関西型のお墓の弱点
おはようございます。
お盆の連休も終わり、やっと今年も後半戦といった雰囲気の
但馬、豊岡のお墓と墓石のアドバイザー、おおきた石材店、大北和彦です。
お墓の納骨の仕方によって、関西型、関東型という違いがあるのは、ご存知ですか?
以前にこのブログでも何度か取り上げましたが、納骨の仕方の違いがあります。主として2種類の手法がありますが、お墓の正面に穴が開いていて、その穴を水鉢の石で蓋をしてあるのが、関西型の納骨スタイル。逆に石には穴は開いておらず、手前からお墓の下にかけて穴が開いていて、その穴の入り口を拝石という石で蓋をしているのが、関東型の納骨スタイルです。
それ以外にも、丘カロートタイプの観音開き扉タイプとか、蓋石タイプとか、古いお墓に多い「横穴」納骨スタイルなどもありますが、いずれのタイプにも言えるのですが、
お墓のカロート内に雨水とか、害虫とか、蜂とかが浸入しやすい
という欠点というか、性質というか、構造的欠陥があるわけです。
これは、ある意味、仕方ない部分もあります。納骨しないといけないので。納骨、つまり新しく亡くなった人のご遺骨を納めるために、入り口を開放しないといけないのです。
納骨しやすくするため、その入り口でもある(納骨口の)蓋石は簡単に動かせるように、なっていた方が便利だから。
でも、それがおざなりになってしまうと、こうなってしまします。
お墓の石を横から見た図です。
左側がお墓の台の石。右側が水鉢石。その間をよく確認ください。
少しアップしてみたら、こうなっております。わかりますか?上の部分は石同士はぴったりくっついているのに、下の方が隙間が空いている、ってことです。
この部分ですね。どうして隙間ができてしまうのか?
答えは一つしかありません。
ここの角度が90度になっていないから、です。
正確な加工がなされていないので、隙間が空いてしまうのです。目で見てわかる程度に隙間が空いているなら、簡単に水が入ってしまうでしょう。おそらくゲリラ豪雨が降った時は、納骨カロート内は水浸しになっているのは、ほぼ間違いないでしょう。
水没、してたりとかもあるかもしれません。
少なめの隙間ですが、これだけ開いていると、小さなクモとか、ミツバチとかは入れる可能性はあるでしょう。スズメバチは難しいかもしれませんが。
とか、
とか、ですね。
これは、ある意味、構造的な欠陥である部分もあり、普通の石材店なら、
「申し訳ないですが、そういうものなので、対策は無理ですね。。。(^▽^)/」
などと答えます。実は数年前まではおおきた石材店もそうお答えしておりました。確かに、はい。
そうご返事したお客様、ほんとにご迷惑かけました。
実は今は、根本的な対策を施すことができます。
〇 雨水は一切入りません。
〇 ミツバチのちっちゃい種類でも侵入不可能。
〇 ましてやクモなど、決して入ってこれません。
しかも、納骨はできる構造になっております。
つまり、納骨の入り口の構造を少し複雑にして、あらゆるものが浸入できない構造にしたのです。これこそ、「信頼棺®」というお墓の納骨構造です。
お墓の中で一番大事な「ご遺骨」を雨水から守る、ミツバチから守る、クモから守る。
お墓を新しく建てる場合は、一度ご検討ください。
※ おおきた石材店は特許構造「信頼棺®」正規代理店です。
お問い合わせ先は、
メールお問合せ