石屋さんが使う単位
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サイズを測るもの、いわゆるスケールとかメジャーとか呼ばれるもの。
こういうものです。
で、石屋さんがよく使うものは、よく売っているものと多少、目盛が違います。
上のものが私が普段使っている物。
目盛の下半分(弱?)がミリ目盛。
普通によく使われる単位ですね。
そして、上の半分(強?)の目盛が
「尺貫法」の単位です。
大きな数字で示されているのが、「寸」
1寸≒3センチです。(だいたいね)
10寸=1尺
10分=1寸
というのが基本です。
つまり、一番小さな単位が
1分≒3ミリ(だいたいね)
なのです。
「これだけなら、ミリ単位使いなさいよ!」
となるのですが、
それだけではないのです。
一辺が1尺の正方体。
その体積の出し方は
1尺×1尺×1尺
ですね。
この正方体の体積が「1切」という
石の体積の単位なんですよ。
お墓の石のサイズは「〇〇切」という体積で表します。
これを「〇〇㎥」「〇〇㎤」では、大きさのイメージが全く分かりません。
少なくとも私は。。。(^_^;)
なので、この石の大きさのイメージを理解するために
「切」を使い、
そのために
「尺」や「寸」や「分」を使い、
そのために
普通のホームセンターではほとんど売ってない
尺目盛付きのスケール(メジャー)を使わざるを得ない、訳です。
ですが、この単位、馴染みがないので
使ったことない人には、ひじょーに分かりずらい。
なので、
今後は
ミリ、センチ、メートル単位を使っていこうと思っております。
見積等にも今までは尺貫法で表示しておりましたが、
変えていこうとおもっています。