納骨式の時、持っていくもの
四十九日法要が終わって、お骨をお墓に納骨する時、忘れてはいけないもの。リスト化しました。
◇兵庫県豊岡市のお墓のアドバイザー大北和彦です
兵庫県豊岡市のお墓と墓石のアドバイザー、おおきた石材店です。
☑ 兵庫県北部で唯一の「お墓ディレクター1級」
☑ 雨漏りしないお墓「信頼棺®」正規代理店
☑ (一社)日本石材産業協会常任理事
☑ 顧客満足推進委員会委員長
おおきた石材店はお墓のことを全く知らない人にも、お墓を建てる時に大事なことをわかりやすくお伝えすることを第一に考えて情報発信しています。
お墓に持っていくべきもの
▼ご骨壺 ▼納骨袋 ▼線香 ▼ろうそく ▼ライター(チャッカマン的なもの) ▼お花(花立の数だけ) ▼お供え物(個人の好きだったものを中心に) ▼お布施(お寺さんへのお礼) ▼数珠 ▼塔婆(ご自宅にあれば) ▼お寺さんに必要だといわれたもの(おろしたての筆とか塩とか湯呑とか)
などですね。地域によって、いるもの、いらないものもありますが、兵庫県北部あたりではこんな感じではないでしょうか?
ご遺骨を忘れないで
お骨は絶対忘れないでください。。。(笑)
写真のように、自宅にお祀りしているときは、白い立派な箱に納めて、白い布にくるんで仏壇の隣か前の祭壇に安置してあると思います。その時はそれでいいのですが、お墓に納めるときは、このままではダメです。
箱とくるんである布はお墓には納めないでください。特に布を納骨袋代わりに遺骨をくるんで納骨するお墓を時々見受けますが、絶対に止めましょう。
納骨袋、いろいろありますよ
骨壺ではなく、壺から出して納骨される場合、納骨袋を利用しましょう。市販のものや、葬儀社さんからいただいたものなどがありますが、白の木綿の納骨袋はとても簡単に穴が開きます。私の実感では1年半から2年程度で穴が開き、袋の用をなさないものになります。
できれば、ご遺族が作られた手作りの納骨袋。ご用意されませんか? それが無理な場合は。。。少々高価にはなりますが、プロが作ってくれた手作りの納骨袋もあります。
お花も花立の数だけ、持っていきましょう。ただ、お花はお供えするタイミング大事です。
お花をお供えするタイミング大事です
お花をお供えするのは大事なんですが、田舎のお墓は要注意です。
鹿が出てくるような墓地は、鹿に花だけ食べられてしまうことがままあります。前日お花をせっかくお供えしたのに、翌日行くと、花はなく、その下の茎のみ、お供えしてあったということもあります。
都会では鹿?? と思われるかもしれませんが、実は田舎に行くと、鹿に食べられる被害、意外と多いのです。
お線香を忘れる人は少ないと思いますが、忘れると残念感が強いですよ。あと、私は数珠も忘れがちです。
お墓でのお線香の着火は風などで着火しずらい場合が多いです。ろうそくから線香に着火するのが、望ましいですが、最悪の場合を想定するなら、チャッカマンや風が強い時も簡単にろうそくに火をともせる「ご先祖まいり」という商品のようなものを持参することをお勧めします。
納骨を依頼する
”持っていくもの”ではないのですが、納骨自体はお寺さんはしてくれません。ご自身でお墓の入り口を開けて納骨しなくてはいけません。納骨は自信がない、という場合、あらかじめ石材店にご依頼いただいた方がいいですね。多くの場合有料となりますが、石が滑って欠けた、とか、重たかったので足の上に落とした、石で指を挟んだ、などの事故がよく起きています。
納骨は多くの場合、土曜日、日曜日の午前10時、11時とか午後1時、2時に集中します。忙しい石材店では予定が重なる場合もありますので、早めの連絡で依頼された方がいいですね。
そして、最後に、一番多い質問。
お布施はどのくらい持っていけばいい??
この質問は必ずというほど、聞かれます。これは昔は全く聞く機会がなかった質問です。
聞く人がいないから、ですね。
その答えとしていつもお答えするのが。。。
①お寺さんに直接聞いてください
②お寺の役員さんにお聞きしてください
③檀家の方、近所の方、とりあえず知っている方に聞いてください
①→②→③の順番ですね。とにかく人に聞いてください。確かに相場ってありますが、それが地域によって違うし、お寺によっても違います。まず聞いてみる。それから、ですね。