日本の銘石でお墓を作れるってすごいことですね。


おはようございます。
但馬、豊岡のお墓と墓石のプロ、おおきた石材店の大北和彦(stoneman-ohkita)です。

今や、日本にあるすべてのお墓の半数以上は中国やインドの石で出来ております。
ご存知でしたか?

いや、私の予想で半数以上と書きましたが、
それに近い状態ではあります。
おそらく。

そもそも今、「お墓」を建てない人も出てきている現状で、
お墓を建てる。

しかも
日本の石で。
しかも、
銘石と言われる石で。

 

 

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「いや~きっと高いだろうから、
うちは無理。」

 

 

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(そりゃ、日本人だから、
そう日本人だから、
日本の石でって、分かるわよ。
おばあちゃんも死んだおじいちゃんのために建てるんだから、
日本の石でって、言ってるけど。。。)

 

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(無理なのよ。
日本の石って、高いですよって、
大北さん言ってたじゃない)

 

 

 

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はい、言いました。言いましたよ。
実際、高いんですよ。日本の石は。
多少はね。

 

 

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でも、犬島石っていう石がありまして、
日本の石の中でもかなり安くお墓を作ることができるんですよ。

 

 

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変な石じゃないの??
その「犬島石」って。
「大島石」の偽物的な名前。。。

 

 

 

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何をおっしゃる!!

かの池田輝政の子、江戸時代の有力な大名、備中岡山藩二代目、
池田忠雄(ただかつ)という人が建てたのが、この蛸石。
そして、その忠雄のお墓もこの犬島石なんですよ。

 

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「へ~~そうなの。。。」
(お墓のこととなったら、すぐ熱くちゃうんだから。。。
暑苦しいったら、ありゃしない。。。(^_^;)

 

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歴史上有名な武将のお墓の石ですよ、って言いたいわけじゃないですよ。
そんなに昔から建っていて、いまだに風化していない、って言いたいんです。

 

犬島石4-お墓

こちらが、池田忠雄さんのお墓です。
風化どころか、しっかりと建っているじゃないですか。
尖った部分もしっかりしてますよ。

 

犬島石6-お墓

そして、こちらがそのおとうさん、池田輝政さんのお墓。
こっちも立派ですね。
お墓が贔屓(ひいき)に載っております。

 

 

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決して亀ではありません!!

 

 

 

 

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え、亀じゃない。どう見ても。。。(^_^;)

 

 

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贔屓(ひいき)は中国の伝説上の動物で、重たいものを背負うのが好きなM的な存在なんです。
よく石柱、記念碑、お墓の台石にされるようです。
亀に似ていて、亀と間違われるんですが、全然違うんですよね。(^_^;)

 

 

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「さすが、お墓のプロ、さんね。。。(^_^;)」

 

 

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江戸時代初期に亡くなった人のお墓ですから、
亡くなってすぐに建てられたかわかりませんが、
おそらく300年前後、経過している可能性はあります。
それほど古いお墓がこのような、しっかりした状態で残っているのは、
石の性質が極めていいことを証明しているとは思いませんか?

 

 

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まあ、そうかもしれませんね。
(そうじゃないかも、知れないけど。。。(^_^;))

 

 

犬島石7-大阪城

このように、最近の大阪城の石垣の改修工事にも
犬島石は使われているんですよ。

 

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ふーん、立派な石だということはわかったわ。
でも、どうしてそんな立派な石が今まであまり使われて
来なかったの?
(もしかして、使ってた?私が知らないだけで。。。(^_^;)

 

 

 

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どうしてなんでしょうね。
建築物に使う石だというイメージが強くて、
あまりお墓として注目されなかったのかもしれませんね。

 

 

shinpai_woman

わかった、わかったわ。その犬島石という石も検討してみるわね。
(。。。助かった(^O^)、無知がばれないで。。。(^_^;)

 

 

犬島石8-サンプル磨き

磨いてみると、こんな石です。
白系のみかげ石ですが、ややピンクというか
暖かい色をしていますね。
有名な北木石と似てますが、
北木石よりも柔らかいイメージです。

犬島石11-サンプル錆ビシャン

さっきの古いお墓なんかはこんな感じですね。
ビシャン加工と言いますが、こっちの方もいい感じですね。

 

 

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「お墓の石はやっぱり中国製がいいわね。安いし♡」

と思われている人って、ほとんどいないと思うんですよ。
日本人なら、日本の石がいいに決まっているじゃないですか。
それは、誰でもそうですよね。
だって、
日本人なんだもの。
made in japan(メイドインジャパン)がいいですよね。

でも、どの石屋さんも「日本の石は高いですよ」と
仰るので、怖気づいて、
「じゃあ、中国製の石で。。。」
(でも中国ってイメージ悪いな。。。でも安いから)
という消極的な気分で決まっているんだと思うんです。

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「そ、その通りです。はい。。。」
DSC09427-2

「確かに高いです。同じ値段ではありません。」
「でも、いくら高いのか?
僅かに高いのか?
とても手が出ないほど高いのか?
ギリギリ出せる値段なのか?
その部分を見極めてから、
判断しても遅くないのではないですか?」

それで、
歴史上の有名人の池田輝政や、
鎌倉の鶴岡八幡宮の大鳥居(一の鳥居)と
同じ石で、お墓が建てることができるなら、
おそらく、きっと、
亡くなったおじいちゃんも、ありがとうって
言ってくれるんじゃないですかね。

おじいちゃん

「ありがとう」ってね。

 

 

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わ、わかったわよ。。。(汗)
とりあえず、考えてみるから。。。

       
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大北 和彦(おおきた かずひこ)
1966年生まれ。昭和元年頃から続く「大北石材店」3代目。さほどの強い動機もなく始めた石材業だったが、仕事を通じて石にかかわる楽しさ、墓の素晴らしさに目覚め、お墓のプロの証「お墓ディレクター2級試験」第1回試験に合格、その翌年初めての「お墓ディレクター1級試験」にも一発合格し、但馬で唯一の「お墓ディレクター1級を取得する石材店」となる。
本人は兵庫県でも指折りの「お墓好き」を自任するが、その大好きな墓石について、困っている、悩んでいる人が多いことに気づき、墓石についての疑問・質問に答えるため「お墓Q&A」をブログにて執筆中。
1000記事を目指している。