お墓を建てる時の費用って、どこまで含まれるの? ということ説明したのが、石材店が作ってくれる見積書というものです。

おおきた石材店 代表 大北和彦
〇 お墓ディレクター1級
〇 墓地管理士
〇 石材施工技能士1級
〇 技能顕功賞
〇 一般社団法人日本石材産業協会正会員
おおきた石材店
昭和の初めより三代続く、兵庫県豊岡市の小さな石材店。震度7の地震でも倒れなかった「地震に強いお墓」と特許技術「雨漏りしないお墓、信頼棺」の正規代理店。百年後に残るお墓を作っています。

悩むCさん「石代は含まれるとして、それ以外に含まれるものはどこまでなの」



それでは、説明しましょう。
大まかな費用



お墓を建てる際は、多くの場合、基礎工事が必要です。ですから、基礎工事の費用はすべて含まれます。トップベースなどの地盤改良の費用も。
基礎工事(基礎下の地盤改良工事も含める)



お墓の石代、そして、その石を加工する加工費用。文字彫刻費用も含まれます。文字はPCのフォントでいいのか(フォントにも素敵な文字があります)、書家の先生の文字なのか(基本、これです)、障がい者の書いた魅力的な文字を使う場合も、それぞれ含みます。
お墓の石代。石の加工代。文字彫刻の費用。



お墓を建てる時に必要な費用。クレーンとか、接着剤とか、金具とか、そういった建てる時に必要なすべての費用。それから、シールと言って、石と石のすき間に空気や水分などが侵入しないようにふたをする作業もあります。



たてるのも、ただ乗せるだけではないのね。
お墓を建てる際の費用(機械代。接着剤、金具などの消耗品、その場での加工費用、シール作業費用など)
その他の費用



お墓に必要な、花立の筒、お線香を備える香炉、ロウソク立て、水を入れる水吞などのステンレス製品。







こういったモノです。





こちらの写真は水吞(水を入れるもの)ですが、写真は石製ですが、ステンレス製のものが多いです。
ステンレス製などの付属品。灯ろう、ロウソク立てに付属するステンレス製品、アルミ製品。



それ以外にも、工事機械やお墓の石などがお墓まで行くのに必要な通路の確保、通路が破損しないように対策する費用、周りのお墓が影響を受けないように対策するための費用、工事開始前に準備しないといけない工事前準備費用、工事完了後に原状復帰する費用なども含まれます。



え、そんな費用もあるの?? お墓工事って、たいへんなのね。
通路の確保、養生費用。
周辺対策費用。
工事前下準備費用。
工事完了後原状復帰費用。



そして、この工事に必要な作業員の人件費、見積作成に関わる費用、最後におおきた石材店がお墓工事をこれからも続けていけるために必要な利益も含まれています。
石材店が作る見積書の特徴
お墓の見積書は本当に多岐にわたり、複雑なので、分かりにくいと思います。でも逆に、簡単すぎるお墓の見積はいわゆる「どんぶり勘定」のようなもので、あまりお勧めできません。
なぜなら、
見積を作成した人も、簡単に済ませたいので、おおよそで作成している可能性があるから。でも、損はしたくないので、これくらいなら多少の利益は出るだろうという金額を明示します。また、そういう見積書に限って、「これは追加費用で別料金です」となる項目が多く発生します。
見積とは、実は細かく作れば作るほど、時間をとられるので、作りたくないというのが本音なのです。
石材店が作る見積書の特徴として、
超シンプル。細かいところは省きますが、総額これだけです。というAパターン
超細かい。眼鏡かけないとよく読めないな、という細かい文字で、びっちり書かれていて、読むのが疲れる。しかも、中身は専門的で全く分からない、というBパターン
が多い気がします。
おおきた石材店の見積書の特徴
では、おおきた石材店の見積書の特徴はどれか?
実は、Aパターン、Bパターン、どちらでもありません。



お墓の見積書というのは、
私の頭の中にあるお墓の完成形をいかに分かりやすく理解してもらえるか、それをお伝えする「お手紙」であると考えています。
まず、簡単すぎて結論のみ、というものは論外だと思います。(←Aパターンね)
事細かに書いて、読んでいただけるお客様に理解できない内容も意味がない。(←Bパターンね)
相手であるお客様に必要だと思える情報はすべて含めるのは当たり前ですが、その意味、内容が分からないのは、全く本末転倒。見積書の意味を成しません。
可能な限り、素人のお客様にも分かる表現で、分かりやすく記載することを心がけます。
また、この項目をこういう風に変更した場合、どうなる? という部分もある程度、含めています。(この部分が多すぎると理解が追い付かないこともあるので、最小限に留めていますが)



へえ、そうなんだ。石材店の見積書って、どこも同じだと思ってたわ。。。
さらに、可能な限り費用を押さえて、削れる部分を可能な限り削って作成した「梅バージョン」と
地震に強いお墓は日本で建てる場合、是非とも含めてほしいな、と思うので、「地震に強いお墓」工事と「大切な方のお墓なので、雨漏りはしない方がいいな」と感じるので、「信頼棺®」構造と、など、これを加えたら絶対いいお墓になる、という部分を加えた「おおきた石材店が考えたベストなお墓」である「松バージョン」
「梅バージョン」と「松バージョン」の中間の”いいとこ取り”である「竹バージョン」
という「松竹梅バージョン」を作成することを心がけています。



そこまで考えてくれるなら、懐具合とも相談して選べられるから、有り難いわね。
まとめ
おおきた石材店の使命は
「お墓つくりの分からない、難しい」を「簡単に、理解しやすく」解説、説明する
だと考えています。
その一番大事なポイントが「見積書」です。
お墓を新しく建てたいとお考えの方はぜひ、おおきた石材店の「見積書」を体感ください。
















