西日本一の銘石【天山石】を見に行こう
おはようございます。
兵庫県豊岡市のお墓と墓石のアドバイザー、おおきた石材店、大北和彦です。
先日、西日本を代表する銘石「天山石」の採掘場見学に行ってきました。
いつものことで、4時起床、4時半出発の早起きスタイル。
早朝7時過ぎには姫路駅到着。世界遺産「姫路城」が見えます。
久しぶりの姫路駅。
久しぶりの新幹線。思わず「撮り鉄」普通のN700系ですが。。。
天山石って、非常に強固で、ガラスコーティングしたような光沢が出て、素晴らしい石なんです。お墓に使う石の性質を比較するのによく使うのが、圧縮強度、吸水率、見掛け比重という数値を使うのですが、いずれも国内産ではトップクラス。
アメブロでも以前、「国産銘石ランキング」という企画をして、天山石は国産石でも最上位クラスでした。
「石のベストテン」~日本の石のベストテン
(「ベストテン」っていう響きが私世代だな。。。)
一般社団法人日本石材産業協会の中の私の所属している「顧客満足推進委員会」で作成した「国産銘石カタログ」にもしっかりと収録されています。非常に硬くて、水も吸いにくくて、重たい石なんです。
まあ、ぶっちゃけ言えば、「お墓にはもってこいの石」ってわけです。以前はかなりよく使わせてもらいました。お墓の石に。最近はすっかりとご無沙汰です。
今回の「天山石」見学会は15年くらいぶりに天山石の見学ですが、昔のイメージがあまりなかったので、初体験のつもりで参加させてもらいました。
(15年くらい昔に行った天山石の採掘場見学の時は、美味いラーメン食べたな、って記憶しか残ってない。。。)
博多駅からマイクロバスで迎えに来ていただいて、一路、唐津へ。
雨降りにならずによかったです。曇りですが、まずまずの天候。
お昼ご飯はここでいただきました。
高級弁当。美味しかったです。
採掘場は危険なので、ヘルメット着用が義務付けられています。
今回は2チームに分かれて、対戦形式で。。。
こちら、黄緑さんチーム。社長の奥さんは黄緑さんチームです。
青のヘルメットをかぶっているのは「青チーム」。ちなみに私は青チームでした。
天山石材の社長も「黄緑チーム」でした。このように、tenzanという名前を吹き付けるプレートを作って、出荷先が決まった石にはスプレーでtenzanと明記するそうです。
「天山石材」という漢字バージョンもあるみたい。その違いが分からないですが。。。たくさんの石が出荷先が決まって、発送を待っています。
さらに、石に「A」というアルファベットがスプレーしてありますが、これにも意味があるのです。