にかかわる楽しさ、墓の素晴らしさに目覚め、お墓のプロの証「お墓ディレクター2級試験」第1回試験に合格、その翌年初めての「お墓ディレクター1級試験」にも一発合格し、但馬で唯一の「お墓ディレクター1級を取得する石材店」となる。
本人は兵庫県でも指折りの「お墓好き」を自任するが、その大好きな墓石について、困っている、悩んでいる人が多いことに気づき、墓石についての疑問・質問に答えるため「お墓Q&A」をブログにて執筆中。
1000記事を目指している。