お墓の解体から学ぶこと~施工の難しさ①


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おはようございます。
但馬、豊岡のお墓と墓石のプロ、おおきた石材店の大北和彦(stoneman-ohkita)です。

 

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今朝、初雪が降った模様。。。
夕方から降ってたようです。
12月もまもなく中旬ですね。

ところで、今日、12月6日は「お墓ディレクター」試験の締め切り日の
前日ですが、実質締め切り日です。

明日、7日の消印有効ですからね。

これを逃すと、来年まで1年待たなくてはなりません。
この機会にぜひ、受験ください。1級を。

「お墓ディレクター試験」迫る

 

http://ohkita-sekizai.com/?p=19754

 

先日、お墓じまいをさせて頂きました。
上のお墓本体の部分は取り去りました。
その下、舞台の部分です。

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但馬、豊岡のお墓では、このように天場の石を一枚で作ることは、稀なので
非常に珍しい、いいお墓ですね。
と言いたいのですが、残念ながら、厚みが薄いです。
もう少し厚いとよかったんですけどね。

それから、気付いたこと。

下の写真。

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赤線の枠の部分、上のお墓の台、俗に中台と呼びますが、
その台石が乗りますが、
この天場石と中台の間のすき間に雨水がしっかりと
残っておりました。
雨上がりでしたが、その周りよりも、石の下の方が
しっかりと水が残っておりました。

おそらく、目地(シール)のすき間から雨水が進入して、
抜けなくなって、残ったんでしょうね。

石と石の目地(シール)は大事だと実感しました。

ここに水が入ってしまっては、接着剤の劣化も早いですし、
冬季の凍結で、分離してしまう可能性も高いです。

 

 

引き続いて、お墓の解体を進めます。
この天場石を割っていきます。
こうすると、いろいろなものが見えてきます。

(なんとなくは分かってはいましたが。。。)

一部を割った写真。

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天場石、厚みがおそらく3寸5分(約100ミリ前後)の厚みでした。

 

DSC_0428-2

この厚みですね。この厚み。
この厚みだと、ドリルの刃を一カ所に入れると、簡単に割れてしまいます。
せめて、5寸(120ミリ)は欲しいですね。
どうして、こんなに薄くするのかは、ずばり、
「石代が安くなるから」ですね。

特にこのような大きなサイズの石は体積がこれだけ厚みが違うと
変わってきます。

更に問題なのは、この天場石を支える下の石。
柱とその間の板石があまりにも貧弱です。。。

 

 

 

       
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大北 和彦(おおきた かずひこ)
1966年生まれ。昭和元年頃から続く「大北石材店」3代目。さほどの強い動機もなく始めた石材業だったが、仕事を通じて石にかかわる楽しさ、墓の素晴らしさに目覚め、お墓のプロの証「お墓ディレクター2級試験」第1回試験に合格、その翌年初めての「お墓ディレクター1級試験」にも一発合格し、但馬で唯一の「お墓ディレクター1級を取得する石材店」となる。
本人は兵庫県でも指折りの「お墓好き」を自任するが、その大好きな墓石について、困っている、悩んでいる人が多いことに気づき、墓石についての疑問・質問に答えるため「お墓Q&A」をブログにて執筆中。
1000記事を目指している。