―お墓じまいについて

job_obousan

Q284~墓じまいした後のお墓の石は。。だめなの?

お墓じまいした後のお墓の石って、良く古いお墓がいっぱい並べてある石のところに
置いてもらってはダメなの?

という疑問を、あるお客様とのやりとりの中で、聞かれました。

田舎の墓地、寺院墓地などによくあるこういう場所ですね。

dsc_0046

これは、「無縁塚」あるいは、俗に「無縁さん」と呼ぶものです。

元々、お墓として、建てたんですが、
お墓を管理する人がいなくなった、
跡が絶えた、
天涯孤独な人が眠っているお墓、など
そういう理由で管理される人がいなくなったお墓を
一時的に安置して、供養する場所、です。

なので、
「お墓じまい」とは、微妙に意味合いが違います。
お墓じまいは、お墓を管理する人はしっかりといらっしゃるけど、
そのまま建てておいては将来、このような無縁墓になってしまう可能性が高いので、
前もって余裕のある間に処置しようという行為ですが、

逆に、
こちらの無縁塚は、そのまま放置してしまって、
結果的に無縁になってしまったお墓の安置場所なのです。
まあ、理由は他にもたくさんあって、
管理する人が突然、亡くなったとか、
身内が一人もいない人が亡くなったお墓だとか、
理由は様々ですが、
結果は違うわけです。

だから、基本的にこちらに安置させてもらうことは
出来ません。

ただ、管理されている方(基本的にご住職だと思いますが。。。)の裁量の部分もあるかも
しれませんし、スペース的に余裕があるなら、受け付けられている場合もあります。
気になるようなら、一度、聞いてみるのも手かもしれません。

ただ、一点。
もし費用を安くあげたいという理由で、そちらに置かせてほしいということなら、
安くなる可能性は低いと思います。
定期的に参拝、供養される供養塚ですから、
そこに置かせてもらうには、おそらく一定のお布施が必要ですし、
逆に高くなる可能性もあります。

長い間、お墓として、供養してきたので、
処分してしまうのは、忍びないということなら、
一度、お尋ねする方法をお勧めします。

また、その竿石(文字を彫刻してある石)のみですが、
一定期間、安置、供養していただける施設もあります。
詳しくは、石材店へお尋ねください。

 

       
◆ ここに全ての疑問、質問があります・・・ 【お墓Q&A(カテゴリ別)】

◆ お墓の建て方の基本・・・       お墓を建てる前に...
◆ お墓じまいのまとめ・・・       お墓じまい、基本のキ
◆ 日本のお墓は日本の石で・・・     日本の墓は日本の石で建てる4つの理由
◆ メイドインジャパンのお墓・・・    日本の墓は日本で作るべき4つの理由
◆ 海洋散骨体験しました・・・      約束の海へ~海洋散骨ツアー

    
DSC_0006

Q238~お墓じまいの費用に影響する4つの事④ご遺骨の回収

「お墓じまい」と言いますが、
本来の意味で言うなら、ご遺骨の引っ越しです。
一番大事なのは、亡くなられた方、ご先祖の唯一残された遺骨が大事なわけで、
お墓はそのご遺骨のための、家、社、守るものです。

なので、お墓じまいには、必ずご遺骨の回収作業、掘り出す仕事をします。
それは地味ですが、一番大事で、一番意味のある仕事であるはずです。

DSC_0006

ですが、そうは言っても
ご遺骨がすんなりと出てくるとは限らないわけです。
2メートル掘っても、出てこないこともあります。
焼骨なら、何十年経過していると、
土に還ってしまっている、ということもあります。
でも、土葬なら、
なかなかそうはなりません。

お墓じまいで一番予想が難しいのが、
ご遺骨の回収作業です。
ほぼ一日を費やしたこともありました。
それでも出てこないこともあります。

その場に施主様がいらっしゃったなら、確認しながら掘れますが、
いらっしゃらなければ、
電話でやり取りしながら、掘削ということもあります。

「この程度掘りました。」
「じゃあもう出てこないかもしれませんね。」
「それくらいでやめてください。」
という写メを送りながらそうなる場合が多いですが、

入れ歯とか、お骨を入れた布、などが
出てきたり、棺桶の一部が出てきたり、
などすると、もう少しもう少しとなることもあります。

掘るにも、手で掘るとなると
その労力も大変なものになります。
重機を使うのは、細かい作業が出来ず、
掘った土を集めて置いた中から
骨が出てきた、なんてこともあります。

とにかく、お骨の回収作業、
出てこない場合の見極め、
そのあたりで費用は大きく変わってきます。

 

       
◆ ここに全ての疑問、質問があります・・・ 【お墓Q&A(カテゴリ別)】

◆ お墓の建て方の基本・・・       お墓を建てる前に...
◆ お墓じまいのまとめ・・・       お墓じまい、基本のキ
◆ 日本のお墓は日本の石で・・・     日本の墓は日本の石で建てる4つの理由
◆ メイドインジャパンのお墓・・・    日本の墓は日本で作るべき4つの理由
◆ 海洋散骨体験しました・・・      約束の海へ~海洋散骨ツアー

    
DSC_0068

Q237~お墓じまいの費用に影響する4つの事③基礎

基礎コンクリートってあるのが当たり前になりつつあります。
最近のお墓では。

でも、ちょっと前までは、基礎コンクリートのないお墓は普通でした。
おおきた石材店でも私が仕事に就いた頃は、
基礎コンクリートをしないお墓、建ててました。

むしろ、お墓に基礎コンクリート??
そんな大げさな!!
という感じでしたね。

最近でも高齢の施主様は
「へ~、そこまで丁寧にするのか??」
「家と変わらんね?!」などとおっしゃる方もいらっしゃいます。

但馬地方、特におおきた石材店では
お墓に基礎コンクリートを使うようになったのは、
私が仕事を始めて以降(20年経過してません)。
お墓にベタ基礎をするようになったのは、
ごく最近、5年くらいでしょうか?

DSC_0068

なので、
お墓じまいさせて頂くお墓のほとんどは
基礎工事がほとんどなされていません。
ホントに僅かです。
石の下に申し訳程度、コンクリートが使われている、
くらいが大半です。

でも、今後はそうはいかないでしょう。
写真のようなベタ基礎のお墓は
その解体だけでも、電動ハツリでは到底、歯がたちません。
解体屋さんが使うエアのハツリが必要になってきますし、
時間もかかるでしょう。
どこまで外すのか、という問題もありますが、
今後は、お墓じまいには費用が掛かるようになってくるでしょう。

       
◆ ここに全ての疑問、質問があります・・・ 【お墓Q&A(カテゴリ別)】

◆ お墓の建て方の基本・・・       お墓を建てる前に...
◆ お墓じまいのまとめ・・・       お墓じまい、基本のキ
◆ 日本のお墓は日本の石で・・・     日本の墓は日本の石で建てる4つの理由
◆ メイドインジャパンのお墓・・・    日本の墓は日本で作るべき4つの理由
◆ 海洋散骨体験しました・・・      約束の海へ~海洋散骨ツアー

    
ch003

Q236~お墓じまいの費用に影響する4つの事②お墓の施工方法

昔のお墓は、石の上に石が乗っているだけ、でした。
まあ、今でもそういうお墓は関西では多いかもしれません。

なので、解体するときもさほど、手間はかかりませんでした。

でも、今のお墓は耐震、免震が普通となってきています。

ch003

その施工方法は様々ですが、大きく分けて
金具固定型とジェル(パット)吸震型があると思います。
前者が耐震、後者が免震と大きく分けて言えると思います。

弊社の場合、現場でお墓の解体をするので、
あまり影響はない場合が多いのですが、
それでも、金具は外したいし、そうなると多少面倒なこともあるかも
しれません。
耐震金具って使ったことがないので、どういう構造か分からないですね。
外柵に使う金具とは根本的に異なります。

お墓の竿石を供養してもらうので、そのまま取り外す、という場合など
苦労する気がします。

免震パット、あるいはただ単に接着剤のみの施工のお墓でも
そのまま解体、別の場所での供養、という場合、
なかなか外すのが難しいかもしれません。

一度、接着剤施工のお墓の解体をしたことがあるんですが、
かなり大変でした。(^_^;)

お墓じまいの費用というのは、新規に石を使うことはほぼないので、
その費用の多くは人件費が占めます。
なので、いかに時間がかかる仕事か、
それとも、短時間で終わる仕事か、という部分が
費用に大きく影響します。

 

 

       
◆ ここに全ての疑問、質問があります・・・ 【お墓Q&A(カテゴリ別)】

◆ お墓の建て方の基本・・・       お墓を建てる前に...
◆ お墓じまいのまとめ・・・       お墓じまい、基本のキ
◆ 日本のお墓は日本の石で・・・     日本の墓は日本の石で建てる4つの理由
◆ メイドインジャパンのお墓・・・    日本の墓は日本で作るべき4つの理由
◆ 海洋散骨体験しました・・・      約束の海へ~海洋散骨ツアー