Q336~日本五大紋って?
日本の文化でもある「家紋」
昔の家は必ず家紋があり、家のどこかしらにあったものです。
今は、
「うちの家紋って何だろ?」
って人、多いのかもしれません。
で、実は日本十大紋というものがあるそうなんです。
日本の家紋のうち、特によく使われている家紋10選ということですね。
その中でも特に厳選された(というより好まれた)家紋5選から。
日本で一番多い家紋は、
方喰(かたばみ)と呼びます。
「丸に方喰」紋ですね。
但馬地方には、これに剣をつけて
多い順に言えば、
「丸に木瓜(もっこう)」
キュウリの切り口の図案化とも言われています。
三つ目が
「鷹の羽」紋。
言わずと知れた鷹の羽を図案化したもの。
この「丸に違い鷹の羽」が圧倒的に多いです。
次が「桐」です。
高貴な家紋の一つとして有名ですね。
将軍様の家紋、水戸のご老公とかもね。
上のは「丸に五三の桐」の紋ですが、
「五七の桐」というのもあります。
「五三」と「五七」の違い、分かりますか?
最後がこれ。
「藤」紋です。
これは「丸に下がり藤」という紋ですが、
逆に
「上がり藤」というもんもあります。
言わずと知れた摂関家も務めた「藤原氏」の家紋です。
ちなみに「〇藤」とか「藤〇」とかいう苗字は
多くは「藤原家」から分かれて始まった氏名です。
「上がり藤」の方が上昇志向で良さそうですが、
「下がり藤」の方が但馬地方では多いように思います。
自然の摂理ですからね。
以上が日本の五大紋でした。