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    春のお彼岸の納骨―準備から当日まで知っておくべきこと

    春のお彼岸に納骨を予定されている方も多いのではないでしょうか。冬の時期、雪があり納骨できないので、その雪も消えつつあるお彼岸は、ご先祖様を供養する大切な時期。この時期に納骨をすることで、家族や親族が集まりやすく、故人を偲ぶ良い機会となります。

    しかし、初めての納骨では「何を準備すればいいのか」「当日はどう進行するのか」わからないことだらけ。春のお彼岸まで残り少ない今、準備すべきことを確認しておきましょう。

    目次

    春のお彼岸の納骨が選ばれる理由

    春のお彼岸は、3月の春分の日を中日として前後3日間、合計7日間。2026年は3月17日から23日までがお彼岸の期間です。

    この時期に納骨が多い理由は明確です。気候が穏やかで、家族や親族が集まりやすい。新年度が始まる前の区切りの時期でもあり、「春のお彼岸までに」と考える方が多いのです。

    また、冬の寒さが和らぎ、墓地での法要も過ごしやすい季節。お墓参りに訪れる方も多く、故人を偲ぶには最適な時期と言えます。

    お墓ディレクターの視点

    春のお彼岸は、北近畿地方に限っては、まだ雪が残っている地域もあり、お彼岸にこだわる必要はありません。むしろもう少し天候が良くなってくる4月まで待って、納骨する方も多いです。その期間、お寺にお骨を預けるか、自宅で祭壇を用意して、安置しておく方も実は結構いらっしゃいます。

    納骨までに必要な準備

    必要な書類

    納骨には、必ず「埋葬許可証」が必要です。これは火葬場で発行される書類で、火葬済証明書とセットになっていることが多いです。紛失した場合は、火葬を行った自治体で再発行が可能ですが、時間がかかるため早めに確認しましょう。

    寺院墓地の場合は、さらにお寺からの「納骨許可証」が必要な場合もあります。公営墓地や民営霊園では、墓地の管理事務所への事前連絡が必要です。

    お墓ディレクターの視点

    豊岡市の市営霊苑の場合、お墓に埋蔵する場合、斎場で交付される「埋蔵許可証」と墓地の使用者である証明書の「墓地使用許可証」を窓口に提出することになります。その他の寺院墓地の場合はご住職(墓地管理者)に納骨依頼をすることで済ませられる場合も多いです。詳しくは管理者にお問い合わせください。

    戒名等の追加彫刻

    納骨までに、ほとんどの場合で必要になるのが、墓石への戒名(法名、法号)の追加彫刻です。故人の名前、戒名、没年月日などを墓石に刻む作業で、石材店に依頼します。

    彫刻には通常3週間程度かかります。冬季は天候も不順で、4週間程度余裕を見てください。遅くとも3週間前、できれば1か月前には石材店に相談しておきましょう。彫刻費用は文字数や彫刻方法により異なりますが、4万円から6万円程度が一般的です。

    お墓ディレクターの視点

    おおきた石材店の場合、基本料金として、55,000円(税込み)を頂いています。それに追加費用が発生する場合があります。その場合、追加料金が必要となります。

    石材店への依頼

    納骨当日、お墓の蓋石(ふたいし)を開けて、骨壺を納める作業が必要です。関西では比較的構造が単純なお墓が多く、遺族のみで納骨される場合もあります。

    ただし、石材は非常に重く、倒したり足の上に落としたりする事故の危険があります。慣れていない方が無理をすると、怪我や墓石の破損につながることも。安全のためにも、石材店に依頼することをお勧めします。

    石材店に依頼する場合、サービス内容は幅広く選べます。単純な蓋石の開閉のみなら1万円~1万5千程度から。お花やお供え物の用意、テント設置、納骨式全般の設備準備まで含めたフルサポートもあります。遠方で来られない方のための「お参り代行」サービスを提供している石材店もあります。

    春のお彼岸は納骨が集中する時期のため、石材店の予約も埋まりやすくなります。希望する日時がある場合は、早めの連絡が大切です。

    僧侶への依頼

    納骨法要を行う場合、僧侶への依頼も必要です。お寺の墓地なら菩提寺に、公営墓地なら菩提寺や付き合いのあるお寺に依頼します。お寺がない場合は、葬儀社や石材店に相談すれば、僧侶を紹介してもらえることもあります。

    お布施の金額は地域や宗派により異なりますが、一般的には3万円から5万円程度。お車代として5千円から1万円を別に用意するのが一般的です。

    当日の流れ

    納骨法要の一般的な流れを知っておくと、当日慌てずに済みます。

    まず、親族が墓地に集合。お花はあらかじめお供えしておくか、墓地に来たタイミングでお供えします。僧侶が到着したら、墓前で読経が始まります。その間に、親族か石材店がお墓の蓋石を開ける準備をします。読経が終わると、遺族が骨壺をお墓に納めます。この時、喪主や故人と縁の深い方がお墓の中に納めるのが一般的です。

    納骨後、蓋石を閉め、線香をお供えし、最後にお墓に水をかけます。最後に、参列者全員でお墓に手を合わせて終了です。所要時間は30分から1時間程度が一般的です。

    よくある疑問と対処法

    骨壺のサイズが合わない場合

    地域によって骨壺のサイズが異なります。関西では小さめの骨壺が多く、関東では大きめが一般的。お墓のカロート(納骨室)に入らない場合は、石材店に相談しましょう。骨壺を小さいものに移し替える、または納骨袋に移し替える方法があります。

    納骨袋はさらしの白い納骨袋が一般的ですが、総絹の京縫の伝統工芸士がつられた納骨袋など様々なものがあります。

    複数の骨壺を納める場合

    すでに他の方が納骨されているお墓に、新たに納骨する場合、スペースが足りないこともあります。この場合、古い骨壺の遺骨を土に還す「合祀」や、カロートを拡張する工事が必要になることもあります。事前に石材店に確認しておくと安心です。

    雨天の場合

    春先は天候が不安定です。雨天でも納骨法要は行えますが、足元が悪くなるため注意が必要。高齢の親族がいる場合は、特に配慮しましょう。大雨の場合は、日程変更も検討できます。僧侶や石材店には早めに相談しましょう。
    テント、雨傘の用意をしてくれる石材店もあります。ご相談ください。

    春のお彼岸の納骨を成功させるために

    春のお彼岸の納骨を滞りなく進めるには、早めの準備が何より大切です。戒名の追加彫刻、書類の確認、石材店への連絡、僧侶への依頼。これらを計画的に進めることで、当日は故人を偲ぶことに集中できます。

    納骨は、故人が永眠の地に落ち着く大切な儀式。同時に、残された家族が一つの区切りをつけ、前に進むための儀式でもあります。春のお彼岸という良い時期に、心を込めて故人を送り出しましょう。

    もしわからないことがあれば、石材店やお寺に遠慮なく相談してください。多くの石材店は、納骨の経験が豊富で、細かな疑問にも答えてくれます。準備を整えて、穏やかな気持ちで春のお彼岸を迎えましょう。


    春のお彼岸納骨の準備チェックリスト

    □ 埋葬許可証の確認(3週間前まで)
    □ 戒名等の追加彫刻を石材店に依頼(3週間前まで)
    □ 墓地管理事務所への連絡(2週間前まで)
    □ 僧侶への依頼(2週間前まで)
    □ 石材店への納骨作業依頼(3週間前まで)
    □ 当日の参列者への連絡

    早めの準備で、安心して春のお彼岸を迎えましょう。

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    この記事を書いた人

    兵庫県豊岡市のお墓と墓石のアドバイザー。兵庫県北部での唯一の「お墓ディレクター1級」取得。供養のプロ、墓地管理士。「お墓」に関する記事を1500以上執筆中。現在お墓に関する記事を365日毎日更新継続中。(一日怪しい日があるが。。。)地震に強いお墓と雨漏りしないお墓を建てています。

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