冬のお墓工事は大変なんです。

おおきた石材店 代表 大北和彦
〇 お墓ディレクター1級
〇 墓地管理士
〇 石材施工技能士1級
〇 技能顕功賞
〇 一般社団法人日本石材産業協会正会員
おおきた石材店
昭和の初めより三代続く、兵庫県豊岡市の小さな石材店。震度7の地震でも倒れなかった「地震に強いお墓」と特許技術「雨漏りしないお墓、信頼棺」の正規代理店。百年後に残るお墓を作っています。

冬の兵庫県豊岡市はなかなかお墓を建てる工事が出来ない時期でもあります。
雪の量が減りましたが、それでも全く降らないことはまずない。

こんなことはよくあります。ですから、除雪しながらお墓工事ということもあります。
また、昨年のように雪は少なくても、雪の代わりに雨、というように、気温が高くても降るものは降ります。
除雪はしなくていいのかもしれないのですが、雨降りでは、基本工事できません。
冬の間は、少し工事期間が延びる傾向にありますので、長めに取らせていただいています。
ですから、2か月、長い工事で3か月の期間がかかります。
春のお彼岸までに完成なら
例えば、春のお彼岸は、3月20日頃。
驚く女性春のお彼岸までにお墓を建ててほしい
という場合。意外と期間が早くなります。
契約までにおおきた石材店の場合、
見積作成 ⇒ 提出 ⇒ 確認 ⇒ 修正 ⇒ 再見積 ⇒ 契約
という流れになりますが、平均すると、1か月以上、かかっています。
ということは、12月前半にはご相談いただかないと、春のお彼岸には間に合わない、という場合があります。
特に、おおきた石材店の建てるお墓の場合、「地震に強いお墓」と「信頼棺®」構造のお墓の場合がありますから、
そうなると、なおのこと、12月初旬、が期限となりますが、1月は中国が「春節」つまりお正月休みの季節。その期間は工場が休止、長期の休みになり、再開もわりと緩い感じなので、もう少し早いタイミングの11月中頃になります。
もちろん、国産の石を日本人の手で加工したお墓を建てたい、という場合、日本国内の加工となりますので、春節は関係なくなります。ただ、デザイン墓、和型のお墓でも外柵石は外国の石で、という場合は、中国加工となりますので、関係してきます。
もう一つの選択肢、インド加工のお墓の場合は春節のタイミングは関係なくなりますが、輸送機関が船なので、その分長くかかり、場合によっては、もう少し長くなる可能性もあります。


来年のお盆完成は
この場合はまだ余裕があります。
お盆は8月13日から3日間。そうなると、遅くとも、8月10日以降はお墓工事をしないことにしているので、
お性根入れのタイミングもありますから、8月1日までに完成がいいタイミングだと思います。
となると、この時期は天候もいいので、2か月程度の工事期間として、6月1日が工事開始期限。
そうなると、5月の連休前にご相談いただければ、何とかなるタイミングだとなります。
秋彼岸の完成なら
秋のお彼岸なら、上のお盆の時と期間は同じくらいなので、
となります。
まとめ
以上がお彼岸、お盆に間に合うようにお墓工事したいときの相談する期限となります。
ただ、これは最低限の期限なので、
- 時間のかかりそうな工事の場合
- 多くのお墓工事のご依頼を頂いている場合
- 工事期間中、天候不順である場合
などの場合、多少、期間が延びる、延期することもありますので、あくまで目安です。
ただ、実際、おおきた石材店へのお墓工事のご依頼のお客様の多くは、最近、お彼岸、お盆などのタイミングでの建墓依頼は減っていて、逆に、
- 1年後の一周忌までに建ててほしい
- 来年の命日までに建ててほしい
- 特に期限は決まっていない。完成に近づいたら、開眼法要を手配します
というような、お客様が増えていて、とても助かっています。
「お墓の相談のタイミングはいつ頃?」というご相談を頂いたので、書きましたが、その答えとしては、
「お墓が完成してほしい希望日」から逆算して、3か月程度が一番ギリギリのタイミングで、
それより早めに依頼していただく方が間違いない
というのが、回答となります。
お墓工事の依頼って、私の経験から言って、重なることが割と多いので、その3か月待ってください、が半年となる場合もありますので、この情報はあてにならない場合もある、ということをご理解ください。
ちなみに、2025年11月27日現在は、これから冬時期に向かいますので、3か月半程度となります。
来年春、温かくなったころに完成してほしい、という場合、そろそろご相談いただくタイミングです。











