⑦~日本の石をどこで加工する?

もし、日本の石を使ってお墓を建てる、となった時
どこでその石を加工するの、って考えた人ありますか?

「当然、日本で作るんでしょ?」
「日本の石なら、どこで作っても同じでしょ?」
「日本の石を中国に持っていって作って、また日本に持って帰ってきて
それからお墓にするって、ありえんでしょう。。。」

いや、ありうるんです。
むしろ、今日本の石のお墓のうち、中国で加工したお墓の割合
7割とか8割とかあるようです。

 

◇中国加工の日本の石のお墓がどうして多いのか?

どうしてそんなに。。。?
と思われるかもしれませんが、事実です。

その方が費用が抑えられるんです。
人件費、それ以外の理由。。。
詳しくは触れませんが、そちらの方が安いんです。

なので、
デフレの頃、日本産の石を大量に中国に送り
加工していました。
そのお陰で、ほとんど産出される原石が中国に集中し、
日本国内では探してもいい石がない、ってこともありました。
本末転倒ですよね。

その費用の差がデフレの時代を脱して、徐々に差が詰まり
あまり大きな違いがなくなってきました。
そうなると、日本の職人に作ってもらったお墓の方がいい、って人が出てきました。

 

◇中国加工と日本加工とではどちらがいいの?

今、お墓の石の加工が出来る業者さんは自社加工している一部の業者さんと、庵治、岡崎、茨城という石材産地の加工工場くらいです。

日本加工の日本の石って非常に少数派なんですね。

そこで中国加工と日本加工ではどう違うのか?
どちらを選んだ方がいいのか。

日本の加工業者さんは
「お墓を作る」ということをよく知って加工してます。
「祈り」の対象として、大切なご遺骨を収めるための
大切なものとして、お墓を考え、お墓を作ります。

中国の加工業者さんは
全員が、とはいえませんが
あくまで仕事として、出来ればいい、
労働の対価として、
のように考える人が多いようです。
なので「お墓」ということに重きをおきません。

更に、
見えない部分、
場合によっては見えるけど目立たない部分でも
手抜きをする工場、それを見逃す工場があります。

DSC_0016

上の写真は中国加工の面取りです。
国内加工ではとにかくありえない太さです。
この太さが完成後の仕上がりに大きな差を生みますね。
これくらい分からないと思うのは、素人の考え。
よく見るとこの違いが大きいんです。

また、寸法も違う時が良くあります。
サイズが違うのでどこかで処理しないと
収まらないこともあります。

 

このように、同じ国産墓石材でも
加工のレベルが大きく違うと
仕上がりに大きな差を生みます。
国産材でお墓を作られるということは
それなりの加工も期待しておられると思います。

しっかりと加工したのは
外国(中国)なのか、国内なのか、
ということも確認すべきでしょうね。

特に国内加工でも全て同じではありません。

こだわりの加工工場と
それほどこだわりはなく、数をこなしていく加工工場。
しっかりと見分けられる石材店はそれほど多くはないと
思います。

ちなみに私は
国内産墓石材、特に瀬戸内の石なら
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