ホームぺージ、リニューアルしました

    四十九日までにお墓を作って欲しい

    「四十九日の法要までにお墓を建てて欲しい。」
    と 時々、そう言われる時があります。

    忌明あけ(きみあけ)と言って、通常、この日に
    法要をして、遺骨を自宅からお墓に移すのが
    普通の流れなのです。

    お墓がすでにある場合は、そのまま納骨となるんですが、
    お墓が無い場合、どこかに預けておかなくては
    ならないので、それまでにお墓を建てて
    その日に納骨したい、と思うのは
    分かります。

    でも、
    基本的に、私は無理だとお伝えします。
    時間的に、かなり厳しいスケジュールになるからです。

    それでも、
    どうしても納骨したいんだ、と仰られる場合、

    「形、デザインなどは選ぶことは出来ません。
    予算で出来るお墓、としかお約束できません」

    とお伝えします。

    実際、かなり制限されます。

    デザイン墓などはほぼ無理です。

    DSC_0002

    展示しているものは可能ですが、
    そうでない場合、ほぼ無理です。

    和型の場合、オリジナルで製作しているものも
    実質、無理です。

    一番ポピュラーな、規格型、
    関西なら、神戸型、大阪型などは
    可能な場合もあります。

    ただ、サイズは10号以下。
    9号、8号などは可能かもしれません。

    10号以上は出来ません。

    どういうことかというと、

    どこかにすでに完成(文字を彫れば完成)な状態にある
    お墓の石があるなら、建てることはできますが、
    今から製作するお墓は、基本的に無理です。

    車で例えるなら、
    最もポピュラーな色、形。

    img_0

    色はシルバーか、白、
    オプションはなし。
    グレードはベーシック。

    このようなものなら、どこかにありますが、
    多少、自分好みにカスタマイズしようと思ったら、
    この期間では無理だと言うことです。

    それだけではありません。

    お墓を建てるときは、
    いろいろなことを決めなくてはなりません。
    いろいろなことを相談しなくてはなりません。

    時間がかかるんです。

    まず、

    ◆ お墓のデザイン。
    和型なのか洋型なのか、
    あるいはデザイン墓なのか。
    (時間があまりない場合はこれは選べません、とは
    先ほどお伝えしました)
    それは、誰が決めるのか。
    (あるいは誰に相談して決めたら後から不満が出ないのか)

    ◆ お墓の石の選定

    ◆ 家紋は何か。
    分からなければどこへ行けば分かるのか?

    ◆ 戒名(法名)碑には、何人の方の戒名を刻むのか
    あるいは、刻まなくてもいい人はいるか?

    ◆ 古いお墓と過去帳、位牌で戒名が違う人がいた場合、
    どれに合わせるのか?

    ◆ お墓の前の文字は何にするのか?

    ◆ お墓の裏に刻む人の名前(施主)は誰にするのか?
    (あるいは刻まないのか?)

    これ以外にもたくさん決めるべきことがあります。
    それらをしっかりと決めなくてはお墓は出来ません。

    それらを同時並行に決めながら、お墓を作っていくんです。

    あまり期間がないと、見落とし、不手際、などが出て来ます。

    更に、

    お墓は施工(建てる工事)が必ず付いて来ます。
    お墓の施工は非常に大事です。

    雨降りは基本的に工事を行ないません。
    お墓の石は濡れると非常に滑りやすくなります。
    しかも、
    最近のお墓は接着工法なので、石が濡れていると
    施工不良、となってしまうんです。

    コンクリート工事も雨の中では不向きです。

    場所のいい墓地ならいいですが、
    山の上、森の中、川を渡ってその先、
    といろいろな場所にお墓がありますから、
    その間の輸送にも細心の注意が必要となります。

    様々な要因があって、
    それでも、法要に間に合えばいいですが、

    間に合わなければ、

    工事中のお墓にお参り、と言うことになります。
    これだけは避けなければなりません。

    こういったいくつもの要因が絡むので、
    時間のないお墓の建立は
    避けたほうがいいのです。

    job_obousan

    お寺さんによっては
    「四十九日法要のあとに納骨をされた方がいいですよ。
    焦ってお墓を作ってもいいことはありません。」
    と言っていただけるご住職もいらっしゃります。

    私の個人的な意見ではありますが、
    お墓つくりにはじっくりと時間をかけたほうが
    後、振り返ってみても、
    いいお墓が出来る、と思いますよ。

    私の個人的意見ではありますが。

     

     

    この記事が気に入ったら
    いいね または フォローしてね!

    よかったらシェアしてね!
    • URLをコピーしました!
    • URLをコピーしました!

    この記事を書いた人

    兵庫県豊岡市のお墓と墓石のアドバイザー。兵庫県北部での唯一の「お墓ディレクター1級」取得。供養のプロ、墓地管理士。「お墓」に関する記事を1500以上執筆中。現在お墓に関する記事を365日毎日更新継続中。(一日怪しい日があるが。。。)地震に強いお墓と雨漏りしないお墓を建てています。

    目次