Q287~石の等級って何?


石を採掘する場所(丁場口といいますが。)が複数ある石種は、等級がある場合があります。

つまり、いくつか違う石と判断できる違いがある、
ということ、です。

それで値段も違って来ます。

有名な所では、
「庵治石」
「大島石」
などは等級があります。

基本的には、
「目が細かい」方が高価。
「色が濃い」方が高価。
という傾向があります。

つまり、そっちの方が人気がある、ということです。

うちにある「大島石」のサンプルの写真で説明します。

下の写真、3枚とも、一応、大島石で最高のランクに分けられる石の
サンプルです。
どこの丁場かはあえて伏せておきます。

DSC_0023

違い、わかりますかね。
。。。
カメラマンの腕も未熟なのもありますが。。。(^_^;)
写真では、分かりませんね。
実物を見ても、こうして比較して、何とか、分かる程度。。。
別々に見ても、比較できないですね。

DSC_0035

こうして真横に並べてみても、色が微妙に違う、かな。。。っていうくらいで、
その違いは、ほとんどわかりません。

DSC_0038

ちょっとアップしてみました。
やや、右の石が色が濃い、気がしませんか??
そして、一番左の石がやや、目が粗い(大きい)ような。。。

DSC_0030

左の二つの石のみをもう少しアップで撮ってみました。
やや、右側が目が細かいような、気がする。。。
その程度の違いです。

では、一つ等級が下の石と比較してみます。

DSC_0055

見てわかると思いますが、
左の小さなサンプルの方が一番等級が上の大島石。
右は、やや下の等級の大島石のサンプルです。

DSC_0064

違う石と比較。
右の石は同じです。
左の石のみ、変えました。

これだと、たいがいの人が分かると思います。

DSC_0067

上の写真をアップで撮った写真。
目の細かさも、色の濃さも違いますね。

確かに違いますね。
でも、左がいい石で、右が悪い石、ではないと
私は考えます。
だって、どちらも大島石です。
どっちも大島石です。
等級が違うだけ。

「等級」というのは、
石の品質ではないです。
人気がある石、人気があまりない石、という違い。

人気がある石が「等級」が上の石、
人気が少ない石が「等級」が下の石、
石の品質が上だとか、下だとかではない、ということ。

当然、人気がある石は値段も高くなります。
人気が薄い石は、値段はそのままとなります。

だから、等級の高い石は値段が高く、
等級の低い石はリーズナブルな値段となるんです。
そこには、品質の差はないです。

 

 

       
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大北 和彦(おおきた かずひこ)
1966年生まれ。昭和元年頃から続く「大北石材店」3代目。さほどの強い動機もなく始めた石材業だったが、仕事を通じて石にかかわる楽しさ、墓の素晴らしさに目覚め、お墓のプロの証「お墓ディレクター2級試験」第1回試験に合格、その翌年初めての「お墓ディレクター1級試験」にも一発合格し、但馬で唯一の「お墓ディレクター1級を取得する石材店」となる。
本人は兵庫県でも指折りの「お墓好き」を自任するが、その大好きな墓石について、困っている、悩んでいる人が多いことに気づき、墓石についての疑問・質問に答えるため「お墓Q&A」をブログにて執筆中。
1000記事を目指している。