お墓の構造【地震に弱いお墓】


但馬、豊岡のお墓と墓石のアドバイザー、おおきた石材店、大北和彦です。
昨夜は豊岡近辺、昨夜の雨とともに暑さが遠のき、急に秋めいてきた気がする兵庫県豊岡市です。

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バランスを取るお墓

構造物というものは、必ず全体のバランスを取らなければなりません。
お墓も例外なく下にあるものほど、しっかりとしていなくては、簡単に倒壊してしまいます。

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さて、お墓じまい作業中の古いお墓の写真です。

お墓の構造がよくわかるので、使わせてもらいました。

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一見、普通の構造のお墓に見えますが(というか、普通の人はこんなところを見ることはまずないはず。。。(^_^;)

 

 

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下の石は  「芝台」と言って、一番下の台石です。その台石とその上の中台と呼ばれる石との掛かりと呼ばれる幅。

たったこれだけしかないのです。これだけで上の石を支えているわけです。少しでもズレたら、落っこちてしまいます。。。(^_^;)

 

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反対側は少しだけ多いですが、それでもこれだけです。

 

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これ、しかも、固定してないのです。ただ載っているだけ。怖くないですか?

 

全体でもこの赤線の枠内のわずかな部分で上の石を支えております。非常に微妙で、少しずれると、上の石が傾いてしまいます。むしろ、真ん中の穴(納骨スペース)に落ちてしまう可能性も高い。非常に微妙なバランスの上に成立しています。このお墓に関しては。。。

 

これは昔のお墓ですから、最近のお墓はそんなことはないとは思いますが、それでも結構ヤバイお墓、見かけますよ。これだけ僅かな部分で建っているお墓。リフォームで耐震、免震にすることも難しいです。かなり費用掛かります。
この「芝台」という一番下の台、厄介ではありますが、お墓全体を支えている石なのです。ですが、関西、特に私の住む但馬地方では、4つの石を組んであるお墓がほとんどです。ご自宅のお墓を確認してみてください。いくつかの石を組んであるお墓がほとんどです。全てと言っても過言ではないくらい。。。
(2重台のお墓は除外します)

 

「お墓の安全」「お墓の耐久性」「お墓の耐震性」を考えた場合、上のような構造のお墓、すごく不安がありますよね。
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このような、一枚石の芝台の方が絶対いいはずです。どうしてそうしないのか? 費用が高くなるからです。その差はわずかなのですけどね。

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このように、設置面積も広くなります。しかもそれぞれが組んである4つの石ではなく、一つの石なので、安定感が全く違います。

 

このような、「お墓の安全」「お墓の耐久性」「お墓の耐震性」を兼ね備えたお墓の方か良くないですか?

 

それとも、多少安いですが、不安の残る従来のお墓がいいですか?

 

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大北 和彦(おおきた かずひこ)
1966年生まれ。昭和元年頃から続く「大北石材店」3代目。さほどの強い動機もなく始めた石材業だったが、仕事を通じて石にかかわる楽しさ、墓の素晴らしさに目覚め、お墓のプロの証「お墓ディレクター2級試験」第1回試験に合格、その翌年初めての「お墓ディレクター1級試験」にも一発合格し、但馬で唯一の「お墓ディレクター1級を取得する石材店」となる。
本人は兵庫県でも指折りの「お墓好き」を自任するが、その大好きな墓石について、困っている、悩んでいる人が多いことに気づき、墓石についての疑問・質問に答えるため「お墓Q&A」をブログにて執筆中。
1000記事を目指している。