納骨口の開け方(大きいお墓編)


久々の雨の朝です。

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但馬、豊岡のお墓と墓石のアドバイザー、おおきた石材店、大北和彦です。

恵みの雨、かもしれませんね。少なくとも、私にとっては。。。(^_^;) いろいろあったので、雨でリセットさせていただいて、と。

先日、納骨のお手伝いしたお墓ですが、納骨口に使っていた【目地テープ】というものが劣化していたので、交換させていただきました。

 

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クッション性のある多少、粘着力のあるテープです。厚みは3ミリ程度。これ、本来は施工時にシール代わりに貼って、「シールの手間がいりません」っていう商品のようなのですが、残念ながらシールの代わりにはなりません。

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シールとは、上の写真のように、黄色いマスキングテープを貼って、そのすき間、石と石の間のすき間にシール剤という接着剤をすき間なく詰めることで、内部の一番大切な接着剤等の劣化を防ぐとともに、雨などの水分が侵入しないよう守る役割があります。目地テープというのは、このシール剤を入れるのが大変なので、代わりに、と開発されたと聞いておりますが、全く使えません。

理由は、第1に劣化が早いこと。数年でカチカチになってしまって、意味をなさないです。特に重量物が乗ると、ホントにすぐにカチカチに固まってしまします。

第2に、厚みが3ミリと書きましたが、これはある程度つぶれて使うものです。1ミリ程度に圧縮しないと半スポンジの形状なので、柔らかすぎて使えないのです。そのままでは。でも1ミリでは接着剤の性能を引き出せません。最低3ミリと考えます。であるなら、重ねて使うか?3枚重ね?となりますが、それではカットが大変。しかも切り口がきれいにできない。

では、どうして使っているか?

私はクッション材として、使っております。石と石が直接くっ付くと硬いモノ同士なので、欠けてしまうのです。欠けやすいのです。なので、その間にクッション材として貼って、欠けにくいようにします。例えば、水鉢。納骨しなくてはいけないので、接着するわけにもいかない。なので、この目地テープで納骨口に設置するのです。

ということですが、先日納骨したお墓ですが、この目地テープが劣化していたので、後日交換することになりました。

 

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ちょっと足を掛けさせていただきましたが、こうしないと倒せないのです。。。(^_^;)
ごめんなさい。。。

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思いっきり体重を懸けて。。。

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お、開きました。ここまで動けばしめしめ。。。

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こうやって、引っ張る要領。でも、大きなお墓なので、そう簡単に動きません。先日、納骨した時も、30分早くやってきて、こうやって開けてみました。久しぶりってときはホントに動きません。動いたときは「やった!!」って感じでした。

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この中に、ご遺骨が納められております。

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台の上に倒してみると、劣化した目地テープが見えます。そして、裏側、及び、下の石はびっちょり濡れております。先日の納骨の折、掛けられた水がこのように残っているのですね。目地テープを全て剥がして、新しい目地テープを貼ります。

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暑い1日だったので、古い目地テープを剥がしているうちに石が乾燥してきました。濡れていると目地テープが着きません。どんなものでもそうですけどね。テープを貼り直して、

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濡れていた下面も乾燥してきたので、テープを貼ります。

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貼れたら位置を微調整して、きれいにはまるように。。。完全に起こしてしまってからでは動かすのが大変です。

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きっちり位置が決まれば、後は左右の花立の石の位置調整です。花立石の下場と水鉢と当たる部分、後ろのお墓の中台と当たる部分にも「目地テープ」貼っております。

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完成です。

 

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大北 和彦(おおきた かずひこ)
1966年生まれ。昭和元年頃から続く「大北石材店」3代目。さほどの強い動機もなく始めた石材業だったが、仕事を通じて石にかかわる楽しさ、墓の素晴らしさに目覚め、お墓のプロの証「お墓ディレクター2級試験」第1回試験に合格、その翌年初めての「お墓ディレクター1級試験」にも一発合格し、但馬で唯一の「お墓ディレクター1級を取得する石材店」となる。
本人は兵庫県でも指折りの「お墓好き」を自任するが、その大好きな墓石について、困っている、悩んでいる人が多いことに気づき、墓石についての疑問・質問に答えるため「お墓Q&A」をブログにて執筆中。
1000記事を目指している。