「木瓜」~完成された家紋の極致


木瓜2

木瓜、という家紋です。
非常に見慣れた、よくある家紋ですが、
私は以前から、美しい家紋だなって思っておりました。
と、すると、

この図案は他に例がないほど、美しく均整のとれた模様で世界に類例がない

とまで書かれている本に出会いました。

秋田書店の「家紋大図鑑」 樋口清之監修 丹羽基二著です。

この本で、著者の丹羽さんが「木瓜」の解説文でご自身の子どもの頃の話を交えて
木瓜の思い出を書かれていますが、この木瓜こそ、最も美しい日本が誇る家紋である、と書かれいています。

確かに、立て木瓜、四方木瓜はさほど美しいとは感じませんが、
この横木瓜(木瓜)はすきのない美しさを持っております。
特に、この外枠の形は美しいな、って感じます。
これの中身が別のものになると、その完成された美しさが失われてしまうんですよね。

木瓜紋を用いた氏族の説明文を一部引用します。

 

木瓜紋を用いた代表的氏族は日下部、伴、及び紀氏である。
日下部氏は孝徳天皇の皇子有馬皇子の後裔である。
その子孫は、代々但馬国養父郡を本拠として栄えたが、
朝倉、朝来、太田垣、八木、奈佐の諸氏がこれから出た。
そして、この一族はみな三つ木瓜である。なかでも
朝倉氏は越前に移って大いに発展したので、この地方にも木瓜紋は
広まっている。尾張の織田氏が木瓜紋を用いたのは、この越前朝倉氏から受けついたもの。

(以上、木瓜紋の説明より引用)

 

木瓜紋、実は由緒正しい、正当な家紋だったんですね。
しかも但馬地方には木瓜が多いはずです。

朝倉と言えば、確か、浅井朝倉って、越前の大名だったですよね。
名家中の名家、朝倉家の家紋です。

そして、当然のごとく、
越前朝倉家も「三つ盛木瓜」です。

c29

三つ盛木瓜の家紋の方、実は朝倉家とつながりがある方かもしれませんね。

但馬で木瓜は多くて、由緒正しい家紋でありました。

 

 

 

 

       
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大北 和彦(おおきた かずひこ)
1966年生まれ。昭和元年頃から続く「大北石材店」3代目。さほどの強い動機もなく始めた石材業だったが、仕事を通じて石にかかわる楽しさ、墓の素晴らしさに目覚め、お墓のプロの証「お墓ディレクター2級試験」第1回試験に合格、その翌年初めての「お墓ディレクター1級試験」にも一発合格し、但馬で唯一の「お墓ディレクター1級を取得する石材店」となる。
本人は兵庫県でも指折りの「お墓好き」を自任するが、その大好きな墓石について、困っている、悩んでいる人が多いことに気づき、墓石についての疑問・質問に答えるため「お墓Q&A」をブログにて執筆中。
1000記事を目指している。