【アーバングレー】+【富嶽】


こんにちは。
但馬、豊岡のお墓と墓石のプロ、おおきた石材店の大北和彦(stoneman-ohkita)です。

今日は文化の日、
でもって、祝祭日、
でもって娘の誕生日。
ハレの日ですね。

晴れの日にふさわしい富士山をモチーフにしたお墓
【富嶽】のお墓を建てます。

DSC_0025

【アーバングレー】というインド産の銘石。それに
インターロックのプレミアムシリーズの【富嶽】というお墓です。

このお墓の特徴はまず
① 関西型の納骨スタイルができないこと。

写真で見て頂くとわかるように、水鉢が小さめです。
しかもお墓の台との接地部分が少なくて、
いくら関西の骨壺が小さいからと言って、このサイズでは、納骨できません。

なので、基本、関東型納骨となります。
つまり、
手前の拝石を外してその下から納骨、というスタイルです。

どうしてもそれが嫌だという場合、
どうしても関西型の水鉢をどかしての納骨、という方法にこだわりたい方は、

〇 【骨壺ごとではなく、納骨袋での納骨のみ、納骨できます】スタイルか、
〇 納骨口から墓地内への散骨】スタイルでの納骨

のどちらかしか難しいですね。

通常の骨壺ごとの納骨をしたいなら、【関東型納骨】スタイルでしか無理です。

 

② 水鉢、花立を固定してしまうのは、無理がある

関東型納骨の場合、花立、水鉢は移動する必要性があまりないので、
接着して、固定してしまうことがままあるのですが、
この【富嶽】の場合、それができにくいかもしれませんね。

なぜなら、
花立と水鉢の接する部分が面接地ではなく、点接地なので。
つまりピッタリフィットしないのです。
すき間ができるんです。
なので、
その隙間にゴミとか、落ち葉とか、汚れが溜まると
非常にそうじしにくい。
花立、水鉢とその後ろの台との設置面も全く同様です。

むしろ、

お墓の台と花立、水鉢をそれぞれできるだけ離して設置、固定する

のが、正解なのかもしれません。

いや、今気づいたんですが、それが正解ですかね。
どうもそんな気がします。

③ ガンダムを連想してしまう

このお墓のモチーフは富士山です。
富士山をモチーフにした【富嶽】という名前です。
にもかかわらず、ガンダムを連想してしまいます。

正面の竿石の両サイドの切り欠きと
台石の切り欠き、竿石の下面の切り欠きが
どうもガンダムに似ているんです。

気になる方は、実際に確認してみてください。
きっと
「あ、分かった。確かにガンダムだ!!」と思われるはずです。

少なくとも、私と同世代のアラフィフの方々は。。。(^_^;)
④ 施工業者さん、竿石の施工には、細心の注意を

竿石は非常に複雑な形状をしています。
ズバリ、デザイン重視ですね。

なので、竿石の施工はちょっと気を使います。

普通の石材クランプが使えません。

左右は尖ったカドが怖くて、吊れません。
前後はサイズはさほど厚くないのですが、
後ろ面は平面ですが、表面が非常に局面になっております。
なので、
クランプを使って吊るには、かなり気を使います。

正面側に細工をしないと吊れません。
しかもこの当たり、文字が来るので、クランプを使えない可能性が高いです。

なので、私はクランプで吊るのを諦めました。
違う方法で竿石を吊ることにしました。

なかなかに手ごわい【富嶽】です。

       
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大北 和彦(おおきた かずひこ)
1966年生まれ。昭和元年頃から続く「大北石材店」3代目。さほどの強い動機もなく始めた石材業だったが、仕事を通じて石にかかわる楽しさ、墓の素晴らしさに目覚め、お墓のプロの証「お墓ディレクター2級試験」第1回試験に合格、その翌年初めての「お墓ディレクター1級試験」にも一発合格し、但馬で唯一の「お墓ディレクター1級を取得する石材店」となる。
本人は兵庫県でも指折りの「お墓好き」を自任するが、その大好きな墓石について、困っている、悩んでいる人が多いことに気づき、墓石についての疑問・質問に答えるため「お墓Q&A」をブログにて執筆中。
1000記事を目指している。