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    春のお彼岸までにお墓を建てる―今から間に合う?スケジュールと注意点

    「春のお彼岸までに、新しいお墓を完成させたい」

    そう考えている方にとって、気になるのは「今から間に合うのか?」ということでしょう。結論から言えば、2月中旬の今から春のお彼岸(3月17日〜23日)までに完成させるのは、現実的にかなり厳しい状況です。

    しかし、だからといって諦める必要はありません。お墓建立の流れとスケジュールを理解すれば、次の目標を立てられます。

    ◇ お墓ディレクター1級:お墓のプロの証、1級取得者は全国で2桁
    ◇ 墓地管理士:お墓、納骨堂、永代供養墓の法律の専門家
    (一社)日本石材産業協会正会員、兵庫県支部理事
    ◇ 石材加工技能士1級:石の加工の技能を表する国家資格
    ◇ 雨漏りしないお墓「信頼棺®」正規代理店
    ◇ 「地震に強いお墓」施工店

    おおきた石材店

    昭和の初めより三代続く、兵庫県豊岡市の小さな石材店。震度7の地震でも倒れなかった「地震に強いお墓」と特許技術「雨漏りしないお墓、信頼棺」の正規代理店。百年後に残るお墓を作っています。

    目次

    お墓建立には、どれくらいの期間がかかるのか

    一般的なお墓建立のスケジュールを見てみましょう。

    最初の相談から完成まで、スムーズに進んだ場合でも、最低3ヶ月は必要です。これは、中国で加工された石材を使う場合の標準的な期間です。国産石材で国内加工なら、もう少し短縮できる可能性がありますが、それでも2ヶ月程度はかかります。

    具体的な工程を見てみましょう。

    石材店への相談と見積もりで1〜2週間。複数の石材店を比較検討する場合は、さらに時間がかかります。契約後、石材の発注と加工に1~1.5ヶ月。中国の工場で石を切り、磨き、彫刻します。海上輸送と通関で2〜3週間。コンテナ船の日程によって変動します。基礎工事で1週間。天候に左右されます。基礎コンクリートは通常、しっかりと強度が出るまで、養生しなくてはならず、その期間は1か月程度とされています。短めに対処しても2週間程度は養生期間を置きたいもの。その後、墓石の据付工事で3〜5日。彫刻や最終調整を含めます。

    これらを合計すると、最短でも3ヶ月半、通常は4〜6ヶ月程度かかります。

    春のお彼岸に間に合わせるには

    逆算すると、春のお彼岸(3月下旬)に完成させるには、遅くとも前年の12月、理想的には11月には契約を済ませている必要があります。

    2月中旬の今からでは、春のお彼岸には物理的に間に合いません。ただし、完全に諦める必要はありません。次の選択肢があります。

    今からできる現実的な選択肢

    選択肢1:お盆または秋のお彼岸を目標にする

    今から相談を始めれば、お盆(8月)または秋のお彼岸(9月)には十分間に合います。むしろ、時間に余裕があるため、じっくり検討でき、石材や施工方法も納得いくまで選べます。

    春のお彼岸は「相談と検討の時期」と位置づけ、実際のお墓参りの際に石材店と一緒に墓地を見て、具体的なイメージを固めることができます。

    選択肢2:基礎工事だけ先行する

    春のお彼岸までに墓石本体は間に合わなくても、基礎工事だけ完成させるという方法もあります。基礎ができていれば、「お墓の場所」は確保できます。

    ただし、これは限られた状況でのみ有効な方法です。墓地の区画を確保したばかりで、基礎工事が急がれる場合などです。

    選択肢3:国産石材で工期短縮

    国産石材を選び、国内の加工業者に依頼すれば、工期を2ヶ月程度に短縮できる可能性があります。ただし、2月中旬から3月下旬まで約5週間しかないため、それでも春のお彼岸には間に合いません。

    しかし、5月のゴールデンウィークや初夏には完成できる可能性が高まります。

    お墓建立の具体的な流れ

    現実的なスケジュールを理解するために、各工程を詳しく見てみましょう。

    第1段階:相談と検討(1〜4週間)

    複数の石材店を訪問し、見積もりを取ります。石材の種類、デザイン、施工方法などを比較検討します。この段階で、耐震施工や雨漏り対策(信頼棺など)についても相談します。

    焦って決めると後悔につながります。少なくとも2〜3社から見積もりを取り、じっくり比較しましょう。

    第2段階:契約と詳細設計(1〜2週間)

    石材店を決めたら、契約を結びます。この際、デザインの最終確認、文字の書体、彫刻内容などを詰めます。図面を確認し、完成イメージをしっかり共有することが大切です。

    契約書には、完成時期、支払い条件、保証内容などが明記されます。不明な点は、この段階で必ず確認しましょう。

    第3段階:石材の加工(1〜1.5ヶ月)

    中国の工場で石材を加工します。この期間は短縮が難しく、工場のスケジュールに左右されます。春節(旧正月)の時期は工場が休業するため、さらに時間がかかることがあります。2月中は工場はほぼ休業状態と考えてもいいかもしれません。

    国産石材の場合は、この期間が短縮されますが、それでも1ヶ月程度は必要です。

    第4段階:輸送と通関(2〜3週間)

    完成した石材をコンテナ船で日本に運びます。船の出航スケジュール、天候、通関手続きなどによって、この期間は変動します。

    第5段階:基礎工事(1週間)

    墓地で基礎コンクリートを施工します。鉄筋を組み、コンクリートを流し込み、固まるまで待ちます。トップベース工法を採用する場合は、さらに数日かかることがあります。

    天候に大きく左右される工程のため、雨が続くと遅れることがあります。

    お墓ディレクターの視点

    コンクリート工事は施工は1日で完了することが多いですが、その後、想定強度が出るまで養生しなくてはいけません。最低でも1週間以上。本来は3~4週間程度の養生期間が必要です。その期間も工事期間となるので、どうしても伸びてきます。

    第6段階:墓石の据付(3〜5日)

    基礎の上に石材を組み立てます。耐震施工(ブチルゴム、免震パット、ステンレス芯棒など)を行い、文字の色入れなどの最終仕上げを行います。

    この段階で、石材に傷や欠けがないか、しっかり確認しましょう。

    工期を短縮するための条件

    どうしても工期を短くしたい場合、いくつかの条件があります。

    国産石材を選ぶこと。中国からの輸送期間が不要になります。在庫のある石材から選ぶこと。特注の石材は時間がかかります。シンプルなデザインにすること。複雑な彫刻は加工に時間がかかります。天候に恵まれること。基礎工事は雨天では進められません。石材店のスケジュールに余裕があること。繁忙期は工期が延びる可能性があります。

    これらの条件がすべて揃えば、最短2ヶ月程度での完成も可能性としてはあります。ただし、それでも春のお彼岸には間に合いません。

    今から始めるべきこと

    春のお彼岸には間に合わなくても、今から準備を始めることには大きな意味があります。

    まず、春のお彼岸前の今、複数の石材店に相談しましょう。石材店も比較的余裕のある時期なので、じっくり話を聞いてもらえます。春のお彼岸でお墓参りをする際、石材店と一緒に墓地を訪問し、現地を確認します。日当たり、水はけ、隣接するお墓との関係など、実際に見ることで具体的なイメージが湧きます。

    4月から5月にかけて、最終的な決断をします。この時期なら、お盆または秋のお彼岸には確実に完成します。

    まとめ

    春のお彼岸までにお墓を完成させるのは、2月中旬の今からでは現実的に厳しい状況です。しかし、それは決して悪いことではありません。

    焦って決めて後悔するよりも、時間をかけてじっくり検討し、本当に納得できるお墓を建てる方が、ずっと大切です。お墓は100年以上残るものです。数ヶ月の違いよりも、質と満足度の方が重要です。

    本当に納得してお墓を建てるためには、期日を区切ってお墓を建てることは間違った方法なのかもしれません。おおきた石材店で建てさせていただいたお墓の多くは、完成期日をかなり余裕を持っていただいている場合がほとんどです。その方が本当に満足いくお墓を建てることが出来るのです。

    春のお彼岸は「相談と検討の時期」として活用し、お盆または秋のお彼岸に、心から満足できるお墓の完成を目指しましょう。

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    この記事を書いた人

    兵庫県豊岡市のお墓と墓石のアドバイザー。兵庫県北部での唯一の「お墓ディレクター1級」取得。供養のプロ、墓地管理士。「お墓」に関する記事を1500以上執筆中。現在お墓に関する記事を365日毎日更新継続中。(一日怪しい日があるが。。。)地震に強いお墓と雨漏りしないお墓を建てています。

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