【納骨口が狭い】意外と大変な対処


台風前の晴天??の日曜日、

皆様いかがお過ごしでしょうか?

但馬、豊岡のお墓と墓石のプロ、おおきた石材店、大北和彦です。

「納骨口が少し狭いな。。。広げてあげてください」
とお性根抜きの際にご住職。

job_obousan (1)

「はい、わかりました。」とお答えしながら、おタフタしておりました。
急に言われても。。。。
いや、そのあたり確認できてない私が悪うございます。

というわけで、
お墓のリフォームで、仮撤去したお墓の中台を
持って帰って、納骨口を大きく開けなおす作業を。

DSC_1599

納骨口があるお墓の台の石です。

ひっくり返しておりますので、イメージしにくいですが、
あらかじめ開いている穴が小さくて、骨壺が入りずらいので、
サイズを大きく開け直します。

まず、刃を入れて、カットします。

 

不要な部分を取り除いて、だいたいの穴を開けます。

DSC_1600

昔はこのままお墓に据付しておりましたね。
父の頃に建てたお墓はほとんどがこうなっております。
凸凹になっています。

今はこのままではまずいですね。

DSC_1689

人造ダイヤモンドが埋め込まれた工具で成型していきます。
内部のガタガタがなくなるまできれいにします。
結構時間がかかって、1時間以上です。

 

こういう姿で加工しておりますが、
ほぼ石材の粉じんで真っ白になってしまいます。

DSC_1691

 

で、もって
DSC_1694

かなりきれいになりました。
上の面のガタガタ(お墓に据え付けたら、内部になる見えない部分)
も直したいところですが、今回はできません。
このままでお墓に据直します。

DSC_1696

ずいぶん納骨口が広く、奥行きもできましたので、関東型の大きな骨壺でなければ
納骨は可能だと思います。

今回、納骨口の穴を大きくする作業をしてみましたが、
ホントに粉じんがすごい、というのを再確認しました。
昔はこのような粉じんをマスクもせずに作業していたのですから、
体を壊すのは仕方なかったでしょうね。

マスクをしていても、粉じんがマスク内に入ってこようとします。
このように、
石材の加工は命懸けの作業です。
相手は重量も重たいので、素人が作業すると、石の下敷きとなってしまします。
また、
暑い時期にはマスクを装着するのも、決死の覚悟がいります。

ホントにそういう意味で、石材加工、お墓を作るという作業は
好きでないと出来ない、凄い厳しい作業でもあります。

少なくとも、石材を加工してくれている人には、中国人でも日本人でも、
敬意を表すことは、最低限したいと思いますね。

 

 

 

       
◆ 連続読み物、気合入ってます。・・・ 【連続記事まとめ】

◆ ここに全ての疑問、質問があります・・・ 【お墓Q&A(カテゴリ別)】

◆ お墓の建て方の基本・・・       お墓を建てる前に...
◆ お墓じまいのまとめ・・・       お墓じまい、基本のキ
◆ 日本のお墓は日本の石で・・・     日本の墓は日本の石で建てる4つの理由
◆ メイドインジャパンのお墓・・・    日本の墓は日本で作るべき4つの理由
◆ 海洋散骨体験しました・・・      約束の海へ~海洋散骨ツアー

  ◆お墓の疑問、受け付けております◆ あなたが疑問に思うこと、どうしてなのと思うこと、どんなことでもお尋ねください。 この「お墓の疑問Q&A」でお答えいたします。 お問い合わせは、 こちらからどうぞ→→→「お墓の疑問お問合せフォーム」

 
大北 和彦(おおきた かずひこ)
1966年生まれ。昭和元年頃から続く「大北石材店」3代目。さほどの強い動機もなく始めた石材業だったが、仕事を通じて石にかかわる楽しさ、墓の素晴らしさに目覚め、お墓のプロの証「お墓ディレクター2級試験」第1回試験に合格、その翌年初めての「お墓ディレクター1級試験」にも一発合格し、但馬で唯一の「お墓ディレクター1級を取得する石材店」となる。
本人は兵庫県でも指折りの「お墓好き」を自任するが、その大好きな墓石について、困っている、悩んでいる人が多いことに気づき、墓石についての疑問・質問に答えるため「お墓Q&A」をブログにて執筆中。
1000記事を目指している。