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    お墓の場所選び、20年後も後悔しないために|豊岡市の長期的なアクセス不安を解消

    お墓に関する不安、その⑦。本日は場所の不安。

    「お墓を建てる場所、どこでもいいかな…」と思って決めてしまうと、10年後・20年後に後悔するケースがあります。

    場所・アクセスの不安は、今の自分だけでなく、将来の自分・子ども・孫の世代まで長く影響する問題です。今回は「バリアフリー」や「霊苑の比較」ではなく、もう少し長い目で見た「場所選びの不安」を掘り下げてみます。

    ◇ お墓ディレクター1級:お墓のプロの証、1級取得者は全国で2桁
    ◇ 墓地管理士:お墓、納骨堂、永代供養墓の法律の専門家
    (一社)日本石材産業協会正会員、兵庫県支部理事
    ◇ 石材加工技能士1級:石の加工の技能を表する国家資格
    ◇ 雨漏りしないお墓「信頼棺®」正規代理店
    ◇ 「地震に強いお墓」施工店

    おおきた石材店

    昭和の初めより三代続く、兵庫県豊岡市の小さな石材店。震度7の地震でも倒れなかった「地震に強いお墓」と特許技術「雨漏りしないお墓、信頼棺」の正規代理店。百年後に残るお墓を作っています。

    目次

    「今は大丈夫」が、将来の後悔になる

    お墓の場所選びで多くの方が陥りがちなのが、「今の自分が行きやすいかどうか」だけで判断してしまうことです。

    しかしお墓は、建てた後も何十年にわたってお参りが続く場所です。自分が元気なうちはよくても、高齢になったとき・免許を返納したとき・子どもや孫の世代が主にお参りするようになったとき——その視点で選んでいたかどうかで、大きな差が出てきます。

    「建てるときにもっとよく考えておけばよかった」という声は、10年・20年経ってから届くことがほとんどです。お墓を建てる瞬間は気持ちが高ぶっているため、将来のことまで冷静に考えにくい状況でもあります。だからこそ、石材店側から「20年後のご家族のことも一緒に考えましょう」と声をかけることが大切だと思っています。

    免許返納後、どうやってお参りに行くか

    豊岡市は車社会です。ほとんどの霊苑・寺院墓地は、車でのアクセスが前提となっています。今は問題なくても、高齢になって免許を返納した後のことを考えると、「本当にここでよかったのか」と感じる方が少なくありません。

    市内の公共交通機関は都市部と比べて便数が少なく、郊外の霊苑への路線バスはほとんどない状況です。さらに今後、路線の縮小・廃止が進む可能性もあります。

    「免許を返してからお参りできなくなった」という話は、実際によく耳にします。タクシーを使うにしても、お盆・彼岸のたびに往復すると費用もかさみます。お墓を選ぶ際には、「車がなくなったとき、どうやって行くか」を具体的に考えておくことをおすすめします。近くに住む家族に頼める状況かどうかも、合わせて確認しておくと安心です。

    子・孫の世代に、どれだけ負担をかけるか

    豊岡市では、若い世代が進学や就職を機に大阪・神戸・東京などへ移住するケースが多く見られます。将来、子どもや孫が遠方に住むことになった場合、お盆・春彼岸・秋彼岸のたびに帰省してお墓参りをするのは、想像以上の負担になることがあります。

    • 交通費・宿泊費がかかる
    • 仕事・子育てとの調整が難しい
    • 帰省のたびにお墓のことが重くのしかかる
    • だんだん足が遠のき、罪悪感を感じるようになる

    「自分が亡くなった後、子どもたちに迷惑をかけたくない」という気持ちは、多くの方が持っています。お墓の場所選びは、その思いを形にする大切な選択でもあります。

    子どもが遠方に住んでいる場合、「お参りの回数が減っても管理してもらえる霊園・寺院かどうか」も選ぶ基準のひとつになります。管理が行き届いており、年間管理費できちんと維持してもらえる場所かどうか、契約前に確認しておきましょう。また、永代供養との組み合わせを視野に入れることで、将来の後継者問題とあわせて解決できることもあります。

    霊園・寺院の「将来性」も確認しておきたい

    お墓を建てる場所として、霊園や寺院墓地自体が将来にわたって安定しているかどうかも、見落とされがちな重要なポイントです。

    豊岡市を含む但馬地域では、過疎化・高齢化の影響を受けている寺院も存在します。檀家数の減少により、寺院の維持が難しくなるケースも全国的に増えており、「建てた霊園・寺院がなくなってしまったら」という不安は決して非現実的ではありません。

    お墓ディレクターの視点

    寺院墓地を選ぶ際は、その寺院の活動状況・檀家数の動向・住職の後継者がいるかどうかも、できる範囲で確認しておくことをおすすめします。「長く続いている寺院だから大丈夫」と思っていても、後継者不在で突然廃寺になる事例は実際に起きています。見かけよりも公共性の高い墓地の方が将来は安心できます。地域の石材店は、こうした情報も把握していることが多いので、気になる場合はご相談ください。


    「気軽に立ち寄れるか」という感覚も大切

    アクセスの問題は、距離や交通手段だけではありません。「何となく行きにくい」「遠すぎて気が重い」という心理的な距離感も、長い目で見ると大切な要素です。

    近くを通ったときにふらっと立ち寄れる、日常の延長でお参りできる——そんな場所にお墓があると、自然とお参りの回数が増え、家族の心のよりどころになります。逆に「行くのが一大イベント」になってしまうと、だんだん足が遠のいてしまいがちです。

    お墓ディレクターの視点

    「利便性」と「管理のしやすさ」と「心理的な近さ」のバランスをどう取るか、は人それぞれです。「少し遠くても、広くてゆったりした霊苑がいい」という方もいれば、「多少不便でも、馴染みのお寺の近くがいい」という方もいます。正解はひとつではないので、ご家族で話し合った上でご相談いただけると、より良いご提案ができます。


    場所を選ぶときに、家族で話し合っておきたいこと

    お墓の場所を決める前に、ご家族で以下の点を一度話し合ってみてください。

    • 将来、主にお参りするのは誰か(子ども・孫・親族)
    • その方たちの居住地・移動手段はどうなりそうか
    • 免許返納後、どうやってお参りするか
    • 年に何回お参りしたいか、できそうか
    • 霊園・寺院の管理状況・将来性は問題ないか
    • 万が一後継者がいなくなった場合の選択肢はあるか

    こうした話は、なかなか切り出しにくいテーマでもあります。「お墓を建てるタイミング」は、家族でこういったことを話し合うきっかけにもなります。


    まとめ

    場所・アクセスの不安は、「今」だけでなく「これから先」を見据えることで初めて解消できます。

    免許返納後のアクセス車がなくても何とかなる立地か、事前に確認を
    子・孫世代の負担遠方からでも無理なくお参りできる場所か
    霊園・寺院の将来性長期的に安定した管理が期待できるか
    心理的な近さ気軽に立ち寄れる距離感・雰囲気か

    「場所のことで迷っている」「家族と意見が合わない」という場合も、ぜひ一度ご相談ください。豊岡市内の霊苑・寺院墓地の事情をよく知る立場から、ご家族に合った選択肢をご提案します。

    お墓ディレクターの視点

    また、免許返納の問題もそもそも「自動運転」の時代になれば、免許という概念がなくなる可能性もあります。一概に今の基準で判断できないこともあるので、悩ましいところです。


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    ※ご依頼を前提としない、どんなご質問でもお気軽にどうぞ

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    この記事を書いた人

    兵庫県豊岡市のお墓と墓石のアドバイザー。兵庫県北部での唯一の「お墓ディレクター1級」取得。供養のプロ、墓地管理士。「お墓」に関する記事を1500以上執筆中。現在お墓に関する記事を365日毎日更新継続中。(一日怪しい日があるが。。。)地震に強いお墓と雨漏りしないお墓を建てています。

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