「お墓を建てる」というお仕事の原点(その2)


おはようございます。
但馬、豊岡のお墓と墓石のプロ、おおきた石材店のカズ(stoneman-ohkita)です。
火曜日の朝です。
墓地墓地試運転で、行きます。

先週書いた記事の続きです。
中々書けなくて。。。

「お墓を建てる」というお仕事の原点      ( http://ohkita-sekizai.com/?p=179) の続きです。~

実は、あることを理解して、気づいたことなんですが、
ホテル。それもある程度大きなホテル。
結婚式の披露宴は、どんなホテルでも大歓迎ですよね。
でも、
そういったホテルでは、葬儀や法事は受け付けてくれないところが
ほとんどです。
費用の問題もあるのでしょうが、

ロビーに黒い服を着た団体がうろうろされたら困る
という理由ではないですか?
黒が「死」を連想するからではないですか?
葬儀、告別式から帰ってきたら、塩で清めるのはどうしてですか?
霊柩車を見かけたら、親指を隠せ、というのは、どういうことですか?

いろいろなしきたり、決まり、習わし、風習だと、割り切ることはできますが、
本当にそうでしょうか?

結婚式にはそういう決まり、ルールってあまりないような気がします。
(なにかありますかね。。。)
でも、お葬式、告別式、通夜などには、守らなければならないルールが
たくさんあります。
また、理由はわからないけど、こういう習わしだから、ということけっこうあります。

「おくりびと」という映画、見たことありますか?

納棺士という仕事に就いた主人公は最初、
妻には「冠婚葬祭関係」としか言えず、
幼馴染からは、「もっとましな仕事に就け」と言われ、
納棺士だと気づいた妻は「そんな汚らわしい仕事は辞めて」と言われる。
最後には、まるで犯罪者であるかのように、
他人から「この人みたいな仕事して一生償うのか?」とまで、
言われてしまう。

今でも、日本にはたくさんの差別があります。
その中でも、一見、よくわからない、
表面には見えない、だけど確かにある差別の一つが
この「死に対する差別」
「死にまつわる職業に対する差別」
「死に関わる仕事をしている人に対する無知、無関心」を
少しずつ、少しずつ、なくしていきたい。
一気には、無理かもしれない。
でも、
少しずつ、少しずつ、なくしていきたい。
誰でも、いつかは死ぬんです。
その死んだ後のケアをしてくれる人を
疎かにしてはいけない。
蔑んではいけない。
忌み嫌ってはいけない。

私の中でも、まだはっきりと
答えが出てないですが、
今、そんな気持ちが強いです。

       
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大北 和彦(おおきた かずひこ)
1966年生まれ。昭和元年頃から続く「大北石材店」3代目。さほどの強い動機もなく始めた石材業だったが、仕事を通じて石にかかわる楽しさ、墓の素晴らしさに目覚め、お墓のプロの証「お墓ディレクター2級試験」第1回試験に合格、その翌年初めての「お墓ディレクター1級試験」にも一発合格し、但馬で唯一の「お墓ディレクター1級を取得する石材店」となる。
本人は兵庫県でも指折りの「お墓好き」を自任するが、その大好きな墓石について、困っている、悩んでいる人が多いことに気づき、墓石についての疑問・質問に答えるため「お墓Q&A」をブログにて執筆中。
1000記事を目指している。