あなたもできるお墓のメンテシリーズ①


おはようございます。
但馬、豊岡のお墓と墓石のプロ、おおきた石材店のカズ(stoneman-ohkita)です。
今現在、ご遺骨をお持ちで、その行き先をお探しの方、あなたに一番あった安置先を探しませんか?
そのお手伝いをいたします。
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従兄のメンヨ工事のお手伝いは2日間で終了。

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1.3m上がりました。
風が良く通って、頭も打たなくなって、だんだん作業しやすくなります。でも、2日間で終了。石屋さんの方が本業ですので。

 

今日は、私の加盟している「一般社団法人日本石材産業協会」の定時総会。
平成19年入会以来、ほぼ毎回参加していたのですが、今回は仕事のため、欠席です。
盛会を祈ります。

さて、お墓のメンテシリーズですが、(そんなシリーズあったっけ。。。(^_^;))
お墓の文字に赤色を入れることがありますね。

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例えば、こんな感じ。(一部画像を処理しております)

 

裏書きと言いますが、お墓を建てた年月日と建てた人の名前を刻みます。

その建てた人が生きているなら、朱文字と言って、赤い(朱色)を入れます。

本来、亡くなった人がお墓を建てる訳がないので、この朱色は入れる必要があるかどうかは不明ですが、いれる場合と入れない場合があります。

本来、生前に「戒名」を頂いた場合、その通常亡くなったのち頂く戒名を、生きている間に頂いたという証のために朱色を入れます。

 

それも、「戒名」6文字のうち、真ん中の2文字、つまり戒名の部分に朱色を入れるわけです。

 

それを、流用というか、意味を拡大して、俗名に朱文字が増えてきているようです。

 

なので、おおきた石材店では赤色(朱色)を入れてほしいというリクエストがある場合のみ、朱色を入れますが、基本この裏書きの俗名には、その他の色を入れます。あるいは、色を入れないか。

 

その朱色の色を落として、違う色を入れる方法をご紹介します。

 

まず必要なもの。

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ラッカーうすめ液。シンナーと俗に読んでおりますが、ホームセンターで販売しております。

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塗料はがし剤とか、ラッカー剥離液、とか呼びますが、こちらもホームセンターで売っております。

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細筆。どんな筆でもいいですが、細目で。水彩画用がいいのかも、です。

 

あと、水とラッカーうすめ液や塗料剥離剤を受けるコップの様なもの、湯呑などがあればいいですね。

更に、必要に応じて、養生テープ。(布テープ、クラフトテープでも可)

 

まず、作業前の状態。
建墓後、5、6年の比較的新しいお墓です。

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お墓が新しいということは、塗料も比較的新しいということ。
塗料のはがしも簡単な可能性があります。

 

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剥離剤(塗料剥離剤)を筆にとって、塗り込みます。ややゼリー状なので、簡単に濡れます。説明書に書かれているように、塗り込んでのち、多少の時間放置します。

 

下に垂れ下がって、違う字の色も落ちてしまう場合もあるので、ガムテープ、布テープ、養生テープなどで、文字の下に塗料受のためにある程度重ねて貼っておくことをお勧めします。

 

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ある程度、塗料が分解されてきたな、と感じたら、塗料をウエス(布)で掬い取るイメージで掬い取り、新しい剥離剤をもう一度塗り込みます。

 

先の細いものにウエスを巻いて掬い取るときれいに取れますね。

 

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三回目。塗り込んでその後、掬い取った状態。

 

かなり朱色(赤色)が落ちてきましたね。

 

上に黒を塗り込むなら、この程度でも大丈夫なのかもしれませんが、その上の黒色が劣化ではがれた時、下地の赤色が見えたら、非常にカッコ悪い(手抜きな仕事)に見えるので、もっとしっかりと取りたいと思います。

 

ちなみに、上に塗る色が白の場合、この程度では、白と赤が混ざってピンク色になったりするので、白を塗る時はもっとしっかり落とします。

 

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ここまで落ちたら、大丈夫でしょう。

 

この上から黒色を塗ります。

 

 

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完成。

 

いかがですか?

 

ホームセンターで売っている物だけで、これだけできますよ。

是非お試しを。

 

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大北 和彦(おおきた かずひこ)
1966年生まれ。昭和元年頃から続く「大北石材店」3代目。さほどの強い動機もなく始めた石材業だったが、仕事を通じて石にかかわる楽しさ、墓の素晴らしさに目覚め、お墓のプロの証「お墓ディレクター2級試験」第1回試験に合格、その翌年初めての「お墓ディレクター1級試験」にも一発合格し、但馬で唯一の「お墓ディレクター1級を取得する石材店」となる。
本人は兵庫県でも指折りの「お墓好き」を自任するが、その大好きな墓石について、困っている、悩んでいる人が多いことに気づき、墓石についての疑問・質問に答えるため「お墓Q&A」をブログにて執筆中。
1000記事を目指している。