Q290~日本の石を外国で作ったお墓は、国産?


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今、日本で産出された石が多く輸出されて、
中国で加工され、逆輸入されています。

関西、瀬戸内の銘石も多く輸出されています。
そういった石は、【日本産出 中国加工】の石と言えます。
単に、「日本産、国産の石」、とは厳密にはいえません。

「不正競争防止法」という公正な競争を確保し、不当な競争行為の差し止めと
損害賠償を定めた法律によれば、原産地不当表示となるそうです。

原産地とは
そのものの産出された場所、国、地域を表すのみでなく、
「その商品が、産出、製造、または加工された地」となっています。
つまり、日本で産出された石でも、中国で加工された石なら、
「国産 日本産」のみの表記では、不当表示となってしまうのです。

「日本産出 中国加工」と表記しないとダメなのです。

つまり、
中国産出の石を「日本産みかげ石」と表記して販売したり、
日本国内産出の石を中国で加工したお墓を
「日本の石 国産銘石」とのみ表記した場合も、同条項に違反する可能性があります。

(もちろん、【中国産出 日本加工】のみかげ石も、同様ですね。)

       
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大北 和彦(おおきた かずひこ)
1966年生まれ。昭和元年頃から続く「大北石材店」3代目。さほどの強い動機もなく始めた石材業だったが、仕事を通じて石にかかわる楽しさ、墓の素晴らしさに目覚め、お墓のプロの証「お墓ディレクター2級試験」第1回試験に合格、その翌年初めての「お墓ディレクター1級試験」にも一発合格し、但馬で唯一の「お墓ディレクター1級を取得する石材店」となる。
本人は兵庫県でも指折りの「お墓好き」を自任するが、その大好きな墓石について、困っている、悩んでいる人が多いことに気づき、墓石についての疑問・質問に答えるため「お墓Q&A」をブログにて執筆中。
1000記事を目指している。