「天山石」なら、何でもいいわけではない
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天山石記事は終わったつもりだったんですが、どうしてももう一つ書きます。
「じゃあ、天山石ならどれでもいいの?」
と疑問があると思います。
ズバリ言います、わよ。(書き方がおかしい。。。(^_^)
「天山石では、何でもいいわけではないのです」
実例をお見せしましょう。
一部モザイクを使用しております。(いつもですが。。。)
天山石で建てたお墓です。実は私が加工、施工を全てした、完全自社加工、自社施工というお墓です。
平成19年完成のお墓です。建てて12年ですかね。建てたばかりの光沢はないですが、まだまだ十分な光沢があります。そして、吸水率の低い天山石らしく、雨が上がったばかりですが、全く濡れた色むらがありません。まさに「天山石」らしい美しいお墓です。
全く同じ時に撮影したお墓です。
こちらも天山石です。こちらはお墓を建てたのは平成23年です。8年前ですね。
まだ10年経ってないです。で、どこで加工したかというと、国内の加工工場です。かなり丁寧な加工をしていただける加工工場で加工していただきました。もちろん、雨上がりですが、色むらもないですし、建墓当時の光沢も少し残っています。非常に美しい状態が残っています。
「天山石」の美しさが非常に色濃く残っています。
こちらも全く同じ、雨上がりの時に撮影しました。
平成25年に建てた「天山石」のお墓です。建墓後まだ5年くらいです。3つのお墓の中で一番光沢が色濃く残っていて、非常に美しいお墓なのですが、雨上がりに見ると、少し違う部分も見えます。雨が結構たくさん降った直後、あがった時に撮影したのですが、僅かですが、お墓の石がまだらになっています。
石が濡れて、色が濃くなった部分とそうでない部分で少し色が違っています。
実はこれは「中国で加工した天山石」です。30分程度経過したら、すぐにこのまだらな色はなくなりました。均一な色になったのです。
これは一概には判断しにくいのですが、
「同じ石でも、加工精度によって、吸水率が変わる可能性がある」ということを示しています。
理由はそれだけではない、かもしれませんが、少なくとも加工工程が違うと吸水率も変わってくる、ということは経験的になんとなく体感できる部分です。
もちろん、同じ天山石といえども、全く同質ではありません。極論すれば、同じ天山石でも採掘された石、採掘された時期によっても、吸水率は変わってくる可能性も高いです。
ですが、一つの要素として、
加工を丁寧に規定通りに磨いて作ったお墓とある程度工程を抜いて、短時間に光沢を出したお墓とは、吸水率が違ってくる可能性は高いと思います。
同じ高価な価格のお墓である「天山石」で作ったお墓なら、より丁寧で繊細な加工を施したお墓の方が耐久性が高い可能性が高いです。
どこで加工するかも十分考慮した方がいいですね。
このレベルの加工なら、ホントにいい、最高の天山石ができます。