Tag Archives: 両墓制

Q189~墓相墓の疑問⑥ どこに埋葬?

さてさて、大きな問題です。

以前書きましたが、墓相のお墓は移動します。

移動するというのは、50年経過して、上げ法事して、
供養塔に合祀したら、そのもともとのお墓を供養して
新しく建てるお墓のスペースを作ります。
(→Q184 墓相墓の疑問① いっぱいになったら

そうなったとき、お骨も一緒に移動する?
当然、するはずですよね。
お父さんの遺骨の上にその息子のお墓の石が。。。
ってのは、どう考えてもおかしい。
一緒に、というのは絶対です。

でも、壺から出して、しかも50年経過していて。。。
もう残ってない可能性があります。
では、どうしたらいいの???
ということです。
土ごと?移動?どれだけ?分からない?
となってしまいます。

そこで、です。
日本の本来の葬送の形の一つ。
「両墓制」というのがあります。
(「両墓制」って何?という方はこちらから。。。)
つまり、埋め墓と参り墓を分けるのです。

埋め墓①

このように、お墓の隣に遺骨を埋めるためのスペースを用意する。
こちらはある程度広いお墓の場合です。
あるいは、

埋め墓②

こちらも墓相墓であるパターンです。
このように埋める場所を決めておけば、いいのかもしれません。
ちなみに、こちらは狭めのお墓の場合です。

墓相のお墓は基本的に外でお参りするお墓なので、

DSC_0153

このように、墓域の外からお参りするスタイルです。
(花立、香立、ロウソク立が外にあります)

上の写真の場合、左の手前のスペースに埋葬されています。

 

 

※ この墓相墓の設問に関しては何らかの人にご指導いただいたものではなく、
   いずれかから情報提供いただいたわけでもありません。
   私自身が普段の仕事中の経験、書籍の内容から類推した情報をお伝えしています。
   なので、私個人の考えに基づいて書いていますので間違っている可能性もあります。
   ご指導いただくのは歓迎ですが、あくまでその点をご考慮の上、ご理解ください。

 

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Q098~両墓制ってなに?

お墓が二つある古い埋葬の仕方、です。

昔は土葬と言って、お墓に穴を掘って、そこに棺桶ごと
遺体を埋め、土を被せて埋葬しておりました。

その埋葬するお墓の中に、一部の地域なのですが、
埋めるお墓とお参りするお墓を分けていた地区がありました。

人が亡くなったら、Aという場所に穴を掘って埋葬する。
その上には目印として、自然石などを載せておきます。
でも、法事などでお参りするところは
Bという別の場所に石のお墓や墓標を建てて、そっちにお参りする。

そういう風にお墓が二つある地域が全国各地にかなりの数あったようです。
(実際、今も二つのお墓を持っている地区があります)
そういう風な供養の仕方を「両墓制」といいます。
「ウメハカ」と「マイリハカ」の二つということです。

理由ははっきりとはしませんが、
死者を穢れた存在と考え、
ムラからできるだけ離れた場所に死者を埋葬する目的で作ったのでは、
と言われています。

 

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Q024~遺骨は土に還すべきか、還さなくていいのか?

A.どちらかが正しい、はないと思います

昭和30年代、遅くとも昭和40年代初期までは、お墓の建て方が今とは大きく違いました。

人が亡くなると、
遺体は棺桶という入れ物に入れられ、
それを埋める場所にそれがすっぽり入る穴を掘りました。
深さは1.5メートルから2メートルくらいの深さ。
そこに棺桶ごと遺体を納め、その上に土を戻します。
そして、やや盛るように土を戻し、印をその上に置きます。
墓標の場合もありますが、小さな社の様な物の場合もあります。

それが数年過ぎると、棺桶とその中の遺体が次第に土に還り、
ほぼ遺骨を残すのみ、になると、体積が減って、
盛り上げた土がその分窪みます。
すると、俗に「棺が抜ける」と言って、そこにさらに土を戻して
その上に今より小さめのお墓を建てました。

地域によってはそこは印の石を載せておくだけで
お墓自体は別の場所に建てる、場合もありました。
(そういう葬送を両墓制といいます。)

とにかく、遺体を土葬(土に埋める)ことが
公衆衛生上、絶対不可欠だったので、
まず遺体を土の中深く埋める。
それが土に還ってお墓を建てる。
そのうち、遺骨も土に還る。
という流れでした。

なので、土に還る、土に還すということが
非常に重要視されたんだと思います。

しかし、今97%の日本人が火葬される時代です。
火葬して土に還す公衆衛生上の必要性もない。
火葬し、その一部(関西圏は)しか手元に残らない遺骨。
あえて、土葬時代の土に還すことを重視することは
必要かどうか。
喪主の考え方でどちらでもいいのでは、と思います。

補足ですが、焼骨は土の上に置いただけでは、ほとんど土に還りません。
土をその上にかぶせるか、穴を掘ってその中に焼骨を納めて土を戻す、ということをしないと
ほぼ土には還りません。あるいは、土に還るにかなりの時間を要します。

       
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