天山石を体感するツアー、久しぶりの旧友に会ったような、感慨があります。
久しく忘れていた人に、久しぶりに出会えたような、なつかしさ。
また仲良くしたいですね。
さて、天山石の謎のアルファベットですが、ぜんぜん謎ではなく、等級を表すアルファベットだったのです。
天山石材株式会社の田中義人社長は大学の先生と石材採掘会社の社長を兼務する非常に珍しい方で、学者肌です。この業界では珍しい。。。ですね。。。その田中社長がそれまで全ての石を同じ価格、同じ条件で販売されていたのを等級を作られたのです。
これ、一見、「高く売りたいからじゃないの??」
うがった見方すれば、そうともとれるんですが、全く逆の見方すれば、
「良いものとそうでないものを価格という物差しで明確に分ける」ということをされたわけです。
とても、いいことではないかと思います。
本当にいいものを欲しい方は建ててみてから、「そうでもなかった」っていうリスクが排除できるから。建ててから、あ、思ったより色の濃い、目の細かいいい石だな、ってことがあるのは、ホントにラッキーなんですが、逆に、「思ってたより、色も薄いし、目も荒いし、ちょっとこれホントに天山石なの?」というお客様も同じようにありうるってことです。
色が濃くて、光沢が素晴らしく映える石でお墓を建てたいお客様には、そういう石が行くように。
多少、色は濃くなくてもいいので、予算に収まる石でお墓を建てたい方には、そういう石が行くように。
色目は全く気にならないし、目も荒くても全然かまわない。でも、天山石をリーズナブルな予算で建てたい方には、そういう石を提供できるように。
等級分けは現代のお墓を建てる人のニーズに沿った、必然の区分けなんですね。
必死にメモを取っているKくんの目の前にある「S」の文字。スーパーかスペリオルかわかりませんが、最高品質の石。最高の色の濃さの石。
この「S」マークの石を田中社長は「紺碧(こんぺき)」と名付けました。これは、石材販売店が時々変なオリジナルネームを付けて販売しているのとは、訳が違います。
石の採掘業者が、自社の石の等級分けを数値で区分して、それぞれに名前を付けたのです。
そして、この「A」はそれに次ぐ色目の石、「銀剛(ぎんごう)」この違いは並べてみると、素人でも違いが分かる程度の違いです。
さらに一番色目の薄い系の「万葉(まんよう)」という区分けされています。ただ一つ言えるのは、どれも品質は天山石だということ。色や目の細やかさが違うだけで、見た目が違うだけで、品質は同じなのです。どれも天山石に変わりはない、ということですね。
西日本で最もお勧めできる石、天山石。一度、その目で見てみませんか?実物を。
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