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    2つの想定外~S家のお墓引っ越し②

    お墓工事はアクシデントがつきもの、なんですが。。。いろいろと想定外が重なります。


    ◇兵庫県豊岡市のお墓のアドバイザー大北和彦です

    兵庫県豊岡市のお墓と墓石のアドバイザー、おおきた石材店です。

    ☑ 兵庫県北部で唯一の「お墓ディレクター1級」
    ☑ 雨漏りしないお墓「信頼棺®」正規代理店
    ☑ (一社)日本石材産業協会正会員
    ☑ お墓の法律のプロ、「墓地管理士」取得

    おおきた石材店はお墓のことを全く知らない人にも、お墓を建てる時に大事なことをわかりやすくお伝えすることを第一に考えて情報発信しています。


    S家の新しい引っ越し先の墓地の工事に取り掛かります。

    赤線の枠が新しい墓地。墓地の後ろから見ております。そして、黄緑の線の部分はお寺様から、撤去依頼を受けた部分。以前、古いお墓があった時の名残りだと思われます。

    ここが正面から見た、墓地の区画です。写真の右横に撤去依頼の場所があります。

    で、まず、この区画に敷いてある砕石を取り除くと。。。

    なんということでしょう。基礎コンクリートがそのまま残っております。。。真ん中に「息抜き穴」が開いているので、間違いなくお墓の基礎コンクリートです。
    お墓じまいする時は、基礎コンクリートも撤去するのが、基本のはずなんですがね。。。

    基礎の解体はとりあえず後回しにして、

    この障害物の撤去から。これがないと、作業もしやすくなるはず。

    まずはこの部分を取り除いてみると。。。

    なんと、大きなすき間が空いているではないか!!

    あくまで想像ですが、一段下がった下の墓地(黄緑の線部分)が下がって、上の部分のお墓とのすき間ができたのでは?? 赤線の部分、指が入る程度のすき間が出来てしまっています。

    まさしく、このお墓の一部が、浮いてしまっている状態!!!

    コンクリートの上塗りくらいはしないといけないかな、という想定はしていたんですが、まさかここまでになっているとは。。。完全な想定外。 古いお墓はこれだから、怖い。

    もうどうしようもないので、とりあえず、コンクリートをして、後日、その上にセメントを押し込むことにしました。全部一度にしたかったのですが、すべて取り去る勇気がないので、半分ずつ対策。
    これは、完全に想定外です。

    ということで、次の作業。

    もう一か所、この写真の右側。

    隣の問題のお墓の前、玄武岩を並べて、階段替わりにしてある部分。写真に写ってないですが、一部、お墓の石が階段石代わりに利用(敢えて写真には写しておりません)されているのも、あまりよろしくないので、これらを撤去して、

    とりあえず階段石を設置して、のちほど、もう少し歩きやすいようにします。

    と、工事前の準備のために来たつもりが、いろいろと想定外があり、いろいろ作業してしまいましたが、最後に、お墓に残された基礎コンクリートを解体。

    鉄筋ではなく、メッシュ筋だったのが、不幸中の幸い。でも、すべて撤去までできず、
    半分、明日に持ち越し。。。

    トップベースの独楽、埋設できるのだろうか。

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    この記事を書いた人

    兵庫県豊岡市のお墓と墓石のアドバイザー。兵庫県北部での唯一の「お墓ディレクター1級」取得。供養のプロ、墓地管理士。「お墓」に関する記事を1500以上執筆中。現在お墓に関する記事を365日毎日更新継続中。(一日怪しい日があるが。。。)地震に強いお墓と雨漏りしないお墓を建てています。

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