【豊岡西霊苑D区画】四ツ石の秘密


お盆真っ最中だと思いますが、お墓の話題続きます。

但馬、豊岡のお墓と墓石のアドバイザー、おおきた石材店、大北和彦です。

台風来てます。直撃コースです。今の時点で。。。(ちなみに11日に書いてます)。この文章読まれる時点で、かなり接近しているはず。

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万全の備えを。。。(あまり緊迫感ないですが。。。)

 

 

ところで、昨日は3重台は「4つ石」と言って、4つの石を組んで一番下の台にしてある、何故か?

というところで終わっていたんですね。

 

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その答えはずばり、安いからです。

 

前回書いたように、このD区画135区画あるうち、74区画が和型3重台です。半分以上です。お墓建ってない区画もある中で、の数なのでお墓の数の中で和型3重台は7割、70%を越えているのです。大部分と言ってもいい数ですね。

 

で、そのうち、74区画のうち、芝台(下台)が4つ石、つまり4つの石で組んであるお墓は何と、72区画。

 

では、残りの2つは、というとそのうち一つは今回、おおきた石材店が建てた新しいお墓。

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こちらです。

こちらが一枚石の芝台。お盆前に建てたお墓の芝台設置時の写真です。

 

そしてもう一基が他店が建てられた3重台のお墓。ですが完全な和型ではなく、デザイン墓の要素を含んだ3重台のお墓です。これは私の予想ですが、デザイン墓は設計図段階で芝台が一枚石である場合がほとんどです。関東地方メインのお墓なので、そちらでは【4つ石は地震に弱い】という共通認識、というより事実としてあるので、一枚石が基本です。

 

さて、これだけ4つ石がたくさんを占める理由が「安いから」ということですが、これは決して悪い理由ではないのです。お客様にとっては価格が安いのは、ある部分でメリットとなりますから。でも「地震に弱い」というのは、大きな欠点です。

 

未だに関西地方では「四ツ石」は当たり前で、私もそう感じておりました。が、しかし、関西以外のエリアでは今や、4つ石などしている地域はごくごく一部、関東以東などはまずありません。(構造的に芝台がない地域も多いですが。。。)関東のお墓は構造上、そもそも一枚石の方が都合がいいのです。
他地域の石材店の方にいろいろ情報を頂き、検討し、4つ石をやめて、一枚石の芝台にすることにしました。もちろん100%ではありません。施工困難墓地は2つ石や今まで通りの4つ石対応もあります。ですが基本は一枚石で行こうと考えております。

 

では、どうして【4つ石は地震に弱い】のか?

 

3重台お墓の説明図

昨日説明した図面ですが、これを見てもわかる通り、真ん中に空洞部分を作らないといけないのです。

なので、この芝台はお骨が入るスペース(カロート部)とお墓の上の大事な部分、両方を支える大事な役割です。

 

しかも、少し地下に低くなる状態になっていますよね。(半地下構造)

 

Microsoft Word - 四ツ石の構造図01

上の図、ブルーの部分、一つの石なら、割れない限り、その真ん中の穴に落ち込む可能性はありません。
が、四つに組んである石なら、それぞれバラバラに外れた場合、その穴に上の中台が落ち込む可能性がゼロではありません。

 

【より万全を期すために、一つの石に変更する】ということですね。

 

各地、特に東北や九州など最近大きな地震が発生した地域では、いろいろ紆余曲折あって、地震対策、すごく進んでおります。大きな犠牲を経て、耐震、免震という考え方がすごく進んでいるし、それを取り入れないとお墓を建てることができないほど、地震に対して敏感になっています。

 

それに対して、関西は「阪神淡路大震災」を経験して、地震に対する意識も上がってきているはずなんですが、私の住む「但馬、豊岡地区」はその点でずいぶん遅れを取っております。

 

おおきた石材店が行っている「地震対策」もまだまだ十分だとは思っていません。ですが少しでも地震に強いお墓を建てようと日々努力しているつもりです。

 

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大北 和彦(おおきた かずひこ)
1966年生まれ。昭和元年頃から続く「大北石材店」3代目。さほどの強い動機もなく始めた石材業だったが、仕事を通じて石にかかわる楽しさ、墓の素晴らしさに目覚め、お墓のプロの証「お墓ディレクター2級試験」第1回試験に合格、その翌年初めての「お墓ディレクター1級試験」にも一発合格し、但馬で唯一の「お墓ディレクター1級を取得する石材店」となる。
本人は兵庫県でも指折りの「お墓好き」を自任するが、その大好きな墓石について、困っている、悩んでいる人が多いことに気づき、墓石についての疑問・質問に答えるため「お墓Q&A」をブログにて執筆中。
1000記事を目指している。