「sunny」いいマンガです。
日曜日なので、お墓以外の記事を書いてみます。
「sunny」、サニー、
かつて、大衆車として一世風靡した、日産の名車。
トヨタのカローラと双璧として君臨した車です。
でも、サニーの話ではないです。
大事なものとして出てきますが。
親がいなかったり、いろいろな理由で親が育てられない子供たちを引き取って
一緒に暮らす施設、「星の子学園」
そこで暮らすいろいろな子供たち。
そこへ静くんというおとなしい子供がやってきます。
その静くんと施設一手のかかる春男。
最終巻、どうしてもお母さんに会いたい静と春男は
施設を家出して、トラックの荷台に隠れて関東へ向かう。
その様子がとても切ない。
最近、子育てに疲れている人、
子どものことがよくわからないと感じている人、
特にお母さんに読んでほしいマンガです。
子どもを書き続ける日本を代表するマンガ家、松本大洋の
最高傑作ともなりうる名作です。
心が少し痛くなって、
それでも生きていく子供たちの強さに
熱くなる一冊。