どこでも起きうる~「お墓倒れ、園児重体」(長野)


「お墓倒れ、園児重体」(長野県)

 

というニュースがネットで流れました。
とうとう、こういう事態が起きたか!!
という気がします。

Googleのストリートビューで確認させていただくと、
その保育園のすぐ近くに「お墓」があります。
そのお墓の石が倒れたかどうかはわかりませんが、
特に、古いお墓ほど、固定されていない可能性が高いのです。

また、
自然石を利用したお墓は最近はほとんど見ませんが、かつてはたくさん使われていました。
理由は加工しなくていいので、安く作ることができるから。
ただ、自然の石は形状が様々で、
お墓の石として、使った場合、不安定で倒れやすい場合もあります。

不安定なお墓
(※ 汚いイラストで申し訳ないです。。。(^_^;))

こういう形のお墓ですね。

見た感じで、不安定なのは分かると思います。
今なら、
台石との接地面積を広くしたり、
上の石と下の石の間に固定させる金具等を設置などを施しますが、
昔のお墓はただ置いてあるだけ。
触れば倒れることは誰が見ても明らかです。

 

 

 

安定したお墓

逆に、こういう形なら安定して、いいお墓(倒れないお墓)となるわけです。
同じ自然石を使ったお墓でも、その形状で、
非常に危険なお墓となったり、
むしろ安定したいいお墓(倒れないお墓)となったりします。

今回の事故の場合、新しいお墓ではなく、
このような古い、もしかしたら自然石を使ったお墓だったのではないかと
考えます。

こういうお墓は田舎ではよく散見いたしますし、
この古いお墓に「倒れにくい対策」をと言っても
かなりの費用を負担しなくてはいけなくなります。
むしろ、お墓などを「遊び場」にしない

というのが現実的な対応なのかもしれません。

 
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大北 和彦(おおきた かずひこ)
1966年生まれ。昭和元年頃から続く「大北石材店」3代目。さほどの強い動機もなく始めた石材業だったが、仕事を通じて石にかかわる楽しさ、墓の素晴らしさに目覚め、お墓のプロの証「お墓ディレクター2級試験」第1回試験に合格、その翌年初めての「お墓ディレクター1級試験」にも一発合格し、但馬で唯一の「お墓ディレクター1級を取得する石材店」となる。
本人は兵庫県でも指折りの「お墓好き」を自任するが、その大好きな墓石について、困っている、悩んでいる人が多いことに気づき、墓石についての疑問・質問に答えるため「お墓Q&A」をブログにて執筆中。
1000記事を目指している。