Q042~副碑の文字の色の意味は?
目立たせるため、が一番の理由です。
なので、白系の石には黒。
濃い色の石、黒系の石には白の色を入れます。
文字を目立たせるため、ですね。
ある一定の条件では、
文字が判別しにくいことがあります。
そのため、色を入れるんです。
特に副碑の文字は細かいので、ほんとに読みにくいです。
通常、石材専用の塗料で色を入れるんですが、
いくら専用塗料とはいえ、
長い年月、屋外の風雨にさらされると、
塗料が剥げてきます。
それをできるだけ遅らせるため、
サーフェイサーという下塗剤、クリアという上塗剤を併用して
耐久性を高めています。
ただ、永久にはがれないということはありませんので、
どうしてもメンテナンスが必要になります。
特に、黒御影石は白い塗料がはがれてくると
ずいぶんみそぼらしいことになります。
また、
石が古くなってきても、塗料がしっかり塗られていたら、
けっこういいお墓に見えますものね。
また、宗派とか墓相のお墓などに時々
紺色を入れていらっしゃるお墓があります。
あれは、その教えにあるんでしょうね。
あまり詳しくはないので、深くは触れません。
それから、
副碑の戒名に朱色が入れられていること、
見かけませんか?
あれは
Q43にて。