雪国の春は、少しゆっくりやってきます。
雪が解け、土が見え始め、気づけば小さな花が顔を出している。
そんな季節に迎える春のお彼岸は、どこか静かで、やさしい時間です。
今日は、冬明けのお彼岸に合う花について、少しだけお話しします。

◇ お墓ディレクター1級:お墓のプロの証、1級取得者は全国で2桁
◇ 墓地管理士:お墓、納骨堂、永代供養墓の法律の専門家
◇(一社)日本石材産業協会正会員、兵庫県支部理事
◇ 石材加工技能士1級:石の加工の技能を表する国家資格
◇ 雨漏りしないお墓「信頼棺®」正規代理店
◇ 「地震に強いお墓」施工店
おおきた石材店
昭和の初めより三代続く、兵庫県豊岡市の小さな石材店。震度7の地震でも倒れなかった「地震に強いお墓」と特許技術「雨漏りしないお墓、信頼棺」の正規代理店。百年後に残るお墓を作っています。

冬明けのお彼岸は「華やかさ」より「春らしさ」
春のお彼岸と聞くと、明るく華やかな花を思い浮かべる方も多いかもしれません。けれど、雪国の冬明けは、まだ空気も地面も落ち着ききっていません。
そんな時期のお供えには、派手すぎない、やさしい花がよく似合います。
白や淡い色花びらが厚めでしっかりしたもの、全体がまとまりやすい花、「春らしさ」を少しだけ感じられるくらいが、ちょうどいいのです。
雪国のお彼岸は、暖かい日と寒い日が交互にやってきます。
そのため、寒暖差に弱い花は、どうしても傷みやすくなります。冬明けのお彼岸に向いているのは、
- 菊(小菊・スプレー菊)
- カーネーション
- スターチス
- リンドウ(地域によって)
いずれも、比較的寒さに強く、温度変化にも耐えやすい花です。
「枯れにくい」花を選ぶのも、思いやり
お供えの花は、長くきれいでいてほしいと思うもの。
でも雪国では、夜間に冷え込んだり、風が強かったりと、花にとっては過酷な環境になることもあります。
そんなときは、
つぼみが多めの花を選ぶ。茎が太く、張りのあるものを選ぶ。花の種類を増やしすぎない
こうした選び方をすると、結果的に長持ちしやすくなります。
「この季節に咲く花」でなくてもいい
お彼岸だからといって、
必ずしも「春の花」である必要はありません。
大切なのは、
その時期、その土地、その状況に合っていること。
雪のあとに咲く花は、どれも控えめで、力強くて、どこか冬を越えた安心感があります。
その姿自体が、立派なお供えなのかもしれません。
花が用意できない日も、気にしなくて大丈夫
雪解けが遅い年や、天候が不安定な年は、花を用意できないこともあります。
そんなときは、無理をしなくても大丈夫です。
お供えは、「必ずこうしなければならない」ものではありません。
手を合わせること、思い出すこと、それだけでも十分です。
でもどうしても、お花をお供えしたいという方は、造花という方法もあります。
最近増えている「造花」をお供えするという方法、賛否両論ありますが、個人的にはアリだと思います。枯れてしまって、腐った花をお供えし続けるお墓よりも、造花で長く持ち続ける方が、良いように思えます。
ホームセンターで売っている造花も安価でいいですが、プロが作るオリジナル造花も素晴らしい出来栄えなので、一度使ってみるのもいいかもしれません。

そのお墓にふさわしいオリジナルなお花を作っていただけますよ。

おわりに
雪のあとに咲く花は、どれも派手ではありません。
けれど、冬を越えて、静かに咲くその姿は、春のお彼岸に、とてもよく似合います。
今年のお彼岸も、できる形で、無理のないお供えを。
それが、いちばんやさしい選び方だと思います。
















