「お彼岸にお墓参り」――春と秋、年に2回訪れるお彼岸。しかし、同じ「お彼岸」でも、墓石業界にとっては春と秋で大きな違いがあることをご存知でしょうか?
そして今、春のお彼岸を迎える前のこの時期が、実は墓石購入の「狙い目」なのです。
墓石業界の「本当の繁忙期」はいつ?
意外な事実:春より秋が忙しい
墓石業界の最大の繁忙期は**秋のお彼岸前(8月〜9月)**です。
秋が忙しい理由
- お盆にお墓参りをして、「そろそろ建てないと」と考える方が集中
- 秋のお彼岸までに完成させたい希望が殺到
- 「年内に完成」という駆け込み需要
春は比較的落ち着いている
- 年度末で忙しく、お墓まで手が回らない
- 「お盆までに」と考える方が多い
繁忙期と閑散期の違い
繁忙期(8月〜9月)のデメリット
- 石材店の対応が慌ただしい
- 納期が読みにくい
- じっくり相談する時間が取りにくい
- 在庫のある石材から選ぶことになる
閑散期(2月〜3月)のメリット
- 石材店がじっくり対応してくれる
- 複数の石材店を比較する余裕がある
- 納期に余裕を持って計画できる
- 細かな要望にも対応してもらいやすい
価格は変動するのか?
旧正月(春節)が価格の分岐点
墓石業界において、最も重要な価格改定のタイミングは中国の旧正月明けです。
旧正月明け(2月以降)の状況
- 石材価格が上がるリスクが高い
- 中国の人件費上昇、補助金削減などの影響
- 本年度も1割程度の値上がりが見込まれる
国産墓石との価格差が縮まる
従来の価格構造:
- 中国加工:100万円
- 国産:150万円〜200万円(1.5〜2倍)
価格改定後の見込み:
- 中国加工:110万円(1割アップ)
- 国産:150万円〜200万円(据え置き)
- 価格差が1.4〜1.8倍程度に縮小
これまで「高嶺の花」だった国産墓石が、相対的に手の届きやすい価格になります。
春のお彼岸前(今)が狙い目な5つの理由
1. じっくり相談できる
石材店に余裕があり、時間をかけて相談できます。特に今年のように雪が多い年は、まだ雪の中でもある近畿北部は動き出しが遅い傾向があり、比較的余裕をもって相談できるタイミングでもあります。
2. 納期に余裕がある
お盆や秋のお彼岸に完成させたい場合、今から準備すれば十分に間に合います。
3. 価格改定後の「新しい相場」を把握できる
中国加工と国産、どちらが自分にとって適切か、冷静に判断する時間があります。
4. 春のお彼岸で現地確認できる
お墓参りの際に、石材店と一緒に現地を確認できます。
5. 国産墓石という選択肢
中国加工の価格が上がった今、国産墓石との価格差が縮まっています。これまで予算的に厳しかった国産墓石が、選択肢に入ってくる可能性があります。
2026年の賢い選択
中国加工を選ぶ場合
メリット:それでも国産より安い、デザインが豊富。(ただそれがいいか悪いかはまた別問題ですが。。。)
注意点:今後も価格上昇傾向。
国産墓石を選ぶ場合
メリット:価格安定、品質確実、納期短い。
注意点:それでも中国加工より高価、石材の種類が限られる。
今年のポイント
価格差が縮まった今こそ、国産墓石を検討する好機です。
今、始めるべき3つのステップ
ステップ1:情報収集(2月中)
複数の石材店のホームページを見る。
ステップ2:石材店訪問・相談(2月下旬〜3月)
気になる石材店を2〜3軒訪問、見積もりを依頼。最近ではLINEによる見積依頼も増えています。
ステップ3:比較検討・決定(3月〜4月)
複数の見積もりを比較、契約・着工。契約時はやはり直接来店が多いですね。
よくある質問
Q:春のお彼岸前に契約すると、いつ完成?
A:3〜6ヶ月が一般的。今契約すれば、お盆前または秋のお彼岸前には完成します。
Q:今すぐ決めないといけない?
A:いいえ。春のお彼岸でお墓参りをして、実際に墓地を見てから決めても十分間に合います。
Q:国産墓石は本当に良いの?
A:品質、納期、アフターサービスの面では確実に優れています。価格差が縮まった今、検討する価値は十分にあります。
まとめ:価格上昇の時代、今が決断のとき
2026年の墓石市場は、中国加工の価格上昇により転換期を迎えています。
- 中国加工の墓石 → 1割程度の値上がり
- 国産墓石 → 価格据え置き
ということで、中国産(インド産中国加工も)と日本産日本加工の石との価格差が縮まる可能性が高いです。
春のお彼岸を前に、ゆっくりとお墓について考え始めてみませんか?価格が上がる今だからこそ、じっくり比較し、本当に納得できる選択をする価値があります。
今すぐできること
□ 中国加工と国産、両方の見積もりを取ってみる
□ 春のお彼岸のお墓参りの予定を立てる
□ 家族とお墓について、予算も含めて話し合う
春のお彼岸前の今が、最良のタイミングです。


















