Q310~「建之」ってなんですか?

お墓の裏に、「建之」とよく刻まれております。

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こんな感じですね。

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この部分です。

通常、「平成十九年五月吉日 〇〇(建てた人の名前)建之」と刻んだりします。「建之」を調べると、「これたつ」と読むと出てきます。つまり、漢文から引用されているので、読み下し文として、下から上に読む。つまり、「之(これ)建(たつ)」と読む、とされています。この碑(石塔)を建てた人、この人が建てました、ということですね。

 

ただ、私、あるいは私が住む但馬地域では、「けんのう」と読むことが多い気がします。但馬地域の同業者さんはほとんど「けんのう」と読みますね。(これは略称であって、深い意味はないと思います)

 

ちなみにですが、個人(家墓)の場合は「建之」と刻み、記念碑などの場合は「建立」と刻むことが多い気がします。

 

 

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大北 和彦(おおきた かずひこ)
1966年生まれ。昭和元年頃から続く「大北石材店」3代目。さほどの強い動機もなく始めた石材業だったが、仕事を通じて石にかかわる楽しさ、墓の素晴らしさに目覚め、お墓のプロの証「お墓ディレクター2級試験」第1回試験に合格、その翌年初めての「お墓ディレクター1級試験」にも一発合格し、但馬で唯一の「お墓ディレクター1級を取得する石材店」となる。
本人は兵庫県でも指折りの「お墓好き」を自任するが、その大好きな墓石について、困っている、悩んでいる人が多いことに気づき、墓石についての疑問・質問に答えるため「お墓Q&A」をブログにて執筆中。
1000記事を目指している。