―お墓じまいについて

おばあちゃん

Q305~お墓の引っ越し、具体的には?②

お墓の引っ越し、具体的には?①のつづきです。

お墓の石全てじゃないけど、その中で一部を持っていきたい、という人は
意外に多いですね。では何を持っていくのか?

 

②その一部、何か大切なものだけ(お骨以外でね)を持っていくのか?

例えば、
正面の文字が亡くなったお父さんが書いた文字だから、とか
水子地蔵だけは残しておきたい、とか
何かを記念に残しておきたいとか。

いろいろなことがありますが、

逆に
少しでも安上がりしたいから、そのまま使いたい、という理由なら
逆に高くつく場合もあります。
基本的には、以下の費用が掛かります。

① 旧墓地からのお墓の石の解体費用

いわゆる「お墓じまい」による墓石の解体(撤去)費用
「お墓の引越し」による墓石の解体(撤去)費用は同じではありません。
ほとんどの場合、「お墓の引越し」による墓石の解体(撤去)費用の方が
高額になります。

 

② 旧墓地から新墓地への墓石の運搬移動費用

石は重量があるので、運搬も結構費用が掛かります。

 

③ 新墓地での施工費用

新墓地での施工費用のうち、基礎工事等はコンクリートを使うので、
地元のコンクリート工場の協力が必要です。発生残土の処分費用、発生産廃処理費用、
などをどう処分するかも検討しないといけません。

 

④ 新墓地が遠方なら、出張費用等が発生

片道1時間以上なら、基本的に出張費用が発生する可能性があります。
一日で作業できる時間が減るので。。

 

⑤ 逆に旧墓地が遠方なら、出張費用が発生

片道1時間以上なら、基本的に出張費用が発生する可能性があります。
一日で作業できる時間が減るので。。

 

それ以外にも、普通にお墓の施工費用が掛かります。
耐震施工費用、外柵のアンカー固定費用など。

そうではなくて、

どうしても、思い出があるので残したいという場合ですが、
何を持っていくかによって、できることできないことが違います。

正面のお墓の文字「〇〇家の墓」はおじいちゃんの書いた文字なので、
残したい。。。などの場合ですが、
お墓の石そのまま持っていくのは、難しい場合が多いですね。

石が大事なら、その一部をカット、あるいは加工して持ち込む。
文字が大事なら、拓本して、新しいお墓の石に彫刻してもらう。
あるいは、文字を縮小して、何らかのオブジェに彫刻する。

などが考えられます。

お地蔵様とか、小さなものなどは、引越しできる可能性は高いですが、
それでも、墓地管理者に尋ねる、
あるいは、墓地の規約等に照らし合わせてください。

 

お墓の引っ越し
◆ お墓の引っ越しって具体的には?①
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◆ お墓の引っ越しって具体的には?③

 

 

 

       
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Q304~お墓の引っ越し、具体的には?①

まず、今あるお墓。

①全部、全て新しいお墓に持っていくのか?

それとも、

②その一部、何か大切なものだけ(お骨以外でね)を持っていくのか?

あるいは、

③今あるお墓は全部、お墓じまいして、新しいお墓を新しい墓地に建てるのか?
(お骨は引っ越します)

そのどれかになると思います。
それぞれを説明していきましょう。
まず、
① 今のお墓をそのまま全部、新しいお墓にもっていく場合
3つの条件があります。
この3つをクリアしないと、引越しできません。

一つ目の条件。

物理的に新しいお墓が今あるお墓と同じか、広い必要があります。
そして、広さ(面積)が同じでも、
形が違うようなら、そのまま引越しできない場合があります。

二つ目の条件。

一つ目の条件がクリアしていても、その新しい墓地が、
古いお墓の墓石等をそのまま引越し、を認めているかどうかが大切。
中には、古いお墓の石を持ってくることを認めていない墓地もあります。
民間墓地などは結構あります。

そして、三つめの条件。

古いお墓の石を持ってくることは認められていても、墓地の規約に
反している場合も建てることができません。
よくあるのが、高さ制限。
神道のお墓とか、
戦死者のお墓とか、
とにかく背の高いお墓は要注意。
外柵も高さ制限に引っかかる場合が稀にあります。
その他にも規約に抵触する場合がありますので、
その墓地の規約を十分確認することをお勧めします。

それでは、次に2番目のお墓の引っ越し、

②その一部、何か大切なものだけ(お骨以外でね)を持っていくのか?

の場合です。

 

お墓の引っ越し
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Q284~墓じまいした後のお墓の石は。。だめなの?

お墓じまいした後のお墓の石って、良く古いお墓がいっぱい並べてある石のところに
置いてもらってはダメなの?

という疑問を、あるお客様とのやりとりの中で、聞かれました。

田舎の墓地、寺院墓地などによくあるこういう場所ですね。

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これは、「無縁塚」あるいは、俗に「無縁さん」と呼ぶものです。

元々、お墓として、建てたんですが、
お墓を管理する人がいなくなった、
跡が絶えた、
天涯孤独な人が眠っているお墓、など
そういう理由で管理される人がいなくなったお墓を
一時的に安置して、供養する場所、です。

なので、
「お墓じまい」とは、微妙に意味合いが違います。
お墓じまいは、お墓を管理する人はしっかりといらっしゃるけど、
そのまま建てておいては将来、このような無縁墓になってしまう可能性が高いので、
前もって余裕のある間に処置しようという行為ですが、

逆に、
こちらの無縁塚は、そのまま放置してしまって、
結果的に無縁になってしまったお墓の安置場所なのです。
まあ、理由は他にもたくさんあって、
管理する人が突然、亡くなったとか、
身内が一人もいない人が亡くなったお墓だとか、
理由は様々ですが、
結果は違うわけです。

だから、基本的にこちらに安置させてもらうことは
出来ません。

ただ、管理されている方(基本的にご住職だと思いますが。。。)の裁量の部分もあるかも
しれませんし、スペース的に余裕があるなら、受け付けられている場合もあります。
気になるようなら、一度、聞いてみるのも手かもしれません。

ただ、一点。
もし費用を安くあげたいという理由で、そちらに置かせてほしいということなら、
安くなる可能性は低いと思います。
定期的に参拝、供養される供養塚ですから、
そこに置かせてもらうには、おそらく一定のお布施が必要ですし、
逆に高くなる可能性もあります。

長い間、お墓として、供養してきたので、
処分してしまうのは、忍びないということなら、
一度、お尋ねする方法をお勧めします。

また、その竿石(文字を彫刻してある石)のみですが、
一定期間、安置、供養していただける施設もあります。
詳しくは、石材店へお尋ねください。

 

       
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Q238~お墓じまいの費用に影響する4つの事④ご遺骨の回収

「お墓じまい」と言いますが、
本来の意味で言うなら、ご遺骨の引っ越しです。
一番大事なのは、亡くなられた方、ご先祖の唯一残された遺骨が大事なわけで、
お墓はそのご遺骨のための、家、社、守るものです。

なので、お墓じまいには、必ずご遺骨の回収作業、掘り出す仕事をします。
それは地味ですが、一番大事で、一番意味のある仕事であるはずです。

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ですが、そうは言っても
ご遺骨がすんなりと出てくるとは限らないわけです。
2メートル掘っても、出てこないこともあります。
焼骨なら、何十年経過していると、
土に還ってしまっている、ということもあります。
でも、土葬なら、
なかなかそうはなりません。

お墓じまいで一番予想が難しいのが、
ご遺骨の回収作業です。
ほぼ一日を費やしたこともありました。
それでも出てこないこともあります。

その場に施主様がいらっしゃったなら、確認しながら掘れますが、
いらっしゃらなければ、
電話でやり取りしながら、掘削ということもあります。

「この程度掘りました。」
「じゃあもう出てこないかもしれませんね。」
「それくらいでやめてください。」
という写メを送りながらそうなる場合が多いですが、

入れ歯とか、お骨を入れた布、などが
出てきたり、棺桶の一部が出てきたり、
などすると、もう少しもう少しとなることもあります。

掘るにも、手で掘るとなると
その労力も大変なものになります。
重機を使うのは、細かい作業が出来ず、
掘った土を集めて置いた中から
骨が出てきた、なんてこともあります。

とにかく、お骨の回収作業、
出てこない場合の見極め、
そのあたりで費用は大きく変わってきます。

 

       
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Q237~お墓じまいの費用に影響する4つの事③基礎

基礎コンクリートってあるのが当たり前になりつつあります。
最近のお墓では。

でも、ちょっと前までは、基礎コンクリートのないお墓は普通でした。
おおきた石材店でも私が仕事に就いた頃は、
基礎コンクリートをしないお墓、建ててました。

むしろ、お墓に基礎コンクリート??
そんな大げさな!!
という感じでしたね。

最近でも高齢の施主様は
「へ~、そこまで丁寧にするのか??」
「家と変わらんね?!」などとおっしゃる方もいらっしゃいます。

但馬地方、特におおきた石材店では
お墓に基礎コンクリートを使うようになったのは、
私が仕事を始めて以降(20年経過してません)。
お墓にベタ基礎をするようになったのは、
ごく最近、5年くらいでしょうか?

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なので、
お墓じまいさせて頂くお墓のほとんどは
基礎工事がほとんどなされていません。
ホントに僅かです。
石の下に申し訳程度、コンクリートが使われている、
くらいが大半です。

でも、今後はそうはいかないでしょう。
写真のようなベタ基礎のお墓は
その解体だけでも、電動ハツリでは到底、歯がたちません。
解体屋さんが使うエアのハツリが必要になってきますし、
時間もかかるでしょう。
どこまで外すのか、という問題もありますが、
今後は、お墓じまいには費用が掛かるようになってくるでしょう。

       
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Q236~お墓じまいの費用に影響する4つの事②お墓の施工方法

昔のお墓は、石の上に石が乗っているだけ、でした。
まあ、今でもそういうお墓は関西では多いかもしれません。

なので、解体するときもさほど、手間はかかりませんでした。

でも、今のお墓は耐震、免震が普通となってきています。

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その施工方法は様々ですが、大きく分けて
金具固定型とジェル(パット)吸震型があると思います。
前者が耐震、後者が免震と大きく分けて言えると思います。

弊社の場合、現場でお墓の解体をするので、
あまり影響はない場合が多いのですが、
それでも、金具は外したいし、そうなると多少面倒なこともあるかも
しれません。
耐震金具って使ったことがないので、どういう構造か分からないですね。
外柵に使う金具とは根本的に異なります。

お墓の竿石を供養してもらうので、そのまま取り外す、という場合など
苦労する気がします。

免震パット、あるいはただ単に接着剤のみの施工のお墓でも
そのまま解体、別の場所での供養、という場合、
なかなか外すのが難しいかもしれません。

一度、接着剤施工のお墓の解体をしたことがあるんですが、
かなり大変でした。(^_^;)

お墓じまいの費用というのは、新規に石を使うことはほぼないので、
その費用の多くは人件費が占めます。
なので、いかに時間がかかる仕事か、
それとも、短時間で終わる仕事か、という部分が
費用に大きく影響します。

 

 

       
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